朝、目を覚ますと、地元の神社に駆けつけた。
神社は歩いて5分ほどの集落の端っこに鎮座する。
小さい時は、この神社周りが遊び場だった。
本殿もしっかりしている。靴を脱いで2段ほど上がり、賽銭を入れたのち、2礼2拍手1礼のお辞儀をして下りる。
横に廻り、彫刻を観て廻る。
元のままだ。
朝食時に弟は話す。
弟は5時過ぎに起き海岸まで散歩に出かけたとのこと。
彼が話す「途中の松林で、中を覗いている男の人に会った。観ていると向こうから「トキがいるよ」と教えてくれた。自分もそこに行き、松林の中を覗くと4羽のトキが止まっていた。2羽は真っ白かったが後の2羽はややねずみ色がかっていた。 しばらく観ていると、グワーッ、グワーッと声を出して金北山の方へ飛んで行った」と。
私「いゃ~いいところを観たね。私も帰るまでに見たい。わがふるさとの松林に巣を作っていると以前から言われているもんね」と。
鼓童のアースセレブレーションは夕方の6時開演。
鼓童役員には、以前から友人がいる。首都圏の郷土会団体役員をしているときに知り合い、佐渡に帰った時など一緒にお茶を飲んだりした大学後輩で群馬県出身。私も鼓童に寄付したりしてお付き合いを続けている。
アースセレブレーションの実行委員に電話を入れたら、彼が実行委員長となっていた。が電話は通じず。
16日午前、彼個人の携帯に電話を入れたら、生憎留守。しばらくしたら彼から折り返しの電話が入った。
彼 「別の場所にいて会えないが、開演前に小木街を流す太鼓集団の演舞を観ていただきたい」と教えてくれた。ありがとう。
そうなると、あまり時間的余裕がないようだ。歩きがゆっくりなので、中学校にも、海岸にも行きたい、と・・・。
車で廻ることとした。朝食後、一人で直ぐに出発。
まず、家から歩いて5分ほどにある真野陸上競技場グラウンドへ。
左側の建物は中学の体育館。佐渡一の400mグラウンド。
中学の時、ここで100m競争はもちろんのこと、400mリレーやサッカーもしました。
グラウンドから観る金北山です。とても懐かしい。
ここを見終えてから中学の正面に廻りました。
午前9時頃だった。脇に車を止めると、先に車を止めた先生が飛び出して来て、「何か御用でしょうか。私、ここに勤務しているものですが・・・」と尋ねて来た。私、「別に用事はありません。私、昭和〇〇年の卒業生で、写真を撮らせてもらいたいんですが」 と申したら、気持ちよく「どうぞ」と言って下がって行った。
真野中学校 正面。
正面から入ってしばらくしたところ。
真野中学校校歌が石にはめ込まれていた。懐かしい校歌です。
また、反対側には、真野中学校創立20周年記念として、2年先輩の同校卒業生で東京で教鞭をとられていたH先生の作品「かどで」がありました。
校舎は私共が机を並べた木造建物からは建て替えられていますが、玄関頭上の校章は変わっていません。ノートを開いた真ん中にペンが描かれている素敵なものです。
ここから新町の海岸に出てみました。
新町海岸から金北山方面を眺める。海岸は荒れ放題だが一時なくなった砂浜は残っていた。
右側から突き出ているのが二見半島。長姉は半島先のちょっと手前の白っぽい建物のある付近に住んでいる。
真野新町から真野豊田方面。
車を国分川の先端付近まで進め、金北山を望む。右手前の建物は、国際佐渡観光ホテル「八幡館」。
国分川の川幅は昔とあまり変わらなかった。
今日16日は、もう送り盆となってしまった。新宿中落合の梅干し屋からお土産として買っていったものを、送り盆が終わる前の朝食、仏壇から引き下げ、皆で食べようとしたら、義姉に「仏さんがまだいるのに先に食べるのか」と止められ、仏壇に返しに行った事故があった。小木に出発する前に皆で、仏壇前に備えてある瓜やナスなどを箱に入れ、大願寺に向かった。お墓にある花等を整理し新たに花等を備え、持参したものを別のところに捨て、手を合わせ仏さんを送った。
小木街の流し太鼓を観るには午後3時ごろには出発しなければならないようだ。
新潟から、実家の姪っ子が帰ってきた。数年間お会いしていないが変わっていない。
午後3時過ぎに5人いっぱいで、実家を出発。
駐車場がすぐに見つかり駐車。目の前はたらい船の発着場でした。
たらい船が楽しそうに出発してゆきました。
早速、小木の街方面に向かいました。
街の中ほどまで歩むと向こうから太鼓の音が聞こえてきました。
寄付のある家でしょうか、その都度家の前に留まり、一曲演舞します。
最後は街外れの木崎神社。
木崎神社では、代表の挨拶で終了でした。
近くの小木港で16時から開演するアースセレブレーション会場に急ぐ。
先にチケットを確保していた姪っ子たちと合流して入場を待った。
アースセレブレーションは、青空会場。芝生広場に自由に敷物を引き座って観しょう。スピーカーを使用するようだ。
演奏中はカメラの撮影禁止、録音禁止とのこと。但し、終了後のアンコールを2曲行うからその時はカメラ撮影OKとのことでした。したがって以下は、アンコール時の画像です。
18時開演、途中20分の休憩をはさんで約1時間30分の太鼓演奏。迫力満点。
芝生広場の両サイドの立見席の人たちは、リズムに合わせて体を左右に動かし、もう、リズムの虜。
チケット番号が早かったため、S席の前の方を確保でき、大変見やすかった。
翌日の新潟日報のニュースには、初日のアースセレブレーションへの入場は昨年の1.5倍の1200名と報じられていた。3日間続いた。
難点だったと思われたことをひとつ申し上げますと、スピーカーの音量調節がうまくいっていなかったように思われました。
笛の演奏の時、一流の演奏家でありながら大きな音を出そうとして音が割れるところがあったことは残念に思った。
2日目も太鼓の音がスピーカーであまりにも強すぎた、ブーンとして私は、耳を抑えてしまった。
続き。