Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

事前空調の威力は如何に

2024-12-29 | 雑感
今冬初の冷え込みだった。寝室は下階からの暖房で寒くなかったのだが、窓の外を見て実感した。樹氷である。前日の快晴から放射冷却ながら霧の朝で霜が着くのはそれ程頻繁ではない。一月になれば晴れ間に見れる樹氷であるが、12月としては珍しい。

朝一っ走りと思っていたが、流石にこの寒気では身体を傷めるだけだと断念した。夕方には少しは気温が上がりそうだが氷点下の儘である。室内で準備体操をして、手袋とネックウォーマーを持って行った。

冷えたワイン地所の上にも沢山の車が停まっていて、日暮れ前に歩く人も少なくなかった。すれ違う人は皆厚着をしているが、こちらはフリースとネックウォマーと絹の手袋だけだ。走っても寒くはないが、兎に角なにもかもが固い。結局耳当ても顎当ても必要がなかったが、零下の地面は固い。膝が疲れた。

少なくとも20ユーロ近く余計に払ったゴアテックス使用の靴で足も守られていることは確認した。今後冬季はこうした脚の保護は欠かせないと思った。

同様に車の新しい機構を試した。先ずは室内でギャラクシーからエアコーンオンの指令を出した。同時にドアも鍵を外した。実際に車庫に行くとエアーコンの音がしていて、車内は大分暖まっていた。32%迄落ちていたと思う。そして最終的に戻ってくると電気消費量は、通常の8%と前回は電気量で賄ったが、今回は残量が16%のところから戻ってくると10%迄に落ちていた。やはり寒いと電気量を使う。

室内からエアコーンを効かしておく処置は、特に車輛に充電ケーブルが繋がれているうちは、バッテリー量に拘わらず車庫出しから空調が効いていると無駄に蓄電量に影響することなく走りだせるという効果がある。盛夏でも厳冬でもこの効果は蓄電量を温存しながらの走行では価値が大きいと思う。

月曜も朝は氷点下の様なので、日曜日の夕方に車輛に充電ケーブルを付けておくと、車庫出しと同時に指定充電量と車内温度が保たれているので、最寄りのスタンドで燃料を入れる迄は最小限の蓄電消費で済んで、其の儘幹線道路で高速走行が可能になる。

走って来てから初めて試したのはハンドルヒーターであるが、これは指が生温くなって、運動した後の身体には馴染まない。零下二桁での気候ならば価値があるだろうがワイン街道ではあまり活きない。これも冬タイヤ装着での納車に伴う追加料金となったのだが、いづれ役に立つことも、車内暖気そして窓拭き噴射ノズル加温と共に活きると期待している。1月末のハノーファー郊外の宿からの帰路に如何に蓄電残量を使えるか否か?

もう一つ確認したのは、ヴォーダフォンとのメルセデスミー経由の契約で月毎1TBのフラットレートの数量である。これならば交通情報だけでなく、停止時のYouTubeやブッキングコムなどの使用にも十分であり、そこからのテーザリングで殆どのネット情報は使い放題であるかもしれない。数日間の旅行で、一日数時間走行するとして、十分なデータ量ではなかろうか。少なくとも三年間は無料となる。それ迄はスマートフォーンの容量はそれ程必要ではないだろう。

車を上げた時の様子が前から殆どSUVの様に見えるのでとてもお得な感じで嬉しい。



参照:
晴天の祝日二日目 2024-12-27 | 暦
来年の宿泊をブッキング 2024-05-29 | 生活
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イスラエルでの祈り

2024-12-21 | 雑感
体重が夏から2㎏、3㎏落ちている。此処十日ほどの食事が不順だったからだろう。そこに少し長い距離を走っているので、どうしても痩せる。車を引きとってからなかなか落ち着かない状況があった。先ずは機能を活かすために電話の変更など早めに済ましたかったからだ。同時に技術的に試す事が多すぎる。

洗濯物屋から山の上に向かって、今迄も地面が落ちてぬかるんでいるので停めにくかったところにバックで入ると、映像にもなにもないのに警報が近づいた。調べてみると下草の枝であった。これは使えると思った。

一っ走りして下りてきて、バイパス沿いの駐車場でホットポインツを使うヴォーダフォーン経由のYouTubeも試してみた。ZDFもなにもかも山の中では登録まで行かなかった。電話とホッツポイントの双方が入る場所でないと登録できなかった。期間限定だが、機能を試すには持って来いである。

兎も角ギャラクシーとも車上WLAN登録を済ましたので、フォーンからテーザリングでモニターを使える筈なのだ。あとは時間を掛ければよい。確認したのはその形式では時速6kmぐらいを超えると画面が消える。USBの方はどうなるか確かめる必要がある。更にLINUXをそこに接続まで試してみないといけない。

イスラエルからの演奏会評が流れて来た。マーラー交響曲九番を当地のフィルハーモニカーで振ったものだが、先日から出ていたブルーノ・ヴァルター指揮の影響が語られてもいる。なによりもバーンスタイン流の黄泉の世界を描いた交響曲ではないとするものだ。

既にブレゲンツでコロナ期間中に振ったのを第二の故郷のフェルトキルヒまで追いかけてに回聴いたので分かっている。改めてブレゲンツでの中継録音を流している。当時はそこでのマーラーツィクルスの最終演奏会となっていたんでとてもとても名残惜しさがあった。

実際にコロナ期間に話していた様にその後に指揮者がイタリアへと本住居を移しているので、お別れの気持ちが強かったのはよく分かった。生き別れも死別もそれほど差はないだろう。上の評ではアバドやクレンツィスにおける見せかけである「それゆえに人生よりも大きなものが描かれていたか」無しに、最後には手を突き出して数秒の祈りがさりげなくあったという。それらをして真の再構成であって、月並みをバラバラにするだけではないとしている。

まさしくそこでバーンスタインにおけるそれがシオニズムの音楽的表現そのもので、イスラエルの建国と今日までのそれを語っているようなところがある。勿論イスラエルにも多くのリベラルな市民がいて、その人たちの為に音楽をしているようなものであろう。

アバドよりもバーンスタインよりも15分ほど早いというが、今手元の録音でも二回聞いた印象でも決して走った印象はない。それとは反対に来年のベルリナーフィルハーモニカーの演奏ではさらに早くなるところもあるだろうかと思わせる。それ程深く息をするだろう。どんなに鼓動が早くとも溜息の動機は溜息でしかない。

燃料は70%から37%まで走行で使って更に2%を作業中に使った。距離からすると十数キロしか走っていないのだが、35キロ分を使ったことになる。冬はやはり電気燃費が悪いのかもしれない。然し街を出る時に時速50kmから強く踏み込むとエンジンが稼働したので基本的なハイブリッドの調整の仕方は分かった。



参照:
全てのものからのお別れ 2021-10-14 | 音
ディクテーションへと 2024-12-20 | 生活
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お試しのギャラクシー

2024-12-19 | 雑感
テレコムショップに出かけた。前夜に聞いたワイン街道の街の店では駄目だった。ネットで見て、直営店ではなかったのでどうかなと思っていたが、やはり代理業者では駄目だった。10時20分ぐらいに着いて、地下ガレージに車を入れて、1.5ユーロは安かったのだが、目抜き通りを歩いて、戻ってくる。

次の街のランダウのショップが直営ということで、市街地はほとんど知らなかったが出かけた。街自体は比較的頻繁に出かけるので知っているのだが、街中を歩くことは殆どない。目抜き通りは初めてだった。そこで道を尋ねたりする。学生の街なので女学生が若い外国人を連れていたが、とてもナヴィを見て親切に教えてくれた。他所から来ている人も多いのだろう。

車は道端に初めて停めた。頭から入れたのだが、カメラなどを見て目一杯前後できるので、出来るだけ歩道脇に停めれた。そこに停めて、傷がつけられるようでは仕方がないというか、余程おかしな歩行者が歩かない限り大丈夫である。

50m程で看板が見つかった。既に11時45分程になっていたのだが、幸い三席の一席が開いていて、お兄さんが相手をしてくれた。自分自身でも確かめないと分かりにくい、二つの電話番号移行と契約解約、そして新携帯契約に現在使っている3Gプリペイド番号の移行で電話を貰うまでが目的だ。この最後はネットで簡単に可能だが、固定電話の番号移動はネットでは出来ないので、ホットラインでも時間が掛かりイライラする、ここまでのことを一挙に行うならば態々出かけるしかないということだった。

電話移行の手間があるので、固定電話の月毎39,95ユーロを携帯の34,95に回すのが最大の目標だったので、新たな番号なら1ユーロになるスマートフォンが99ユーロになったが、毎月5ユーロ少なくなるのは大きい。同時にスマートフォンもガラクシーA35が半額となるので、まあ良しとした。20か月分でただの計算になる。要するに契約解消までに無料になる。それが大きい。

韓国製を使うのは後にも先にも初めてである。中に入っているものはいくつもあるが、韓国人の考える製品思想は全く未知である。正直中華製品ほどの馴染みもない。そして価格だけが高いという印象がある。購入予定のタブレットもアップル以外は中華製のアンドロイドを使う。先ずは二年使ってみてアップルの方がよくなるかどうかだ。そもそも車のボードコムピュータに繋ぐだけなのでモニターなどの良さは関係がない。

携帯契約自体は即完了するということで、電話をまた取りに行ったりする気持ちもしないのでそこで貰って来た。抑々Nokiaの携帯電話を車無しでは充電しなければならず、使いようがなくなったので、一月分は契約料が被るが、先ずは使い始めて慣れておきたい。

欧州内5Gで5GBの容量で無料電話となるので、車の使い方としてはそれ以上に要らない。車中でなにをどのように使うかであるが、ホットスポット通常のネット情報以外に、長旅でYouTubeあたりをどれぐらい流せるかぐらいである。デジタルコンサートホールのアーカイヴなどは落としておけば全く問題がない。やはり次には如何にノイズキャンセラーイヤフォーンを使いながら、なにがそこで再生できるかでしかない。本日中にケーブルも来るだろうから先ずは試してみないと何とも言えない。



参照:
真ん中に入れるべき 2024-12-18 | 生活
引きちぎられる携帯電話 2008-01-23 | 歴史・時事
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本拠地でのグーラッシュ

2024-12-14 | 雑感
承前)ジンデルフィンデンの本拠地に出かけたのは二回目だった。意外に駅から近かった。そして第一門から伸びて行っていた。ヴィデオでも聞いたのだが、BASFの化学工場とは異なり、敷地は狭いが三万人以上が同敷地内で働いているので、研究施設も含めて密度は遥かに高い。その代わり人数当たり倍の医師が常駐しているとあった。

敷地内に小さなテストコースがあるのは知らなかった。そこで世界のあらゆる市場の路面がもされて造られている様だ。今回の見学で明らかになったのは、海外市場も完全にそこで統制していて、国内のブレーメン工場などへも物資共にネットが密なことを知った。今でも場内に引き込み線があるのもその物量を証明していて、海外向きのマイバッハなども露店にカヴァーして停めてあった。嘗て雹が振って400台ほどがお釈迦になったことがあるようだ。

そこではマイバッハやS、Eクラスが生産されていて、驚いたことに流れ作業で左右ハンドル両方が、そしてあらゆる注文が同時に流れている。塗装でも同じような様で、留めておいて纏めてということはないようだ。

左ハンドルでの日本市場では車種に拠らず故障が多いとされるドイツ車であるが、生産工程では数の熟し方が異なるというのはあるだろう。但し見ていると、仕事内容は各々が頻繁に替えているので、どちらにしても慣れというのはフェラーリの様に一つの車に集中してということはないのであまり変わらないのではないか。設計もテストも上の様に左ハンドルでも試されている。

なるほどエンジンの製作者名も書いてある倍の価格のもとのとはやはり制作過程が異なるのは事実で、それを進めると如何に細かなところまでとなるのだが、工業製品にそうしたものを何処迄求めるかという問いかけはある。最初から問題があれば保証が有効になる。床下もジーメンスの籠式の移動で立ったまま仕事が出来るようになっている。

案内したオヤジはクライスラー合弁になってからの最初のマイスターだったようで、ベルトコンベアーで動くのに合わせて横歩きしていたというが、今は木の床が動いている。そして陽射しが上から射すようになっている。そうした最終の組み立てはラインでの手仕事で、前回はあまり見た記憶がなかった。前回はバスで鋼板の工程から見たので全体の流れは殆ど見れた。

時間がなかったのでお昼の接待は30分で済ませた。グーラッシュを選んだ。朝からなにも口にしていなかったので、見学前にはどうしても食したかった。特に寒かったのでそれだけで違った。エスプレッソも悪くなかったので、それに関しては不満はない。34ユーロかけて時間を掛けて取りに行く価値は十分にあった。

マイバッハの主な市場は中共で、その次に韓国、アラブ首長国とあった。合衆国は小さな車でもハイパワーを選ぶのに対して、中共は大きな車に小さなエンジンを積むので特別仕様となる。それ以上に重要な市場は防弾仕様で、3.5T以上にそれの為に一工場を使っていた。それには当然12気筒エンジンが積まれる。こうして考えるとまだまだ古い仕様の市場が残っていて簡単にはやめられないのもよく分かった。

当日は400件ほどの引き取りがあったようだが、マイバッハやSクラスは別棟になっているので、そのようには見えなかった。最終の同じ時間帯に引き取ったのは四件ほどだった。



参照:
時代のテールランプ 2024-12-10 | アウトドーア・環境
幼子を迎える準備 2024-12-08 | 生活
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マンハイムから冬の旅

2024-12-12 | 雑感
無事シュトッツガルトから戻って来た。但しバッテリーの容量を7割も使ってしまった。全体で5割強は電気で走ったようだ。通常のハイブリットプログラムで大きな渋滞にはまるとそうなるらしい。出来るだけ充電を避けたかったので、これは少し残念だった。

もう少し時間稼ぎしたいので、明日にでも峠をオットーモーターで坂を上がって、ハイブリットの充電モード下りてこようと思う。これで20%でも稼げれば今後とも出来る限り充電を避けて使えるかもしれない。まだ30km程は電気で走れるのだが、バッテリーが傷むと困るので急いで補充したい。走りに行くのも嘗て走っていた山の上に行くと少なくとも帰りには充電できる。

基本は街中ではハイブリッド、郊外に出たらエンジンに切り替える。充電モード最大で走ると近所走行では充電できないか。それで70%充電ぐらいに出来れば最もいいだろう。試してみないと分からない。

朝一番でマンハイムに向かった。ナヴィでは渋滞で一時間ほど掛かるとなっていたが、45分ほどで着いた。出かけ前に最後の一枚を撮った。改めて見ると今回の新車よりも正面は人気があるのが分かる。戻って来て新車を写すと結構ごつい。幅が広くてきっちりと停めないとドアが壁に当たらずに開けられない。ミラーも畳みこむ必要がある。それでも明らかにアウトバーンの工事現場でも走りやすい。

10時までに番号札を受け取り用事を終えて、12時のマンハイム発のICEまでの時間で、ネット設置の登録をする。それで電話などがなくてもホットポインツに入れるので、ナヴィでの情報には事欠かない。あとは新しい電話を準備するだけだ。

11時過ぎにタクシー券で駅に向かい30分ほど待つ心算が、いつものように30分到着が遅れているので、地下の本屋などを覗いた。やはり日本の作家の本がとても多い。それ以上に売れているのはユーヴァルノア・ハラミの「ネクサス」で英語版やら色々と売れているようだ。所謂情報選択若しくはエコーチャンバー効果などを扱った本だろう。

結構駅内は何処も寒いのだが、本屋だけは寒くなかった。12時22分に無事に出発で13時3分ごろに到着する。途中は新線で時速264km程でていたが、横揺れはあってあまり自分の車と比較して優れているとは感じなかった。中央駅のシュトッツガルト21工事で10分程移動時間が必要だ。それでも13時15分頃の地下の電車に乗れたので、目的地には13時45分ごろに着けた。バス乗り場を探さなければいけなかったが、無事到着である。そこからはポルシェやらフェラーリを展示場を越えてメルセデスの本部へとシャトルバスが走る。

前日にネットでベーブリンゲン迄安めの乗車券を購入していたので、34ユーロでそこまでたどり着いた。ICEもゆっくり座れて、その後の電車も座れた。乗り捨てのレンタカーも考えたのだが、やはり無駄な時間が掛かり過ぎただろう。

チェックインは予定の14時30分よりは早く出来たのだが、それから番号札を渡したり、打合せして食堂に向かったのは結局15時の工場見学の30分前でしかなかった。朝食も摂らずに、コーヒーとかココアとかで、暖まりながらそこまで食事せずに寒い中を動いたのだった。(続く



参照:
時代のテールランプ 2024-12-10 | アウトドーア・環境
quaque nocte? 2024-12-11 | マスメディア批評
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破廉恥を一括処理へ

2024-11-22 | 雑感
熱で寝込んでいたので車輛のこと以外での事務仕事が遅れている。服用をロキソニンに替えてから腰痛も楽になった。それでもまだ本調子ではなく、走りに出かけられるほどではない。食事は既に二回程しっかりと摂れたが、それでもまだしっかりしない。インフルエンザなら一週間ほど罹るとなると週末まではあまり期待できない。

来春に日本で公演をするバムベルク交響楽団のプログラムが話題になっていた。なぜならば、最近同地ではやりの日本人タレントの抱き合わせで、二種類の二人のソリスツ、そして後半にベートーヴェンとかブラームスとか言う名曲演奏会となっている。最初の小さな曲だけがオマケでついている。

それを知って、日本では今話題のフルシャ指揮バムベルク交響楽団の市場価値がその程度と知った。個人的にも九月まで聴く機会がなかったのはバーデンバーデン辺りではやはりつまらない指揮者とつまらないプログラムのドサ周り交響楽団でしかないからだ。なぜそうなるかは既に言及してあるが、一方では州都ミュンヘンでの客演では大絶賛されていて、ラトルが早く辞めてフルシャになって欲しいという評があった。そうした評価は別にして、中都市バムベルクの交響楽団としては新たな黄金期となっているのは間違いない。

日本のチラシにはドイツ随一とあるのは意味はよく分からないのだが、数少ないドイツの交響楽団でも独立した風情はある。そこで来年の極東旅行でもツアーで膨らむCO2排出への見解として、台湾とソウルではレジデンスとして滞在型で多くのコンサートとして、教育プログラムを数日の間に設けている。バムベルク市の意向もそして文化施設としての環境への見解でもある。

指揮者自体がフランクルトでのプログラムにも示していたような取り分け考え込まれた選曲をしているのだが、日本ではあまりにも破廉恥な演奏家が破廉恥な演奏会をするような形になっていて、如何に日本はどのような分野においてもガラパゴスとなっている。

そして今兵庫県で起こっていることは安倍政治の時代に培われた反遵法精神でしかない。疑惑の知事がその所業を百条委員会に諮られ乍ら、議会全員一致の不信任決議が出されて、失職、再選挙に打って出た。そしてデマゴーグの力で再当選を果たした。有権者は県政の混乱を望んだとされた。その大衆扇動と洗脳の工程がしっかりとネットに記録されている。

そして水曜日にネットではそのデマゴークの中枢が自ら名乗り出たことで、公職選挙法で禁止されているネット工作を含む広報活動を一挙司ったとされる。既に知事は遵法的なポスターなどの制作以外は依頼していないと否定しているが、様々な物証はネットに上げられ、そして証拠隠滅が今現在も進んでいる。連座責任を免れなくなってきている。西宮の苦楽園にある事務所から為されているらしい。

公選法違反の選挙買収などの他に、その業者が県の納入業者だったようで場合によれば収賄になるのかもしれない。どちらに転んでも詰んでいる。失職、公民権停止となるのか、遅かれ早かれ再選挙になるのは間違いないだろう。想定していたよりも早かった。

また再び
#さいとう元知事がんばれ



参照:
聴く機会がない交響楽団 2024-10-01 | 音
音楽芸術の時空の流れ 2024-11-20 | 音
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アウトバーン走り絞め

2024-11-13 | 雑感
アウトバーンの走り絞めだった。幸いなことに心配されたようなお湿りもなく、気温も摂氏3度以下とはならなかった。直線では時速230kmまでは出せたが、それ以上は無理だった。それよりも高速の僅かなカーヴでも挙動が安定しないので170kmでも走行が怖い。勿論最早信じられないブレーキディスクを庇う為に急ブレーキは掛けないようにしている。それでも三四回は強めに踏んだ。それ以上に踏むと急ブレーキになるようABSが誤作動することは知っている。つまりブレーキがコントロールできない。

挙動が安定しないのは前輪のシリンダーのコイルが折れているからだろう。然しそれだけではないバンクがある。この車両の最大の欠点で箇所で、2000年当時はまだまだBMWのカロッセリー技術には及んでいない面があった。そのBMWも新中古車で10年程で三十万キロを越えて、直線走行は出来なくなっていた。

エンジンは徐々に吹きが悪くなってきていたのでそのような節約走行をしていたのであまり気が付かなかったのだが、追い越しや寄せなどのタイミングが合わせ難い。それは市街地でも空気が溜まって吹かない時を除けば信号発信は問題がないのだが、回避とか車線変更などではもたもたする。昔爺さんが帽子を被ってメルセデスを運転していたら要注意というのがあった。そうした状況になっている。

車に合わせて運転しているのだが、やはりこちらの視神経から脳への情報とそこで判断するときにそれを手足に送って機械が動くまでのタイムラグがフィードバックされて判断されている。あり得るのは年寄りになるとその神経の伝達の遅れがあるうえに古い車を乗っていると更に判断に安全指数が掛けられるということのようだ。その双方の遅れがどれぐらいか。

遅れが1秒に近いとなると、最近の試乗したかった車で言えば3秒以内で時速100kmまでを出していることを考えればその差は大きい。正直私自身の場合は、新しい車で動きに関しては大きな二輪車ぐらいの運動性はあるので、可也身体の如く動かせるようになる。余計に自身の神経もされるかもしれない。その点ではアウトバーンにおける神経はブレーキを掛る早さと、動体視力ぐらいで、前方の車のきょどに関しては見ているので視力だけの問題である。だから最高品質のヘッドラムプと視界だけで最高速度と高い巡航速度への影響はあまりない。四輪駆動はやはり心強い。

往路では何時もの経路が閉鎖されていて、30分以上余分に時間が掛かった。前回の訪問時に電気自動車の充電ステーションで場所を取られていたので早めの18時40分ぐらいに入庫したが、階下は殆どなかったようだが、嘗てとは異なって混んでいた。

そうした渋滞でもイライラすると怖い状況は表れる。ナヴィも無料のいい加減なものを使っているので取捨選択してしか使えない。これも全く次元は変わる筈だ。

往路でライトバンタイプの新車と同じ白い車を抜かした。やはり白いと夜目に幅広く感じた。走行感は後ろから見ていても安定していた。帰路も飛ばして無事22時53分に帰宅できたのでよかった。あとはひたすら何ごともなく乗り換えるのみだ。



参照:
雨降って足元が温まる 2024-11-12 | ワイン
木霊する時の隆盛 2024-08-20 | 歴史・時事
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歩きたい綺麗な街路

2024-11-10 | 雑感
長袖の下着を出した。火曜日に着るかどうかを検討する為にも試してみる。一度長袖にすると戻れないと思ったから慎重だったが、一年で最も寒く感じる数週間に燃料を節約しながら生活するには悪くはないであろう。寒い中を走って来ると身体は暖まるのだが、直ぐに足元から冷えて来る。筋肉はついていても走ると脂肪分が落ちてくるので余計に寒いのかもしれない。

部屋をリフォーム時にはそこも留意したいと思う。木組の床の上には防振防音と遮温を兼ねてのスチロール剤が敷いてあるのだが、その上の表面も影響があるだろう。夏の涼しさは天然木が最もいいだろうが、室内の吸音とか冬場を考えると違ってくる。

現在は化学繊維のカーペットになっているのだが、薄くなって繋ぎ目がズレて酷い状況である。リフォーム後34年経過しているので仕方がない。毛並みがしっかりしたカーペットは共同の場の階段に敷いてあって、それ以上のものが欲しい。要するに掃除なども問題がないので、いい素材は幾らでもあると思う。場所によって板も併用したいが、具体的には思い浮かばない。なによりも響き過ぎると絨毯で抑えないといけないので二度手間になる。一区画の事務所専用を板の間にすると、場合によっては演奏もパーティーも可能かとも思ってはいる。その場合は屋根裏区画も板になる。可也響く。そちらは街道際の部屋になるので現在以上に窓の遮音を強化する必要があるか。

来夏の音楽祭のプログラムが発表になってくる。なによりもルツェルンのベルリナーフィルハーモニーのプログラムで、ベルリンの初日に続いてそこではヴェーベルンとツィムマーマンとブラームスの組み合わせで、今迄何度も流れて来た組み合わせだ。交響曲一番は難しいと思うが、失敗ないプログラムで、二日目には5月のマーラーフェスティヴァルに継いで九番の交響曲が演奏される。これもブレゲンツとフェルトキルへで二回聴いたのでその方向は分かっている。決定的な演奏となる筈だ。恐らく11月の日本公演のうtらプログラムに東京でも演奏される。そろそろ日本でもバーンスタイン指揮やその亜流のシオニズムマーラーからお別れする時だろうか。因みに東京公演でのメインのプログラムは予想しがたいが、基本はあまり売れないような作品だ。復活祭でプッチーニだけがなぜか突出している。レスピーギはあり得るのではないか?

早めに床に入った筈だが、明け方トイレに立って、寒くて出入りするうちに、やはり眼が覚めつらかった。目薬もあって調子は悪くないのだが、この寒い時の疲労感は独特で山中での就寝にも似ている。昼にも眠気を引きづる。

火曜日のフランクフルトの天気予報も結構寒い。厚着して行かないといけない。ミラノから戻って初めて靴袋を開けた。思っていたよりも傷んでいない。イタリアは少なくとも北は石畳があっても街路は綺麗だ。フランスの様なことはない。距離は短くても歩きやすい場所ばかりで、劇場のトイレなども綺麗にしてあった。旅行用の靴は色々なところを比較的歩いたので草臥れているが、火曜日に戻って来てから同時に手入れをしておけば、新しい靴の方もまだまだ問題がないだろう。しっかりした靴もやはりあるととても助かる。踵上げの中敷きも必要なものはもう少ししっかりと接着しておいてよいかと思う。



参照:
立冬での洗濯日和 2024-11-09 | 暦
四半世紀を越える感興 2024-10-28 | 雑感
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験担ぎの三位一体

2024-11-05 | 雑感
新車は14日に準備出来るそうだ。どうも車検切れからの日に合わせてきたきらいがある。購入費を揃えないといけないので、まだ様子を見て引き取り日を決める。そういうことで追加のオプションなどはつけれなかったが、価格からすればもうそれで十分だと思う。安全性も現在のキーは振動を止めれば車輛と交信しないことになっているので、リークで盗まれない様になっている。安全性は高い。いづれにしても14日以内となっているので待降節までに引き取る。

そして車の番号選びとなる。基本は地元が三文字で始まるので ― 因みに大都市は一文字からで、多くは二文字、三文字は繋がりで珍しい ―、だから余計に後ろは出来るだけ短くしたい。とはいってもそれなりの登録数があるのは同じで、二文字に三桁数字が続くのが標準。

今迄三種類の番号を登録したが、最初のは確かCS-341、そして現行はDT-xxxであった。自分から選んだのではなくて、代行の人に適当にやって貰ったおかげで殆どその意味はなかった。当時はネットによる予約制度がなかったからだ。そして今回はメーカー支店の方が予約のリンクを張ってきたので、そこですることにした。自ら出かけてと思っていたが気が付かなかった。前回は新車を取りに行く時に持参したかと思う。今回もそうなのだろう。

然し自身で選択するとなると、先ずは短い方がいい。それでもあまり人から憶えやすかったり、個人情報がその儘は危険な場合もある。女性が生年月日や年度を入れているとほうほうと思うこともある。それ程にその前は二文字イニシャルは多い。

さて先日に続いて改めて試してみた。するとイニシャルを使ってとなるが、その場合に10が余っているが、考える。近所の人が見たら直ぐに分かり、更にその次の数字を詮索される。詮索されるのは見ず知らずの人に覚えられるよりも嫌である。

色々と試してみるといい数字はあまり出て来ない。10、12、60どれも拒絶する番号ではない。最初に一文字では60以外では、三ケタになり911の様に車の形式番号でも考えたが、素数ではなかったのでやめた。イニシャルに続き二桁で生年を入れるのは前記した様に避けて、また出来るだけ月日も入れたくない。

それならと適当に若干自身にも関係がある最初二文字を試してみた。すると一桁の可能性が出て来た。そこで人気があるのはやはり1と7のようで残ってはいなかった。7は私自身にも運命の番号らしいがそれ程好きではないので、1ならば即手を付けていたかもしれないが、それ以外で素数となった。

こうなると最早験担ぎの世界である。二文字の一つを一つを犠牲にしてもなかなか見つからなかったが、なんと3が見つかった。そして二文字のコンビネーションが見た目に良かった。12.80ユーロの予約料で押さえた。調和の3が悪い文化圏など殆どない。なんとなく字面で脳裏に浮かんだのはドーヴァー海峡で隣に停めていた英国貴族のロールスロイスだ。



参照:
地中海の海岸に遊ぶ 2012-04-09 | アウトドーア・環境
おばあちゃんの夢 2024-10-24 | 料理
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あり得る結果は二つのみ

2024-11-04 | 雑感
流石に寒かった。布団の中でも肩にも寒気を感じた。予想では朝から陽射しがあって、もしや繰り上げでの洗濯日和かと思っていたが、午前中は陽が出なかった。その分午後も室温が上がらない。そして翌日も放射冷却で摂氏2度に下がるようだ。

そこで心配になるのはフランクフルトに出かける時に雪でも降らないかで、現在の擦り減った夏タイヤでは到底雪道は走れない。そして立ち往生したり事故にでもなると、車検切れが大きく圧し掛かる。

しかし現在の予報からすると先に週間ほどは安定していて、摂氏5度ぐらいから12度ぐらいまで収まりそうなので、積もるようなことも降ることもないだろう。もしそうでないと冬タイヤに履き替えることになる。

寒さを前に久しぶりに入浴した。前回は9月中旬であったので一月半ぶりになる。垢が溜まっていたようでさっぱりした。以前は寒さを堪える為に入浴した時もあったが、また二日もすれば寒さも緩みそうなので、それを乗り越えると暖房入れを大分先に延ばせる。

週末の夕食にはブルゴーニュのフィクサンの2020年物を開けたのも丁度良かった。まだボルドーを開けるには早い、まだ寒くなるからだ。これでココを乗り越えられるなら無駄な暖房費に比較すれば安いものである。

陽射しが足りずにまだ寒ければTシャツから長袖の下着に取り換えれば暖かさがまた違ってくる。足元の冷えは暫くなら膝掛でもなんとかなるだろう。

11月1日金曜日にセルビアの第二の都市ノヴィサドの駅舎事故が報道された。14人の市民が亡くなっている。抑々都市を知らなかったので調べるとドナウ河畔の上流の左岸で、二十万人規模であるからルードヴィヒスハーフェン程度の古い町のようだ。丁度ヴュルツブルクのような擁壁があって、旧市街も大学もある。
Serbia Train Station Collapse Possible Causes Novi Sad


事故は7月に修理した駅舎正面の軒がごっそりと落下して、正午時にその軒の下のベンチに座手散る人は殆ど即死状態だったようだ。生き残ったのも壁に架かった軒との間で圧死しなかった人たちのようだ。

監視カメラの様子を見ると、到底逃げれるような落下ではなくて、一瞬にして何十メートルものコンクリートの軒が落ちている。そして軒の上には駅前広場の緑に合わせてか芝が植えられていて、重量を増していたようだ。リフォームということは勿論そうした問題点を解消することにあったようだが、中共の会社が請け負ってこうした大事故につながっている。

愈々合衆国大統領選挙の情勢が見えて来た。これも世界の社会情勢に大きく影響するので、目を離せなくなった。それをして上手にいう笑い話がある。結果は二つしかないトラムプが勝利するか、またはトラムプ派が不正選挙を訴えるかである。国外逃亡する前に早く逮捕監禁して貰いたい。



参照:
ハロウィーンを前に 2024-10-31 | 暦
永く記憶に残る熱狂 2024-09-19 | 音
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四半世紀を越える感興

2024-10-28 | 雑感
夏時間が終った。一時間早く目覚められるのは快適である。仕事もしやすい。夜が長くなるが、ゆっくりすることも可能になろう。

楽劇「影のない女」から「ばらの騎士」へ。偶然だろうか、何度も書いているが前者は自分自身にとっては移住への切っ掛けになった作品である。後者も楽劇としては最も観劇している作品の一つかも知れない。

2022年の秋からお勉強準備に言及してある。特に演出のリディア・シュタイヤーの三部作としてパリ公演での楽劇「サロメ」への関心があった。「影のない女」主演のヒーヴァ―が、少女サロメの自慰行為をする演出だった。それと2023年2月からの仕事上での関心からのセックスチャットへの興味とは無関係な筈なのだが、全く無関係とは言えないと感じるようになった。

一つには大きなトレンドとして合衆国大統領選挙でも最終段階で登壇したミシェル・オバマの女性自身への内容自体も女性の性に関する応援演説内容だった事実がある。よって必ずしも個人的な関心とは考えられない。

そして、その頃には情報もなく予定もしていなかったスカラ座での日程が発表されたのが2023年初夏だったかと思う。宿を早めに準備しておいて、ティケットを購入する迄は計画を暖めておいたことになる。ミラノへの旅も前世紀以来であり、仕事の関係で滞在していたのでそれはそれなりに思い出もあった。

楽劇「ばらの騎士」は自分自身にとってはそれ程の大きな意味を持たなかったのだが、今回の公演に接して明らかに新たな体験となったことも別途記している通りである。然しこちらの演出は2016年のショスタコーヴィッチ作曲「レディマクベス」の演出と同じくハリー・クッパーの晩年の仕事の一つだった。

その間に2001年から使用していた乗用車の廃車へと最終段階を向かえるようになっていて、これも最初から最後までということで初めての体験であった。たとえ無機物であっても23年間も使って三十万キロもそれを走らせていると様々な体験がそこに纏わる。センチメンタルジャーニと書いたのだが実は全くそういうものとは異なる感興を覚えている。まさしくそれが新たな体験の核心でもある。

都合がつけば出かけようと思っていたミュンヘンでの「ニーベルンゲンの指環」前夜祭「ラインの黄金」初日の生中継放送が流れている。殆ど聴いていないが、少なくとも管弦楽の響きがとてもラフで — 当夜の感想を評論家のティール氏は「アンチ混合音色」と表している —、敢えてそうした響きで真っ当な音を出していない。演出にも合わせたつもりなのだろう。勿論映像を観るか更なる情報を得ないと結論は出せないが、来夏にでも改めて出かける準備をしていたその価値はないかもしれない。

なにもこちらの許容限度が狭くなってきているのではないのだが、少なくとも本質的なものを追及する迄もないスタイル的なものを賞味するのは最早時間の無駄となってきている。それは新しいトレンドとかオーソドックスとかいうものとは全く無関係で、人の姿勢によるものだ。新年には新作をシュタイヤーが演出してエンゲルが振る世界初演に出かけるが、それも何も新しいものだから興味があるのではない。



参照:
形而上への一瞬の間隙 2024-10-27 | 音
ペトレンコの日本への真意 2023-10-21 | マスメディアきて
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幻のコモ湖畔の昼食

2024-10-15 | 雑感
雨の合間に走った。四日間殆ど歩いていないのでとても厳しかった。車で移動していると旅行中に歩いたのは駐車場とスカラ座との往復、ワイン地所での写真撮影に50メートル四方内、それ以外ではコモ湖で数十メートル、それが全てだ。合わせても数百メートルも行かない。

更にシークレットシューズで膝に来て、中敷きのお陰で靴が狭くなっているので、土踏まずが押さえられていた。ハイヒールしか履かない女性が膝を傷めるのもよく分かった。更に中敷きを入れてから初めて長い時間を履いて、やはり一寸厳しくなった。型が崩れてきたら変わるのだろう。

苦しんで戻って来て体重をはかると3㎏ほど増えていた。真面な食事を摂れなかったのに理由が分からない。運動を止めたら直ぐに代謝が落ちて太ることが明白だ。太るのは何も食べ過ぎだけではないようだ。

スカラ座に向かう前にコモ湖畔で昼食をと思った。魚介レストランをネットで見つけたが、予約なしではどうかなと思いながらそちらに向かった。然し前日に下見した国境とは異なる所に導かれて、結構街中をうろうろ走った。最終的には湖畔道路に戻って来て、公園などを観たのだった。素晴らしいどころだが、これといったところは見つからなかった。既に14時に近くなっていたので、そこで昼食は諦めて、ピクニックにして、今後の為に土地勘がつくように走り回った。

やはり湖畔道路は何処もかも道が狭く、宿泊しても不便そうでもあった。今後ミラノに通うとすれば国境を跨がずに湖畔でと思っても車での条件はそれほど良くない。それはザルツブルグの湖畔地方とは大きく異なる。

ミラノ市内はナヴィの助けでと書いたのだが、渋滞よりも複雑な道程が慣れないとスピードが出し難く時間が掛かった。週末だったの交通量は往復ともそれ程ではなかった。

23時32分の出庫で市街地を抜けるのも思ったよりも時間が掛かり、最終的に工事とかでコモに降りてしまったので余分に一時間ほど走った。既に夜中の1時を過ぎていた。それでも通行量は山中の狭い道路でも多く、背中を浮かしてハンドルを握り必死で走らなければいけなかった。

帰宅して2時過ぎからジャガイモサラダを食して、缶ビールと赤ワインを飲んで、就寝が3時半前となると、朝の9時前にしか撤収活動がならなかった。睡眠は足りなかったが、ある程度の前夜の興奮もあり、10時20分ぐらいまで宿泊場所の駐車場でネットに入って、ナヴィ等の準備をした。

なぜならば往路にワイン地所を確認できなかったことと、ゴッタルダ峠前で2010年に登ったテッシンで最も長いクライミングルートの場所が確認できなかったからである。復路にそれらを確かめるのが目標となった。

先ずは比較的安かった燃料を求めてメンドリーシオというところで降りて、ドイツまでの20リットルを給油する。まだ髭も剃っていなかった、そんな時間もなかったのだ。



参照:
マッジョーレ湖の風が快い汗 2010-09-27 | アウトドーア・環境
持ち交わす共感のありか 2024-10-14 | アウトドーア・環境
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背筋が伸びる気持ち

2024-09-22 | 雑感
最後の酒気帯び運転だった。これで廃車迄試飲会の予定はない。少なくともミラノ行き迄には、残り三回の遠出だけだ。路上記念撮影もなく、まずまずだった。往路は土曜昼の買い物客の渋滞に合いそうな最短距離経路の工事迂回路を避けて、遠回りでアウトバーンを走り続けた。距離は10km以上伸びたかもしれないが、燃費よくノンストップで走れた。復路はラインの渡しのフェリーに乗せて走った。若干酒気は感じたがこれまた問題はなかった。来年はどうしようかと考える。宿泊を入れる程でなくても仮眠がトランクルームに足を入れて可能ではないかなどを考えると思う。数時間仮眠するとなると天候とか気温が重要になるか。自動運転で過信をするとより危険運転になりかねないと思う。

車の調子はいい。然し、落差を乗り越える時などの当たりがとても強くなっている。恐らく前輪の羽根が左右とも折れてしまっているのだろう。あまり無理な衝撃は与えたくない。直進安定性には問題はないのだが、弾かれた時の挙動があまり良くない。加速も悪くはないのだが、ブレーキを掛けるのが怖いので、出来る限り踏まないでいいような運転を心がけている。

結局白いシャツで出かけた。陽射しがあって、暑苦しいのは避けたかった。Tシャツの上に羽織る感じで着たので、やはりそれしかなかった。白いシャツは色物よりも安売りがなくて高価なので大切にしていて、ここぞという時にしか着ない。シャワーで首元も綺麗に洗ってまでして羽織った。幸い汚れることもなかったので、週明けの天候によっては違うシャツを使って、ミラノ行きにおいてもよいかもしれない。それ迄に三回はお出かけなので、旅行時の服装などを考え乍らということになる。

久しぶりにシークレットシューズにした靴を履いた。暫く履いていないと固く感じた。特に中敷きを前にずらして履くとパンパンになるので履き直した。ちゃんと履けば踝も当たらなくしたので快適である。運転もしやすい。背筋も伸びて気持ちがよい。

ハイデルベルクも天気が悪そうなのでその靴を履いていくことになる。気温も摂氏20度にまで上がらないようなので、追々厚めの服装で出かけることになる。白いシャツを温存できるだろう。ミラノはやはりこちらからすると数度は気温が高そうで、特に陽射しがある時は10月でも暑いだろう。前回滞在した時も秋だった。同じころかもしれない。

洗濯屋に出したそのシャツを羽織って裾をジーンズの中に入れると太ももに当るものを感じた。ポケットには何も入っていなかったので、ひょっとするとと思って見るとやはり洗濯屋の紙切れがホッチキスで留めてあった。色物の時は気が付いたことがないので区別の出来ない白色の時はしっかりつけているのかもしれない。気にせずに出かけていたらホッチキスの金具で生地が痛むところであった。そういうことをあまり気にしない人間なので時々見ず知らずのおばさんが教えてくれることがある。そういうところで女性の視線が何処に飛んでいるかを思い知る。だから必要がなくても洗濯屋からの白いシャツを態々下ししたのであった。

そう言えば先日来新顔の学生アルバイトの売り子と顔が合うようになっていたら、急にピアスをつけたりして綺麗にしていた。もう少し飾ったら悪くないのになと思っていたので、こちらの意思が通じたようでとても喜ばしい。なんでもない一寸した事なのだが、やはり印象が全然異なる。



参照:
ミラノ2016年初日シリーズ 2024-09-20 | 文化一般
おねだりの結果は如何に 2024-07-30 | 雑感
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味のあるフラッシュ

2024-09-04 | 雑感
朝の肉屋の帰り道、自転車の少女とすれ違った。この辺りでは見ない顔で初めてだった。最初は肌色などが濃い目なのでラテン系の子かなと思った。スペインでもないしと思って、これを書いていると似た娘がいたと思い出した。スイスでロシア人ゆえにボイコットになったことから有名になって今最も売りに出されてチェリスティンである。余り売り込み方がよくないのでちょっかいを掛けるのだが、恐らくすれ違った子はあの黒海周辺の血筋だと予想する。西側でもなく、ウクライナでもなく、南でもないという感じである。ユダヤ系セム系としたら余計に話が合うか?勿論ミドルティーンの感じだから、もう一つその特徴も分かりにくいのだが、その若干はにかむ表情やペダルを踏み込む動感がとても良かった。朝から気持ちがよい。

安い夏用のパジャマを発注した。先に目をつけていた30%引きはよく見ると腹のところにに紐の穴が開いて、金具の輪っかが嵌めてあった。着心地には関係がないと思ったが、洗濯でそこから傷むことが予想された。それで安売りなら買わない。

そこで同じブランドのノンブランドの銘柄を見ると長袖と同じようにあった。生地はぶ厚くなるが少し涼しいこれからは使いやすいかと思った。何度か洗濯をすれば着ざらしで爽やかになる筈だ。冬物はジャージー作りでこれはまた特殊だが、それはそれで使いようがある。先ずは手に取ってみないと生地感も分からない。夏ものだからそれ程分厚くはないであろう。価格は35ユーロに対して14%引き30ユーロなら悪くはない。

サイズは52を発注した。54でもよいが流石に50は小さいということが認識されたからで、安売りで購入して使えるものはあるが、やはり痛みも早くなるだろう。三着保持の冬物は洗濯が乾かなくて着るものに欠けると眠れないが、夏物はそれほど重要ではないので先延ばししておいたのだ。然し穴が開いて来ると何時までも着ていられないので決断した。

いつものように送料無料最低金額へと10ユーロ程あったので、これまた先延ばししていたダージリンを発注。前回はセカンドフラッシュでも高価だったが、その良さが分かったので、多めのビオの250gを14ユーロで発注。初めてのブランドであるが、いつもセカンドフラッシュが欠けていて、今回入手していたので試してみることに。

セカンドフラッシュで、そんなに不味いものもなく、評判も悪くないので、秋にはこの味と香りを楽しめるセカンドのダージリンが嬉しい。価格が安いか高いかは飲んでみないと分からない。なによりもティーバックでは我慢できなかったり不味かったりするのとはさすがにそれは違うのは分かっている。

日曜日に燃料を入れた。旅行前よりも安くリットル161だった。まだ残りはあったがその時点で無給油走行距離800kmを越えていた。この車はタンクさえ大きいままであったらなんでもなかったのだろうが、スキースルーをつける為に小さくなったので、これだけの走行距離は殆ど経験していない。エコ運転とエンジンオイルに準拠するとして、オイルの方は200㏄は消費したかもしれない。倍の距離もミラノ往復となると500㏄は見積もっておかないといけないかもしれない。車自体もどう見ても今回は30万キロメートルまでは乗ることがないのが明らかになった。



参照:
一夏の旅行体験へ 2024-08-27 | 雑感
睨み合いの国境越え 2024-08-31 | 雑感
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睨み合いの国境越え

2024-08-31 | 雑感
14時過ぎに帰宅した。旅行中二回程微妙なところがあった。なんと復路の二回のドイツ入国の時だ。夏休みで国民だけでなく、多くの観光客などが出入りするのでコントロールしているのだろう。混むときにやらないでもと思うが、先方にすれば効率よく人が捕まる。絶対無駄にならない。スイスからは若い一寸賢そうな南方系の黒髪のお兄さんと眼で通じてしまった。それで分かった。あそこで眼をそらしたら停められておいた。今迄はそこ迄やったことがないからだ。それはアルザスからのプファルツ入りでも同じことがあった。こちらも何か黒髪系でくまさんみたいな若い警官だった。国境の警備とはまた違う警官だ。これも当然のことながら睨み合って其の儘通された。停められると色々あってもこちらはそんなことでは負けない。

なによりも往復で途中給油無しに792km走れた。計算からすると800km走れた。今迄の最高記録ではないか。復路は下りなので通常は飛ばすことで燃費は悪くなる。しかし、夏休み帰りの車が多いのかいい加減に交通量が多くてストップアンドゴーはないものの出来るだけ定速で走れた。その代わりブレーキは往復で20回以上は強めに踏んだはずだ。平素は交差点でしかブレーキは掛けない。

数字からすると往路も100キロ7.7リットルだったが復路には一時7.6まで下げたが、最終的には8.0までだった。だから決して760km程度のミュンヘン往復と比較して良くはない。それ何に何故?更に宿泊所から駅前駐車場への30kmの往復二回が含まれている。

技術的に考えられるのはエンジンオイルではないかと思う。最近は減りが少なくなっていて、更に若干多めに注油しておいた。それが効いて滑らかな回転が得られたように思う。路面も乾いていて、減り加減のタイヤとの相性も良かったのではないか。残すは最後の外国旅行で、往復で五回の国境越えだ。今回と同様に往路はフランスに入らない方が躓きがないだろう。

復路のその買い物も無事適った。今晩の夕飯用のキッシュ類である。チーズも一つ買いブルゴーニュだけでなく、グルナッシュのロゼを購入。3ユーロ程度のビオワインだがカンカンに冷やして夏のなごみを惜しみたい。今日は何処も可も30度を超えるようなカンカン照りだった。

宿泊所に庭を掃除している地元のおばさんと挨拶した時に、暑いねと話したら、影ならいいわという。選んで恐らく私の部屋を掃除するのを待っていたのではないか。車が熱くなってというので、地下が一杯だったからねと。小奇麗なおばさんなのだが、言葉から典型的な中央スイスのそれだった。アーヴィダルーガとは言ってたら吃驚したかもしれない。

国境を抜ける時の為にTシャツの上にシャツをしっかり羽織っていいた。それどころかスイスから出る時にはボタンも締めた。そういうのもにらみ合い迄の推測で、ビジネスマンか商用で、それでもマフィアではなくという微妙な印象を車と共に与えたと思う。車の細かなところはじっくりと見ない。印象でしか見ない。新車になっても遊び車や特別ゴージャスでないというのも重要になる。さもなければマネーロンダリングと思われる。それでなければただの遊び人でしかない。



参照:
美しい響きをお土産に 2024-08-30 | 音
何処に見出すのであろうか 2024-08-29 | 文化一般
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