“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

20数年ぶりにひな人形を飾る。

2021-02-27 21:32:35 | Weblog

 横浜にお住いのブログ仲間Nさんが昨日投稿したブログの中に、舞岡公園内の古民家を訪問、立派なひな人形が飾られていた旨を紹介、合わせて自宅に所有する立派なひな人形を写真付きで紹介している。

 この記事を読んで、「うちのひな人形はどうなっているんだろう。確か屋上の倉庫に入れっぱなしになっている。最近開いていないので、虫にやられたり、お雛様の顔が黴で黒ずんでいるのでは?」と心配になった。このビルを新築してから32年になるが、二十数年前に一度出したばかり。

 遅い朝食を摂りながら家内と話す。

 「よし、今日は会社を休んでも大丈夫だから、これから出して飾ろう」。

 11時過ぎ、鍵をもって屋上に上がる。倉庫を開け、人形の入っている段ボール箱を引っ張り出す。

 段ボール箱は、もうパリパリと破れる。中身が心配。

 ひな人形は家内の実家がお祝いするのがしきたりと聞いていた。長女が生まれたのは1968年6月。初節句に家内の実家からお祝い金をもらい、二人で日本橋に買いに行ったことを覚えている。その後私は最初に組み立てを手伝っただけで、それ以降、人形は家内が組み立てるのは常だった。

 ビル4階の部屋にこれらを運び、まずひな壇の作成に入る。家内は、「初めから組み立てるのは、最初と今回だけじゃない?」と組み立てが大変なことを知っているので、あまり乗り気でない。

 どこから組み立てていけばよいかわからず、ひな壇の組み立てだけでまごまごする。

 二人でここまで組み立てるのに小一時間かかっている。

  家内は箱から人形等を慎重に出してテーブルに置く。

 後は説明書を見ながら並べていくが、細かなことは写真を見ながら進む。

  大雑把に並べたところで昼食。何と午後2時を過ぎていた。

 細かなところは写真を見ながら設置していく。

雪洞に電気も入った。

 家内はひしおこしを買いにスーパーに走る。店には、たった一つしか残っていなかったとのこと。残念だがこの一つとお餅を買ってひな壇に飾った。

手に持つものもほぼ組み立てた。

 若くして主人を亡くしてこのビルに帰って来、子供と住んでいる長女に電話。ひな壇を飾ったことを伝え、見に来るように話す。

この長女が誕生した時にもらったもの故、前の家でいつも飾っていたことをよく覚えていた。たいへん懐かしそうに一つひとつ眺めていた。 

 明日は、長男の孫娘たちが見に家に来るようだ。

 ひな人形を飾る習わしは、子供が健やかに末永く幸せに! のためと思う。

 3月3日のひなまつりまで幾日もないが、今年久しぶりに飾れたこと、そして娘が喜んでくれたことは本当にうれしい。

 これからも体に気を付け、無理せず頑張ろう!!

 このきっかけを作ってくれたNさん、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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