Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

イタリアのゴムの感触

2025-04-04 | 雑感
ピレリ―のPZero PZ4を取って来た。装着前に確かめさせて貰った。そこにはスポーツもリムジンも、ハイブリッドの明記もなかった。然しそれほど重要ではないだろう。個人的にそれにしたかったのは後輪の275幅でも騒音が69dbしか出ない事であった。

それでもなによりもピレリ―のスポーティーな走行感に可能性を期待したのだった。何も言わなければ自動的にコンティネンタルのECOというのが配送されるところであった。だから確かめる必要があった。新車注文において通常の夏タイヤを指定できないという事だった。なぜならば新車の場合は納入の関係でリストに挙がっているピレリ―、ハンコック、コンティネンタル、ミシュランの最もメーカーにとって都合の良いどれかになるということだった。然し12月に引き取るので、国内向きは恐らくコンティのヴィンターでハンドルヒーターなどのオプション価格を支払わされた。それでも冬タイヤも新車割引価格で少しは安くなった。

試乗車ではもう一つ大きな夏タイヤが装着されていたのだがそれ程感動しなかった。固い感じではなかったのだが怠かった。さて装着された車に乗り込む前にもう一度検査していると、「間違いないですか」と尋ねられたので ― 作業員は一体何がしたいんだというような素振りだったのだが、そこは説明をした人には分かっていた ―、いい感じだと答えた。実際に車を動かすと夏タイヤ感覚は想定以上に違った。

タイヤ温度も摂氏20度を越えて来た。そしてマンハイムからライン河向こうのルートヴィッヒスハーフェンへと橋桁の下へ下がるところのラムぺのカーヴで突然滑ってABSが効いた。まさしくこれが乗り初めのタイヤの制動である。大型トラックが通る所で路面がつるつるになっているのだろう、もしコンティを履いていたならばこういう滑り方はしない、これがピレリ―の乗り心地である。俄然運転が楽しくなった。

嘗てBMWでも使ったことがあって、何か道路接触面が線になるような感じが嬉しい。これが安全なコンティならばどよっとしているのだ。安心感の反面、全然走行感が面白くない。厳冬期はそれでいいが最高速領域を目指す夏タイヤでは物足りないのである。こういうスポーツ感は何年ぶりだろうか。そして冬タイヤ比較では当然かもしれないが静かで、なによりもキビキビした動きとイタリア車のような弾み感が嬉しい ― その後気が付いたが、ある一定速度ではタイヤの空気が共振して鳴る。同時に標準径を変えていないので当りは舗装道路である限りは変わらない。車を無駄にアウトバーンを走らせたくなったのだが自制した。

晴天であった。思い切って日没前に走る前に高圧洗浄を使いに広々した場所のあるような街の洗車場に車を走らせた。先日購入したアマゾン洗車グローヴやバケツを持参した。セルフの場所のノズルは四種類で、高圧洗浄、シャムプー、ブラシ、ワックスで自動の場所のサーヴィス内容と変わらない。異なるのは自分の手でやることだ。一ノズル一ユーロで、小銭がなかったので2ユーロでざっと流した。お陰で右側のホイールハウスの泥は落とせなかった。

そこに水を買う小銭がなかったので、持ちかえって、水を積んでから走った。乾くとざらざらするところが多かったので、水に手袋を浸して拭きとった。その後に乾いたもう一方で拭いた。どれぐらいの高圧洗浄量で綺麗になるのか。



参照:
草臥れる巡行運転免許取得 2025-03-17 | 雑感
週末に及ぶところ 2025-03-15 | 雑感
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草臥れる巡行運転免許取得

2025-03-17 | 雑感
歯茎に嚢胞が出来た。膿がどこに行くか心配していたが、ある意味見えて来た。強制的に外科手術で膿を出すにしてもここまでなっていれば話しは早いだろう。若しかしたら治療予約までに破れないかとも思う。少なくとも抗生物質は効いた感じがあって、その後の膿が気になっていた。

前夜に朝出掛けるのに不安があったの鎮静剤を初めて服用した。免疫力全開の感じが強くて、堪えている。コロナでも直ぐに走りに出かけられたのだが、これはふらふらするからで、朝7時過ぎに起き出して、時間を掛けて準備をした。軽く朝食も摂れてそれで耐えられた。

フランクフルトの劇場でのレクチャ―始まりの11時の二時間前に余裕を持って出かけたのだが、アウトバーンこそは走りやすかったのだが、ナヴィの指定するフランクフルト南の出口前のヘキストに下りるとパトカーが規制をしていて、結局アルテオパーに出かけるのと同じ西から博覧会場前を通って向かった。そして最後にまた駐車場の入り口のマイン河の畔が閉鎖されていた。恐らくマラソンかなにかだろう。

結局最寄りの地下駐車場に入れた。アウトバーンを下りる前に燃料に余裕がないことが分かっていたので、アウトバーン本線から下りて直ぐにハイブリッドモードに切り替えた。それでも市内を回っていると帰りには20%以上消費していた。

復路のアウトバーンも燃料のことも考えてハイブリッドで走ると、帰宅時には40%消費となっていた。燃費は一向に良くならなかった。残り7%で3.5リットルぐらいである。それでも充電分の余裕があるのは助かる。ほぼ15リットルを消費したことになる。ハイオクで27ユーロで、そして電気蓄電量40%分である。

走行に関しては横風があると安定感はあっても音がする。また節電モードの時の加速のエンジン音はやはりあまり嬉しくない。横風がある時などのタイヤゴムの捻じれは感じられるようになった。やはりこのタイプの冬タイヤの限界である。もう一つ速度限界値が高いものを履くほどの価値もないということだろうか。それでも冬タイヤで210km限界で結構走れた。エンジンルームからの匂いはしなくなった。

高速走行中の自動運転は、やはり結構な飛行機と同じで如何に自動制御機能と自己の感覚的なそれを合わすかに時間が掛かりそうだ。なによりも今怖いのは、自動で列の後ろに突っ込む時のブレーキが遅いことで、如何に自分の運転が早めにブレーキをかけているかが分かる。車間距離指定を最大にしていても、210kmで140kmの列につく時は70kmで前からバックしてくるようなもので恐ろしい。やはり高速で走る時は片手で食事をしながらでは難しそうだ。

もう一つはブレーキがまだあまい感じがする。もう一つ強いブレーキをつけることも可能であったが、全く考えなかった。やはり2.2トンの車輛は重い。夏タイヤを履くことでどれぐらい感覚が変わるのか。

電話をかけようとしたら、こちらのマイクがオフになっていた。そう言えばスイッチがあったと今思い出す。兎に角、分からないことがまだまだたくさんある。一体どれだけの巡行時間が必要になるのだ、最新機の機長免許授与までに。



参照:
頻尿症の夜を乗り越える 2017-08-06 | 雑感
嬉しい行者大蒜ペスト 2025-03-16 | 料理
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週末に及ぶところ

2025-03-15 | 雑感
夏タイヤの選定を考えている。元々ついて来るものを、引き取り時に冬タイヤ装着にした為に、ヴァウチャーとして貰っている。ヒーター類の追加オプションの料金が掛かったのだが、それによって夏タイヤの選定が可能となった。そこで冬タイヤのように最も無難なコンティネンタル社製はエココンンタクトというのが最も高価でそれがカタログ数値と同じなので、それは無料発注可能だろう。もう一つは275ミリ幅の後輪がコンチよりも1dbも静かな69dbと表示されているのはピレリ―PZeroPZ4の様だ。希望小売価格は後者の方が高価のようで、無料でつけるならば高価な方がよい。

ピレリ―は嘗てBMWで使ったが、その時の印象は足捌きの良さだった。今回場合によってはインチ径を広げて追加料金を払う可能性も考えていた。然し冬タイヤ210kmを走ってみて、扁平を薄くする必要は感じなかった。夏タイヤもパンパンに空気圧を入れたら可也のハードチューニングになると思う。

扁平率よりもピレリ―の走り心地を加えた方が効果があるのではないか?つまり最高速度領域でのカーヴィング性能がアウトバーンの夜中の走行での巡航速度に影響を与えると思うからだ。捻じれ感があると怖くてノンブレーキでの高速コーナリングとはならない。冬タイヤでのそれは大満足で、一輪荷重限界が一トンまでの最高時速300kmまでのピレリ―の夏タイヤがふわふわする筈がなく、更にタイヤ音が静かとなればそれ以上に求めるものはない。なるほどコンチの方が長持ちはする様なのだが、最初の数年間の走行距離は知れているので、やはり走りの良さが欲しい。

以上から考えて、タイヤ径を広げて扁平率を下げて追加料金を払う必要はないと納得した。なによりも冬タイヤでエアーサスペンションでも決して柔らかく感じることは今迄なかった。ポルシェ911ほどではないのだが、四輪駆動でそこまでは車体の動きがない為に、撚れ方の質も違うのだろう。試乗車で20インチを乗った時は悪くはなかったが、アウトバーン以外ではホイールの視覚的以外になにも利点があるとは思わなかった。時速300kmも加速して出ないので、タイヤの限界までも使わない。

週末のフランクフルト往復に給油しなければいけない。前回は25リットル入れて51%になっていたが迷って走ったので、往路はゆっくりでも戻ってきたら21%しか残っていなかった。今回は往復とも飛ばすので30%以上は必要になる。燃費計算からすると20リットルは必要になるだろうから、40%となる。間をとって35%は17.5リットルなので、最低15リットルは補給したい。安ければ20リットルである。

週末の為にざっとオペラの内容を掻い摘んでおかないといけない。全く知らない楽曲であったので、原作のメーテルリンクの三部作と作品の構造的な関係、その繋がりなどを見極めないと、音楽言語の理解だけでは届かない。新作の音楽劇場作品とか2017年のベルリン初演以来三回目の公演となると、初演よりは資料は集まりやすいのだが、それでも本質的なところへの理解はこうしてお勉強しないと到底及ばないだろう。

その為に態々出かけるのだが、作品の価値が証明される様な制作ならばそれだけの価値はある。作曲家最晩年の作であるから、まだ楽譜も見ていないが、さてどれだけのものになっているのか。



参照:
二重写しに見えないもの 2025-02-16 | 歴史・時事
明確になる不協和 2025-03-11 | 音
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使い切れないようじゃ

2025-02-20 | 雑感
九日に亡くなったスイスのソプラノ歌手エディ―ト・マティスの追悼記事を読んだ。その実演も記憶になく、精々ミュンヘンの劇場の記念日に来ていたことぐらいではないか。87歳だったようで、2001年に引退している。録音で歌手としてのタバルディとカラスを参考にしていたようだ。そこでマネをするのではなく自らの声の響きを描くことこそを習ったという。

生まれ故郷のルツェルンからチューリッヒでの「魔笛」の童子としてデビューしてケルビーノで成功。そこから引っ張りだこになり東京でのベーム指揮ドイツェオパーベルリンで成功まで導かれていると書いてある。日本で日生劇場の杮落としなどを経験した人が知っている歌手なのだろう。その後にシュルツマネージメントでケルンのザヴァリッシュの下でと、世界の大スターへとの上り詰めている。前記のベルリンでのベームやズイットナー指揮での録音でお馴染みとなっていた。

そこからハムブルクのリーバーマンの指導でのヘンツェ「若い公爵」の初演など多くをこなしていて、モーツェルトソプラノ以外ではやはりその辺りが歴史に残る活躍となるのだろう。レパートリーはコロラテューラやヴェーバーなどの浪漫派も歌っていたようでもある。勿論メインレパートリー役の声を護ることが最優先だったことは周知の事実である。

八百屋に出かけた時に、メルセデスの最高時速315kmが出る63GTという車が停まっていた。後ろのウイングも小さくついていた。フォードアのクペーでプラグインハイブリッドもあったので購入リストにも乗るべきものだったが、残念ながら知らなかったので試乗もしなかった。抑々プラグインハイブリッドのフォードアクペーは第一希望であったのだが、製造されていなかったり中止になったりしていて結局そこには至らなかったのだ。

但し運転席の雰囲気が狭苦しく本格的なスポーツカーとはまた異なる感じは好まなかった。日本ではSUVなどが人気のようだが、アウトバーンでは明らかに不利なので、あまり高価なそれは見ない。先日も新聞評では独逸では大き過ぎるとその手のアメリカ生産のメルセデスは批判されていた。それでも中共は兎も角、日本では人気なのがとても不思議である。

さて、車に戻ってバックしようかと思うと、件の車の運転手が八百屋から出て来た。長身の白髪だが流石に小奇麗な格好をした爺さんだった。真面な職歴の人だとは雰囲気で直ぐに分かったが、あの羽根を使うだけのスピードを出せる人ではないと分かった。嘗て独逸の音楽会は真っ白頭が並ぶとされていたのだが、高級スポーツタイプの車のオーナーもそれよりもホゲホゲしていることも少なくない。

ポルシェが911GTSというのを出すらしいが、結局ハイブリッド化を断念していて、先頃発表されたオットーエンジン開発継続と関係していそうだ。要するに米国・極東市場をターゲットにしている。欧州では遅かれ早かれ使えなくなる。車でも何でも使いこなしてある程度愛着が出ないようなものには投資する気も探す気もしない。

石鹸でも使い切れないようなものは好まない。切れていたアロエ入り薬用石鹸が買えた。通常の三倍、今使っている本格薬用の二倍の価格だが融けにくく、乾きにくい。アロエのアレルギーが怖かったが、暫く本格的薬用を使っていてもなにも変化がないので大丈夫なのだろう。



参照:
Für alle, die mit dem Herzen denken, Jürgen Kesting, FAZ vom 11.02.2025
温まらないといけない 2025-02-19 | 料理
これ以上にはない車 2024-03-09 | 雑感
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激しい焦燥感の源

2025-02-11 | 雑感
激しい焦燥感に襲われた。まさにマーラー交響曲九番の心理を感じる。それ以外に説明しようのないものだ。なるほどその音楽表現を認識できるようになってきた。それ程ペトレンコ指揮でのアールベルクの楽団が挑戦しているということになる。但し出来ていないことが殆どである。

一先ず旅行支度を片付けた。そこで気になってくるのはやはり車輛のことで、パンク直しセットのカセット補填は週明けにオッフェンバッハから届くとして、洗車など気になることがある。何よりも未だ車の慣らし運転も終わらず、その価値が把握できていない。具体的にはアウトバーンでのエンジンの廻りとそのエネルギーの再生能力である。兎に角、街中では電気モーター無しにはエンジンが弱いので、特にそのエンジンの音に嫌気がさす。然しアウトバーンではもう少しのびやかに回る筈だ。そして時速200kmを越えてからの廻り方を冬タイヤで確認しておかないといけない。その時の静粛性と充電の可能性を調べたい。その上の最高速に掛けてはターボが回るだろうからまた夏タイヤに変えてからの別の確認となる。試乗車では走っていない速度領域である。

やはり週末に不幸があったようだ。あまりにも早い死は、たとえ数年前から眼の手術などの不調は本人から聞いていて合弁症だとは推測していたが、あまり実感が湧かない。自分自身はとは誰もが思うことであるが、故人と最後にあった時の様子を思い出すと、まだ50歳代中盤でも余り健康そうな感じはしなかった。同時に自分自身もそのようになる可能性は強かったので、より運動をしたのも間違いない。少なくとも現在それだけの効果はあった。

ある程度の年齢になると父親が自分の年齢でどうだったかを思い起こすこともある。必ずしも激しい運動が健康を保証はしないのだが、少なくとも身体が動くことは幸せで、心理的には健康になる。

英国からの荷物が配達された。想定以上に今あるものと異なっていた。先ず何よりも写真で見たものよりも明らかに明るく綺麗な色である。今まで使っていたものは赤としていても茶色で、だから売れ残っていた。購入した時はまだまだ爺臭くならないと思って手を付けた。今回のものも微妙に還暦色とは違う。結構目立つ。そして生地が明らかに薄い、即ちTシャツの上に羽織っても暑くさくもない。そして何よりも裾が真っ直ぐ切ってあって、ペンギンになっていないので、ジーンズの外に出せる。前を開けられる。但し自分自身には少し長いので、縮まない限り入れたり出したりだろうか。

古い方の襟が白くなっていたので、春からはこれを羽織るが、スーパー行きには最後のシーズンか。薄い生地なので何回洗濯に出せるか分からないが、汗で汚さない様にすれば二三年は使えるだろうか。

タイの方は写真よりも梅の様な色に見えて結構使いやすいだろう。引き続いている安売りを見ても同価格以下ではやはり断トツだった。もう一つ高価でも買えそうなものはあまりなかった。なかなかの自分自身の選択眼になって来たと感じる。あとはデューティフリーがどうなっているかだけだ。



参照:
カテドラルのある街 2025-02-10 | 生活
就寝前の物理的ストレス 2025-02-04 | 生活
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ケムブリッジから直送

2025-02-08 | 雑感
木曜日午後連絡が入った。英国に発注した衣料が13時57分にピックアップされたということだった。驚いたのはケムブリッジにDHLが取りに行ったということで、本店はロンドンで、嘗てから現地でご贔屓にしていたのはクイーンズカレッジの前のお店だ。其処に取りに行ったのではなかろうが、倉庫が郊外にあるのだろう。

UPSではなくてDHLというのも初めてで、ドイツの税関を通すには一番有利なのだろう。到着はエクスプレスで金曜日となっているが、それは信用できない。然し、23時03分にイーストミッドランドとなっていて、金曜日零時58分にはライプチッヒに夜間飛行しているので、スタンステッドでもないダービー近郊の空港をDHL機が使っているらしい。ケムブリッジシャーにも王室のコンコルドが基地にしている飛行場はあるが其処でもなかった。

兎も角、そこで朝まで待って、9時47分には税関に出されていて、13時11分には通過している。エクスプレスでもライプチッヒから其の儘スパイヤー迄運んできても夜の手配になるので、配送は土曜日にしかあり得ない。

それはそれでいいのだが、消費税分の金額を教えて貰わないと困る。カードが使えた記憶はないので現金を準備しておかないといけないからだ。ざっと計算して、英国のVATを20%として、商品送料価格を85ポンドとすれば、102ユーロになり、その19%は19,38ユーロである。つまり20ユーロで払えなければおかしいが、DHLが手数料を取る可能性がある。近々暖かい時に散髪もしなければいけないので、走りに行く前に現金を取って来ておこうかとも思う。

入浴した。初風呂ではないと思うが、記録がない。記録があるのは11月である。12月にはあると思うのだが思い出せない。風呂用石鹼が切れで大分経っている。床屋に出かけたのが12月初めで、その頃に入っていないとすれば、三カ月ぶりになるが、その割には赤まみれではなかった。よく分からない。嘗ては室内が寒くて時間が余ると入る傾向があったのだが、今は室温を比較的一定に保つように努力をしていて、寒暖に拠っての入浴を避けている。その方がエネルギー節約になるからだ。

5月の宿泊で日程変更を考えた。一日短くして安いところがないかを調べた。結構時間を掛けたのだが、現在予約している三泊297ユーロを上回るのは探せなかった。勿論滞在が短くなれば、一泊当たりがより高価になるのは問題がない。それでも例えば駐車場がより使い良いとかいうのもなかった。

直前まで無料キャンセルが可能なので、時間を掛ける心算ではあるが、少なくとも現時点では一晩短縮で90ユーロ以上戻って来る。それとは裏腹に200ユーロで二泊出来るいいところは皆無である。300ユーロ以上でもそれ以上にいいところはあまり見つからない。つまり一晩を棄てて安いということになる。気になるのはその周辺の環境で、牧歌的ではなくて、それなりに滞在地であるというところだろう。駐車場も建物の裏側の道路際なので若干目が届きにくいかもしれない。表側には道路がない住居である。静かそうでいいところではあるのだが。



参照:
何処に見出すのであろうか 2024-08-29 | 文化一般
就寝前の物理的ストレス 2025-02-04 | 生活
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損害最小化の危機管理

2025-01-27 | 雑感
週末の顛末記。ハノーファーからの生中継に関しては改めて詳細する。生中継を観て、現地には行けなかった。不慮の事故で出かけられなかったからだ。金曜日に擦り切れ一杯で帰宅後に、充電の準備をしてガタガタしていいるうちにタイヤ圧の異常が情報に出て来た。今迄にない280kPs以下に落ちてきて触ったりして様子を見ていた。誤差ではない状況に230kPsとかになって来て、夕方まで確かめるのに苦慮していた。空気圧が落ちているのかどうかは、翌日になって確かめてと平行して準備をしていたのだが、180kPsとかになり、異物を確かめろと出て来た。

仕方なく白衣に腕を入れて確かめると、アルミ状の異物を見つけた。そしてそれを確かめる為にマイナス螺子回しで抜いた。頭の潰れた螺子だった。こういう場合に抜いてはいけないことは知っていた。然し180kPsまで落ちていては、もはやホイールを傷める域である。そこで、仕方なく、パンク時の応急のタイヤフィットキットを試してみることにした。勿論それを使うと使用に限界が出来てくることも薄す薄す気が付いていたが、可能性に賭けてみるしかなかった。

そのキットは、使わなく寿命を終える予備タイヤの代わりに、場所と重量を節約する為に使われるようになってきた。特に大きな電池を入れる車ではとても場所がない。よって重要な対策方法となっている。然し問題も大きく、コムプレッサーで同時に接着剤をタイヤ内に注入するので、その接着剤は硬化して元々のタイヤの性能が活かされなくなる。以前はそこからもプロのタイヤ修理屋が手を加えていたようだが、今は禁止されている様だ。つまり危険なのだろう。さもなければ小さな傷は修理されることも多いようだ。

兎も角、初めてそれを使って、どうしても液が吹き出すので、ホーイルが汚れて大変と書いてあった。幸い漏れたが外に出したので、問題はなかったようだが、翌日にも水洗いと手で清掃した。

それ以前に圧をかけたが、車を動かさないと計測圧も出ないので、夜中に計測可能なスタンドまで車を動かした。300kPs近くまで入れたが、最初のスタンドの空気入れが使い難く有料で逆に失ったりしたので、2ユーロを使用後に更に次の使い慣れているところまで移動。そこで無料でしっかり確認して、帰宅。

夕食を終えて、昼間に走った喉の渇きを1リットルのヴァイツェンで潤した。10時間程飲まず食わずの作業だった。そこでネットでの情報を精査しながら、翌日の空気圧次第で旅行を決断することにした。最大の問題は圧が維持されていても時速80km走行が限度で、三日間以上は使えないとあることだった。そして更に走行を続けない様にとあった。万が一、道中で往生するとなると、旅行出発の判断は間違いとされる。

部屋代は50ユーロで、席代は25ユーロなので、大したことはないが、もし帰宅迄に何かが起きるとやはり損害ははかりしれないと思った。なるほど新品の冬タイヤが無駄になる。然し損害はそれだけで済む。現時点では、早めに準備してくれれば月曜日にでも新しいものと交換して、次に備えることが可能となる。宿にはパンクで行けなくなったがもう一度繰り返すかもしれないと連絡だけしておいた。



参照:
擦り切れ一杯への期待 2025-01-26 | 生活
模索する運行計画立案 2025-01-20 | 雑感
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模索する運行計画立案

2025-01-20 | 雑感
来る週末の天気予報は好転した。降雨は早まりそうで、気温が上がりそうである。観光日和ではないかもしれないが足元が悪くないのがなによりだ。運行計画ではないが、若干具体的に考えている。

往路は慣らし運転なので、高速では走れない。この機会に省エネ運転を試みたい。先ずはハイオクタンを足して満タン50リットル、充電率90%で出発する。街を出たら直ぐに充電維持モードに切り替えて走る。道中どこかで渋滞に巻き込まれたらハイブリッドを試してもいいかと思う。目標は宿に到着で50%維持ぐらいか。

最高速度は時速140kmまでで、ハノーファーまでは総計すると往路80m程下りなので、ガソリンをどれぐらい消費してどれほど残せるか。距離からすると400m程上方のミュンヘンよりも120kmほど遠いが、高度差は俄然小さい。渋滞などを電気を使って上手く熟せたならばある程度の残量が期待できるのではないか?

それで、宿駐車中と復路にどの程度の充電残量を得れるか。今後のとても参考になる数値となると思う。勿論充電維持モードでの走行性能も吟味したい。そこには回生エネルギー量の大小が含まれて、今後複数日の外泊をする時の充電の必要性が初めて検証可能となる。

宿を出発する時点での充電残量で、帰路での燃料補給の量や場所などが検討される。原則的には帰宅時に二桁の残量があれば御の字で、車庫入れで零になっても直ぐに充電に入れるので構わない。

復路のアウトバーンでは現在の走行距離からして、時速210kmの装着冬タイヤ制限内での高速走行を初めて試せる。その時にハイブリット走行でどの程度の消費と回生があるのかを検証したい。走行性能に関してはほぼこれによって最高速域を除いて判定可能となる。既に試乗では分かっているのだが、性能や燃費などの検証は出来ていなかった。

その他の検証では、半自動運転などのシステムを最大限生かして、どれほど楽に運行可能か、安全性が長時間運転で下がらないかなど、休憩の取り方や食事の仕方を含めての試金石となる。

インフォテーメントシステムに関しては、なによりも車載のWLANが絶えずオンラインで安定するかどうか。アウトバーンはトンネルも含めて完備している可能性があるが、山道などではどうなのか。DCHも時々流してみて、状況もみたい。復路では時間と充電残量があれば郊外でのピクニック時間を取って、そこでの居住性なども興味深い。

その他の調整ではノイズキャンセラーを使っているときの電話の受け応えとか、細やかな使い勝手の検証となる。宿泊地でのパン屋へのナヴィもどちらのシステムを使用するかなど、恐らくグーグルマップへの目的地入力など、旅行中の限られた時間での無駄な時間を避ける方法など、場合によれば駐車料金なども車内から支払方法の使用の可否なども調べておく方がいいかもしれない。



参照:
ここらでなるか無重力 2025-01-19 | テクニック
パッドする為に 2025-01-06 | アウトドーア・環境
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解析にはそれなりの経験が

2025-01-15 | 雑感
どうやらブログのアクセスが開通した。本年初めての完全投稿となる。この間も基本的にはハノーファー行への準備を進めてきた。来週の事になる。インフォテイメント機能は未だ完全把握はしていないが、今回の旅行には十分な準備はした。まだまだ切り替えたり即座に出来ないので危なっかしいが、重要なのは異なる安全運航の把握である。

慣らし運転は復路で終えることは確実なのだが、宿から日曜日の午後を地道をハーメルンを通って走って、アウトバーンに乗る頃には慣らしから本格的な高速運転に入りたい。冬タイヤの限界時速210kmへとゆっくりとした加速が出来ればいいと思う。時速140kmを上回ることでアウトバーンは一挙に走りやすくなる。ニーダーザクセンからヘッセンへの走りは時速190kmまで余裕があれば十分だろう。フランクフルトからの帰路に若干タイヤ限界まで走れれば、試乗車で運転した時との比較がしやすい。燃料がどの程度余っているかにも拠るが、給油の必要性も見ながらハイオクガソリンで綺麗に慣らしたい。

今回の公演の音楽も一昨年にも書いていたが、兎に角難しい。表面上はフリージャズの様でしかなく取り分け無理なコード進行もない様に思われ、ミニマルのように緊張を強いられることもないのだが、複雑で構造が分かりにく。リズムの動きについていけないということで思い出すのはペトレンコ指揮のマーラー交響曲七番で、なるほど作曲者が優れた音楽家であるときにあり得るかと思う。その意味では、今回の公演でもう少し踏み込めるようにはなるだろうが、今日のグスタフ・マーラーとミヒャエル・ヴェルトミュラーは呼べるかもしれない。共通点はやはりそこからの音楽の心理ということでの明白性だろう。同じようにブラックメタルのガンターが今日のブルックナーとすればその相違は明らかだ。

追々、少なくとも二種類の放送録音をアップサムプリングにして、新たに購入した携帯ストレージの中にコピーしたので、それを繰り返し繰り返し聴いていくしかないと思っている。もう一つはシュピルバークの2005年作「ミューニック」の内容を把握しておくことだろうか。1972年のテロ事件は知っていても、その背後は事件のその当時の報道以上にはよく知らない。シュタイヤーの演出自体も突き放した視点からというからにはその辺りも把握しておく必要はありそうだ。

給油に13km走らせた後残量は64%になっていた。ほぼ同じ距離をバイパスを通って違う方向へと走らせたら56%になった。坂を上る必要はなかったのも大きいだろうが約半分の消費である。

興味深いのは左後輪のタイヤ圧が今度は5kPa増加していて、上限を超えている。前輪も両方とも5kPa増えている。気温による誤差もあるだろうが、陽射しのものと時速80km程迄の速さで走ったことで温まったのだろうか。アウトバーンでどれぐらい上昇するのかも興味深い。

センサーが沢山ついていて、監視可能なのも嬉しいのだが、それだけにたとえそれが誤差の範囲としてもその意味を解析するにはそれなりの経験が必要になりそうである。



参照:
エントロピー制御の作曲 2023-12-26 | 音
鏡を翳す様な仕事ぶり 2025-01-13 | 音
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貝の道はまだまだ長い

2025-01-05 | 雑感
新年最初のランニング。気温は7度と暖かかった。そこで一寸試したのは、先ずは車内介デュール帳を自宅でも使っているグーグルと同調させた。仕事用にもあるのだが、室内用との同調の方が価値がある。要するにグーグルの違うアドレスで登録した。その過程だけでも本人確認とか可也のコレスポンデンツとなるのだが、やっておく方が後々便利である。

則ち、公務員ではないので、業務のPCの中にUSB経由ではなくて其の儘プライヴェートも入っている。場合によっては強制調査で一般に裸にされるのだが、それはそれで仕方がない。その分NASなども含めて複雑なアーカイヴ機構になっている。

もう一つ試したのは新年になってギャラクシーにイントールしたDCHのアプリだ。ただ券がまだ数時間活きていたので、先ずは森の中で再生してみた。それも車のWLANで落として結局無料のものを聴いた。それをブルーテュ―ス経由で車載スピーカーで流した。興味があったのは、その再生で以ってハイレゾと標準の差が出るかどうかだ。オベロン序曲を流したが、全く異なった。同じブルーテュ―スでもノイズキャンセルでも差が出るのは当然知っていたが、昔の様なカーラディオステレオでどれほどの差異があるのか、予想以上にハイレゾは明白だった。そしてドルビーアトモスも試してみた。何か籠った感じになった。更に若干歪が入る。

然しこれだけで分かったのは、標準装備のカーオーディオで明らかにハイレゾが楽しめることで、音が冴えないのは音源次第だと分かった。更に自宅でアトモスが作動するように試すと、結構な臨場感が出るが喧しくなる。但しイコライザーをクラシック音楽にするとホールトンが増えた感じになって、走行中には使いにくいと思った。車のスピーカーで早速もう一度試してみたい。この辺りの使い勝手はこのギャラクシーで良かったと思う。

さて二度目の走りを終えてから、時間を掛けた。3時間以上試しただろうか。先ずは、ドルビーアトムとハイレゾを切り替えても何も起こらなかった。つまりビット変換は起きなかたっということだろう。よく分かるハイレゾ効果を確認した。そこからイヤフォーンなどの切り替えて試聴が上手くいかなかった。つまり車載WLANが機能していてもDCHの無料アーカイヴが落とせなくなった。勿論フォーンの方でネット接続すれば流れるのだが、外すと駄目だった。時間が掛かり寒くなって来たので陽射しのあるワイン地所の中に停めて試みたが変わらなかった。ホットポイントからの距離ではなさそうだ。車庫入れしてからも変わらなかった。

車載WLANが機能することも分かっていたので、容量の少なくネット放送などを流しても繰り返すと切れる。そこで気が付いたのは、少なくともこの車載WLANのオンライン契約は1Tとかの膨大な量なのだが、どうも一か所で長く使えない様になっている様だ。少なくとも走行しているとか場所が変わらないと容量オーヴァーになるのだろう。

なるほどキャムピング場でもなく自宅にネット回線がなくても、これさえあればネットに入れるという車上生活紛いの人がいるとすれば、それは明らかにこの契約の目的とは異なる。車載でYouTubeやZDF観放題にしてもその使い方というのは限られるという事でしかないようだ。アンドロイドオーディオなどまだよく分からないことが沢山ある。



参照:
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事前空調の威力は如何に

2024-12-29 | 雑感
今冬初の冷え込みだった。寝室は下階からの暖房で寒くなかったのだが、窓の外を見て実感した。樹氷である。前日の快晴から放射冷却ながら霧の朝で霜が着くのはそれ程頻繁ではない。一月になれば晴れ間に見れる樹氷であるが、12月としては珍しい。

朝一っ走りと思っていたが、流石にこの寒気では身体を傷めるだけだと断念した。夕方には少しは気温が上がりそうだが氷点下の儘である。室内で準備体操をして、手袋とネックウォーマーを持って行った。

冷えたワイン地所の上にも沢山の車が停まっていて、日暮れ前に歩く人も少なくなかった。すれ違う人は皆厚着をしているが、こちらはフリースとネックウォマーと絹の手袋だけだ。走っても寒くはないが、兎に角なにもかもが固い。結局耳当ても顎当ても必要がなかったが、零下の地面は固い。膝が疲れた。

少なくとも20ユーロ近く余計に払ったゴアテックス使用の靴で足も守られていることは確認した。今後冬季はこうした脚の保護は欠かせないと思った。

同様に車の新しい機構を試した。先ずは室内でギャラクシーからエアコーンオンの指令を出した。同時にドアも鍵を外した。実際に車庫に行くとエアーコンの音がしていて、車内は大分暖まっていた。32%迄落ちていたと思う。そして最終的に戻ってくると電気消費量は、通常の8%と前回は電気量で賄ったが、今回は残量が16%のところから戻ってくると10%迄に落ちていた。やはり寒いと電気量を使う。

室内からエアコーンを効かしておく処置は、特に車輛に充電ケーブルが繋がれているうちは、バッテリー量に拘わらず車庫出しから空調が効いていると無駄に蓄電量に影響することなく走りだせるという効果がある。盛夏でも厳冬でもこの効果は蓄電量を温存しながらの走行では価値が大きいと思う。

月曜も朝は氷点下の様なので、日曜日の夕方に車輛に充電ケーブルを付けておくと、車庫出しと同時に指定充電量と車内温度が保たれているので、最寄りのスタンドで燃料を入れる迄は最小限の蓄電消費で済んで、其の儘幹線道路で高速走行が可能になる。

走って来てから初めて試したのはハンドルヒーターであるが、これは指が生温くなって、運動した後の身体には馴染まない。零下二桁での気候ならば価値があるだろうがワイン街道ではあまり活きない。これも冬タイヤ装着での納車に伴う追加料金となったのだが、いづれ役に立つことも、車内暖気そして窓拭き噴射ノズル加温と共に活きると期待している。1月末のハノーファー郊外の宿からの帰路に如何に蓄電残量を使えるか否か?

もう一つ確認したのは、ヴォーダフォンとのメルセデスミー経由の契約で月毎1TBのフラットレートの数量である。これならば交通情報だけでなく、停止時のYouTubeやブッキングコムなどの使用にも十分であり、そこからのテーザリングで殆どのネット情報は使い放題であるかもしれない。数日間の旅行で、一日数時間走行するとして、十分なデータ量ではなかろうか。少なくとも三年間は無料となる。それ迄はスマートフォーンの容量はそれ程必要ではないだろう。

車を上げた時の様子が前から殆どSUVの様に見えるのでとてもお得な感じで嬉しい。



参照:
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イスラエルでの祈り

2024-12-21 | 雑感
体重が夏から2㎏、3㎏落ちている。此処十日ほどの食事が不順だったからだろう。そこに少し長い距離を走っているので、どうしても痩せる。車を引きとってからなかなか落ち着かない状況があった。先ずは機能を活かすために電話の変更など早めに済ましたかったからだ。同時に技術的に試す事が多すぎる。

洗濯物屋から山の上に向かって、今迄も地面が落ちてぬかるんでいるので停めにくかったところにバックで入ると、映像にもなにもないのに警報が近づいた。調べてみると下草の枝であった。これは使えると思った。

一っ走りして下りてきて、バイパス沿いの駐車場でホットポインツを使うヴォーダフォーン経由のYouTubeも試してみた。ZDFもなにもかも山の中では登録まで行かなかった。電話とホッツポイントの双方が入る場所でないと登録できなかった。期間限定だが、機能を試すには持って来いである。

兎も角ギャラクシーとも車上WLAN登録を済ましたので、フォーンからテーザリングでモニターを使える筈なのだ。あとは時間を掛ければよい。確認したのはその形式では時速6kmぐらいを超えると画面が消える。USBの方はどうなるか確かめる必要がある。更にLINUXをそこに接続まで試してみないといけない。

イスラエルからの演奏会評が流れて来た。マーラー交響曲九番を当地のフィルハーモニカーで振ったものだが、先日から出ていたブルーノ・ヴァルター指揮の影響が語られてもいる。なによりもバーンスタイン流の黄泉の世界を描いた交響曲ではないとするものだ。

既にブレゲンツでコロナ期間中に振ったのを第二の故郷のフェルトキルヒまで追いかけてに回聴いたので分かっている。改めてブレゲンツでの中継録音を流している。当時はそこでのマーラーツィクルスの最終演奏会となっていたんでとてもとても名残惜しさがあった。

実際にコロナ期間に話していた様にその後に指揮者がイタリアへと本住居を移しているので、お別れの気持ちが強かったのはよく分かった。生き別れも死別もそれほど差はないだろう。上の評ではアバドやクレンツィスにおける見せかけである「それゆえに人生よりも大きなものが描かれていたか」無しに、最後には手を突き出して数秒の祈りがさりげなくあったという。それらをして真の再構成であって、月並みをバラバラにするだけではないとしている。

まさしくそこでバーンスタインにおけるそれがシオニズムの音楽的表現そのもので、イスラエルの建国と今日までのそれを語っているようなところがある。勿論イスラエルにも多くのリベラルな市民がいて、その人たちの為に音楽をしているようなものであろう。

アバドよりもバーンスタインよりも15分ほど早いというが、今手元の録音でも二回聞いた印象でも決して走った印象はない。それとは反対に来年のベルリナーフィルハーモニカーの演奏ではさらに早くなるところもあるだろうかと思わせる。それ程深く息をするだろう。どんなに鼓動が早くとも溜息の動機は溜息でしかない。

燃料は70%から37%まで走行で使って更に2%を作業中に使った。距離からすると十数キロしか走っていないのだが、35キロ分を使ったことになる。冬はやはり電気燃費が悪いのかもしれない。然し街を出る時に時速50kmから強く踏み込むとエンジンが稼働したので基本的なハイブリッドの調整の仕方は分かった。



参照:
全てのものからのお別れ 2021-10-14 | 音
ディクテーションへと 2024-12-20 | 生活
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お試しのギャラクシー

2024-12-19 | 雑感
テレコムショップに出かけた。前夜に聞いたワイン街道の街の店では駄目だった。ネットで見て、直営店ではなかったのでどうかなと思っていたが、やはり代理業者では駄目だった。10時20分ぐらいに着いて、地下ガレージに車を入れて、1.5ユーロは安かったのだが、目抜き通りを歩いて、戻ってくる。

次の街のランダウのショップが直営ということで、市街地はほとんど知らなかったが出かけた。街自体は比較的頻繁に出かけるので知っているのだが、街中を歩くことは殆どない。目抜き通りは初めてだった。そこで道を尋ねたりする。学生の街なので女学生が若い外国人を連れていたが、とてもナヴィを見て親切に教えてくれた。他所から来ている人も多いのだろう。

車は道端に初めて停めた。頭から入れたのだが、カメラなどを見て目一杯前後できるので、出来るだけ歩道脇に停めれた。そこに停めて、傷がつけられるようでは仕方がないというか、余程おかしな歩行者が歩かない限り大丈夫である。

50m程で看板が見つかった。既に11時45分程になっていたのだが、幸い三席の一席が開いていて、お兄さんが相手をしてくれた。自分自身でも確かめないと分かりにくい、二つの電話番号移行と契約解約、そして新携帯契約に現在使っている3Gプリペイド番号の移行で電話を貰うまでが目的だ。この最後はネットで簡単に可能だが、固定電話の番号移動はネットでは出来ないので、ホットラインでも時間が掛かりイライラする、ここまでのことを一挙に行うならば態々出かけるしかないということだった。

電話移行の手間があるので、固定電話の月毎39,95ユーロを携帯の34,95に回すのが最大の目標だったので、新たな番号なら1ユーロになるスマートフォンが99ユーロになったが、毎月5ユーロ少なくなるのは大きい。同時にスマートフォンもガラクシーA35が半額となるので、まあ良しとした。20か月分でただの計算になる。要するに契約解消までに無料になる。それが大きい。

韓国製を使うのは後にも先にも初めてである。中に入っているものはいくつもあるが、韓国人の考える製品思想は全く未知である。正直中華製品ほどの馴染みもない。そして価格だけが高いという印象がある。購入予定のタブレットもアップル以外は中華製のアンドロイドを使う。先ずは二年使ってみてアップルの方がよくなるかどうかだ。そもそも車のボードコムピュータに繋ぐだけなのでモニターなどの良さは関係がない。

携帯契約自体は即完了するということで、電話をまた取りに行ったりする気持ちもしないのでそこで貰って来た。抑々Nokiaの携帯電話を車無しでは充電しなければならず、使いようがなくなったので、一月分は契約料が被るが、先ずは使い始めて慣れておきたい。

欧州内5Gで5GBの容量で無料電話となるので、車の使い方としてはそれ以上に要らない。車中でなにをどのように使うかであるが、ホットスポット通常のネット情報以外に、長旅でYouTubeあたりをどれぐらい流せるかぐらいである。デジタルコンサートホールのアーカイヴなどは落としておけば全く問題がない。やはり次には如何にノイズキャンセラーイヤフォーンを使いながら、なにがそこで再生できるかでしかない。本日中にケーブルも来るだろうから先ずは試してみないと何とも言えない。



参照:
真ん中に入れるべき 2024-12-18 | 生活
引きちぎられる携帯電話 2008-01-23 | 歴史・時事
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本拠地でのグーラッシュ

2024-12-14 | 雑感
承前)ジンデルフィンデンの本拠地に出かけたのは二回目だった。意外に駅から近かった。そして第一門から伸びて行っていた。ヴィデオでも聞いたのだが、BASFの化学工場とは異なり、敷地は狭いが三万人以上が同敷地内で働いているので、研究施設も含めて密度は遥かに高い。その代わり人数当たり倍の医師が常駐しているとあった。

敷地内に小さなテストコースがあるのは知らなかった。そこで世界のあらゆる市場の路面がもされて造られている様だ。今回の見学で明らかになったのは、海外市場も完全にそこで統制していて、国内のブレーメン工場などへも物資共にネットが密なことを知った。今でも場内に引き込み線があるのもその物量を証明していて、海外向きのマイバッハなども露店にカヴァーして停めてあった。嘗て雹が振って400台ほどがお釈迦になったことがあるようだ。

そこではマイバッハやS、Eクラスが生産されていて、驚いたことに流れ作業で左右ハンドル両方が、そしてあらゆる注文が同時に流れている。塗装でも同じような様で、留めておいて纏めてということはないようだ。

左ハンドルでの日本市場では車種に拠らず故障が多いとされるドイツ車であるが、生産工程では数の熟し方が異なるというのはあるだろう。但し見ていると、仕事内容は各々が頻繁に替えているので、どちらにしても慣れというのはフェラーリの様に一つの車に集中してということはないのであまり変わらないのではないか。設計もテストも上の様に左ハンドルでも試されている。

なるほどエンジンの製作者名も書いてある倍の価格のもとのとはやはり制作過程が異なるのは事実で、それを進めると如何に細かなところまでとなるのだが、工業製品にそうしたものを何処迄求めるかという問いかけはある。最初から問題があれば保証が有効になる。床下もジーメンスの籠式の移動で立ったまま仕事が出来るようになっている。

案内したオヤジはクライスラー合弁になってからの最初のマイスターだったようで、ベルトコンベアーで動くのに合わせて横歩きしていたというが、今は木の床が動いている。そして陽射しが上から射すようになっている。そうした最終の組み立てはラインでの手仕事で、前回はあまり見た記憶がなかった。前回はバスで鋼板の工程から見たので全体の流れは殆ど見れた。

時間がなかったのでお昼の接待は30分で済ませた。グーラッシュを選んだ。朝からなにも口にしていなかったので、見学前にはどうしても食したかった。特に寒かったのでそれだけで違った。エスプレッソも悪くなかったので、それに関しては不満はない。34ユーロかけて時間を掛けて取りに行く価値は十分にあった。

マイバッハの主な市場は中共で、その次に韓国、アラブ首長国とあった。合衆国は小さな車でもハイパワーを選ぶのに対して、中共は大きな車に小さなエンジンを積むので特別仕様となる。それ以上に重要な市場は防弾仕様で、3.5T以上にそれの為に一工場を使っていた。それには当然12気筒エンジンが積まれる。こうして考えるとまだまだ古い仕様の市場が残っていて簡単にはやめられないのもよく分かった。

当日は400件ほどの引き取りがあったようだが、マイバッハやSクラスは別棟になっているので、そのようには見えなかった。最終の同じ時間帯に引き取ったのは四件ほどだった。



参照:
時代のテールランプ 2024-12-10 | アウトドーア・環境
幼子を迎える準備 2024-12-08 | 生活
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マンハイムから冬の旅

2024-12-12 | 雑感
無事シュトッツガルトから戻って来た。但しバッテリーの容量を7割も使ってしまった。全体で5割強は電気で走ったようだ。通常のハイブリットプログラムで大きな渋滞にはまるとそうなるらしい。出来るだけ充電を避けたかったので、これは少し残念だった。

もう少し時間稼ぎしたいので、明日にでも峠をオットーモーターで坂を上がって、ハイブリットの充電モード下りてこようと思う。これで20%でも稼げれば今後とも出来る限り充電を避けて使えるかもしれない。まだ30km程は電気で走れるのだが、バッテリーが傷むと困るので急いで補充したい。走りに行くのも嘗て走っていた山の上に行くと少なくとも帰りには充電できる。

基本は街中ではハイブリッド、郊外に出たらエンジンに切り替える。充電モード最大で走ると近所走行では充電できないか。それで70%充電ぐらいに出来れば最もいいだろう。試してみないと分からない。

朝一番でマンハイムに向かった。ナヴィでは渋滞で一時間ほど掛かるとなっていたが、45分ほどで着いた。出かけ前に最後の一枚を撮った。改めて見ると今回の新車よりも正面は人気があるのが分かる。戻って来て新車を写すと結構ごつい。幅が広くてきっちりと停めないとドアが壁に当たらずに開けられない。ミラーも畳みこむ必要がある。それでも明らかにアウトバーンの工事現場でも走りやすい。

10時までに番号札を受け取り用事を終えて、12時のマンハイム発のICEまでの時間で、ネット設置の登録をする。それで電話などがなくてもホットポインツに入れるので、ナヴィでの情報には事欠かない。あとは新しい電話を準備するだけだ。

11時過ぎにタクシー券で駅に向かい30分ほど待つ心算が、いつものように30分到着が遅れているので、地下の本屋などを覗いた。やはり日本の作家の本がとても多い。それ以上に売れているのはユーヴァルノア・ハラミの「ネクサス」で英語版やら色々と売れているようだ。所謂情報選択若しくはエコーチャンバー効果などを扱った本だろう。

結構駅内は何処も寒いのだが、本屋だけは寒くなかった。12時22分に無事に出発で13時3分ごろに到着する。途中は新線で時速264km程でていたが、横揺れはあってあまり自分の車と比較して優れているとは感じなかった。中央駅のシュトッツガルト21工事で10分程移動時間が必要だ。それでも13時15分頃の地下の電車に乗れたので、目的地には13時45分ごろに着けた。バス乗り場を探さなければいけなかったが、無事到着である。そこからはポルシェやらフェラーリを展示場を越えてメルセデスの本部へとシャトルバスが走る。

前日にネットでベーブリンゲン迄安めの乗車券を購入していたので、34ユーロでそこまでたどり着いた。ICEもゆっくり座れて、その後の電車も座れた。乗り捨てのレンタカーも考えたのだが、やはり無駄な時間が掛かり過ぎただろう。

チェックインは予定の14時30分よりは早く出来たのだが、それから番号札を渡したり、打合せして食堂に向かったのは結局15時の工場見学の30分前でしかなかった。朝食も摂らずに、コーヒーとかココアとかで、暖まりながらそこまで食事せずに寒い中を動いたのだった。(続く



参照:
時代のテールランプ 2024-12-10 | アウトドーア・環境
quaque nocte? 2024-12-11 | マスメディア批評
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