Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

索引2025年1月

2025-01-31 | Weblog-Index



再挑戦なるのか? 2025-01-30 | 生活
手間の掛かる便利さ 2025-01-29 | テクニック
蝶々の少女売春の悲惨 2025-01-28 | 文化一般   
損害最小化の危機管理 2025-01-27 | 雑感
擦り切れ一杯への期待 2025-01-26 | 生活
実践、理論は役たたない 2025-01-25 | 音
初車旅行の最終準備中 2025-01-24 | テクニック
マーラーの音楽の普遍性 2025-01-23 | 文化一般
ルーターの取り外し 2025-01-22 | 生活
街中の青年様式の退廃 2025-01-21 | アウトドーア・環境
模索する運行計画立案 2025-01-20 | 雑感
ここらでなるか無重力 2025-01-19 | テクニック
時間経過で熟成する表現 2025-01-18 | 音
用足せるように思うが 2025-01-17 | 生活
新春放談の管弦楽団指揮者 2025-01-16 | 文化一般
解析にはそれなりの経験が 2025-01-15 | 雑感
最初からの期待の程度 2025-01-14 | 文化一般
鏡を翳す様な仕事ぶり 2025-01-13 | 音
左後輪の空気圧が⁉ 2025-01-12 | テクニック
機動性への事始め 2025-01-11 | アウトドーア・環境
間隙を縫って稼ぐ 2025-01-10 | テクニック
限界あるヴィヴァルディ 2025-01-09 | SNS・BLOG研究
ネットは無用のパッド 2025-01-08 | Weblog-Index
ブッキングコムログイン 2025-01-07 | 生活
パッドする為に 2025-01-06 | アウトドーア・環境
貝の道はまだまだ長い 2025-01-05 | 雑感
音楽的な制作の切り味 2025-01-04 | 文学・思想
情報不足で試行錯誤 2025-01-03 | テクニック
スマートフォンへの移行 2025-01-02 | テクニック
決して邪魔させてはならぬ 2025-01-01 | 文化一般

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再挑戦なるのか?

2025-01-30 | 生活
漸くタイヤ交換の確認があった。それ程の修理キットには信頼性があるのだろう。近場で乗るのは問題がないということなのだろう。確かに今までのところ圧は安定している。時速80km迄の慎重運転ならば幾らでも走ってくれということか。兎に角、統計的に十五万キロに一度しか起こらないものを上手に処理してくれればそれでよい。

序にハノーファーから帰宅後に予定していた洗車もしたいとも思うので注意事項なども調べている。そこで簡単に洗車して貰っておいてもいいと思う。

破れたジーンズと同じだが4月には夏タイヤに替わるので、そこまで何回洗車の必要性があるのかどうか。先ずは長旅はハノ―ファ―行きの再挑戦をどうするか。初日公演のストリーミングでは未だ決心がつかない。演奏が良くない。真面には未だ流していない。問題は中継の技術的な傷にもあったのだが、演奏がなんとも情けない。当地の座付き楽団が昔から悪いことは重々知っていたが、現在の音楽監督が悪くなさそうでもう少し期待したのだ。

日本人の指揮者がハムブルクからそこにアシスタントでいる様なのだが、一体あれは何だと思わせる。幸いなことに作曲者よりも当地でもお馴染みの演出家よりも、作者よりも、それどころかスイスのリズムコムボよりも一人強い拍手を指揮者が受けていた。あの地域では馴染みも人気もあるのだろうか。もう少し批評などを読みながら考慮しないと駄目だ。現時点では可也意欲が薄れている。

席は未だ欲しい場所がありそうで、宿との噛み合いがつけば可能だ。バーデンバーデンからご招待の話しがあったので、ハノーファーに重ならなければ、出かけてもいいかと思って、特上席を予約しておいた。有料無料に拘わらず、出かけるかどうかは微妙な出し物だが、アルザスのスーパーの買い物の序に出かけると考えれば決して悪くはない。今後そんなに出かける劇場ではないのだが、少しは乗ってあげないとご招待もないだろう。其処の楽団も指揮者も力量は大体分かっているので、なにも大きな批判は生じないだろうが、逆にその仕事の程度は判断できるだろうと思う。勿論ハーノ―ファ―程度ではなく遥かに上のランクである。給料も倍ぐらい貰っているのではなかろうか。

陽射しが強くなったこともあるのだが、室内の暖房を落とすとどうしても足元が冷える傾向にあって、それも不愉快なのである。まだ二月は冷えるだろうから暖房を絞る訳にはいかないが、12月の消費量上昇をどこかで下げて無効化しないといけないと考えている。四旬節の3月以降に必要無くなることもあり得るので先のことはよく分からない。少しだけでも気を付けておくと結果が大きく異なる。

9回目の充電をする。48%から80%に上げておいて、マンハイムに向けて走るつもりだ。幸いにも空気圧は変わっていないので、ゆっくりと時間を掛けて走って何ごとも起こらないだろう。洗車の件が片付けば、2023年のシュペートブルグンダーが出ているので購入してきてもいいかと思う。燃料が一杯入っているので、アウトバーンを少し走らせるといいかも知れない。



参照:
手間の掛かる便利さ 2025-01-29 | テクニック
損害最小化の危機管理 2025-01-27 | 雑感
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手間の掛かる便利さ

2025-01-29 | テクニック
ベットに入るのが遅かった。理由はネット環境の具合が悪かったからだ。何よりも音楽専用のLinuxの読み込みがおかしくなった。Wlanの名前を変えたからだが、それでも原因は釈然としなかった。自動的にログインしなくなって、更にLinuxが開かなくなったからだ。名称を変えたのはスマートグリッドコンセントのログインの為だが、どちらも出来なくなった。

名称は5Ghzの方を長く変えた。2.4Ghzは戻したが、ログインが出来ない。最終的には2.4Ghzの方を以前のように戻して、ログインをした。最大の問題点は5か2.4を上手に選択できないことのようで、やはり5の方を停波にしてログインしなければ名称だけでは駄目だったことだ。

一時はSSDが傷んで取り換え時期かと思った。然し原因は自動ログインできないことで、立ち上がらなかったようだった。それで先ずは解決した。然し一番の問題点はその古いPCが5Ghz 仕様になっていない事だった。映像を流そうと思えばもうそれでは使えない。一先ずSSDコピーを急いで作る必要もなくなったが、そろそろと思えばその古いPCには将来性はない。最近はSSDも容量の小さいものは安くなってきているので安全コピーを簡単に作れるならばやっておいてもいいか。

古いとなると普段に下したジーンズの膝が破れた。スースーと寒いと思ったら愈々駄目になって来た。2019年に購入した1%ウレタン伸縮剤が入っているものなのだが、やはり膝が薄くなった。直ぐに現在の他所行きを下して新しいものを物色するかであるが、先ずは膝当てを内側に縫いこんで接着して暖かくなる迄誤魔化せれるかどうか。結局他所行きで4年、普段着で2年である。いずれにしても秋までに今の他所行きは2年で下すことになる。

もう一つは月曜日に古い電話番号二種が再び通じるようになった。早速一つはFaxに入るようにして、もう一つは適当なコードレスに流した。料金は移転料10ユーロ少々で二つ。勿論その価値は高い。ファックスを送る時もその番号も明白になり、電話帳に名前が載っている番号で電話可能なのも決して悪くはないだろう。

無駄な月々39ユーロの支払いが、携帯電話で34ユーロになったので、オンラインが止まった時には携帯で必要な情報は受信可能となる。両方とも駄目になる可能性は、二回線が停電で使えなくなる可能性よりも随分小さい。なによりも無駄が消えたのが嬉しい。

上のスマートグリードやPCそしてLinuxの件もそうであるが、あらゆる便利になる機構を構築するにも準備や時間が掛かる。事務関係、Audio関連、住居関連、車輛となると各々だけでも結構大変なのだが、それらを統合化して一挙に関連付けようと思うと尚一層大変である。一軒ごとにアドミニスターが必要となる。

嘗ては全く考える必要もなかったことがあまりにも沢山あり過ぎる。ネットで多くの情報が容易く手に入るのだが、それら一つ一つを処理していくにはそれなりの能力が必要とされる。それも数年前にはあまり必要もなくて、考える必要のなかった事ばかりである。



参照:
擦り切れ一杯への期待 2025-01-26 | 生活
賞総なめの音楽劇場指揮 2023-01-17 | 音
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蝶々の少女売春の悲惨

2025-01-28 | 文化一般
承前)そのプログラムでベルリナーフィルハーモニカーによる委嘱作スルンカ作曲の超有機新作が演奏されますが、一体何処があなたを確信させたところでしょうか?

先ず新しい作品の場合には一人称によるメッセージがあることで、容易くは管弦楽団に任せるとはならないところなのです。其処ではコルレーニョで、あそこではフラジオレット奏法とか、何よりもその創作家の独自性が分かることを尊重します。それはまたただ単に和声的に響くかもしれない。2023年にはリザシュトライヒの「イシュヤルタ」を初演しました。彼の素材は全然特に変わったものではないのですが、個性があります。

作品のどこにそうした個性を見出すのでしょうか?ある種の感受性でしょうか?

それだけではないです。多くの作曲家は生きていて、個人的な接触がその評価に役に立ちます。

復活祭のバーデンバーデンでは、その後ベルリンで蝶々さんをベルリナーフィルハーモニカーで指揮しますが、取り分けとくべるな特徴があります。先ずはピンカートンとの関係での自己犠牲、そして最後には自死する。この特徴や役をどのように思いますか?

先ずは役に取り分け求められるものであり、それは持っている声だけにではなくて、まず一幕において、蝶々さんには素朴以上に大きな存在でないとということが求められます。抑々彼女が語る様に15歳の少女でしかないのです。その強さの背後には、彼女には揺るがすことがない結婚や愛に対する理想への強い想いがあるのです。そうした二重性のある不屈で最強の強靭さが難しい役としています。当初のそうした素朴さは、慣習からあるべき姿であるものがただ外面的に演じられる。彼女の環境は、現在での少女売春となんら変わらない人身売買の恐ろしい社会状況でしかありません(注五)。

ということは、最終景での決断は既に最初から定まっていたということですか?

その通り、最初から最後まで一貫して彼女は強い意志的で情熱的です。それは、彼女を玩具にした人に子供を授けて、その人を自由に幸福にするという殆ど宗教化される自己犠牲であります。

プッチーニはその総譜に日本の音楽を散りばめましたが、それをどのように扱いますか?

そうした東洋趣味は当時一般的でした。例えば、マーラー、シュトラウス、ツェムリンスキーやドビュシーにおいても。それは統合化された中での一つの要素なので、何も特別なコンテクストがある必要はなかった。勿論蝶々さんには、アジア的ペンタトニックや中華の打楽器や日本の鐘があります。プッチーニは極東の音楽要素の模倣をしたのではなくて、悲劇の内包をそれによって果たしていて、独逸やクロアチアやオーストラリアでの話ではないということでを示しただけなのです。


注釈五、如何に日本人が着物着立てや意匠ががおかしいと苦情してもプッチーニの芸術とは嚙み合わないことぐらいは認識しないと、お話しにならないことぐらいは自覚すべきである。(続く



参照:
鋭い視線を浴びせる 2018-07-16 | 女
「南極」、非日常のその知覚 2016-02-03 | 音
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損害最小化の危機管理

2025-01-27 | 雑感
週末の顛末記。ハノーファーからの生中継に関しては改めて詳細する。生中継を観て、現地には行けなかった。不慮の事故で出かけられなかったからだ。金曜日に擦り切れ一杯で帰宅後に、充電の準備をしてガタガタしていいるうちにタイヤ圧の異常が情報に出て来た。今迄にない280kPs以下に落ちてきて触ったりして様子を見ていた。誤差ではない状況に230kPsとかになって来て、夕方まで確かめるのに苦慮していた。空気圧が落ちているのかどうかは、翌日になって確かめてと平行して準備をしていたのだが、180kPsとかになり、異物を確かめろと出て来た。

仕方なく白衣に腕を入れて確かめると、アルミ状の異物を見つけた。そしてそれを確かめる為にマイナス螺子回しで抜いた。頭の潰れた螺子だった。こういう場合に抜いてはいけないことは知っていた。然し180kPsまで落ちていては、もはやホイールを傷める域である。そこで、仕方なく、パンク時の応急のタイヤフィットキットを試してみることにした。勿論それを使うと使用に限界が出来てくることも薄す薄す気が付いていたが、可能性に賭けてみるしかなかった。

そのキットは、使わなく寿命を終える予備タイヤの代わりに、場所と重量を節約する為に使われるようになってきた。特に大きな電池を入れる車ではとても場所がない。よって重要な対策方法となっている。然し問題も大きく、コムプレッサーで同時に接着剤をタイヤ内に注入するので、その接着剤は硬化して元々のタイヤの性能が活かされなくなる。以前はそこからもプロのタイヤ修理屋が手を加えていたようだが、今は禁止されている様だ。つまり危険なのだろう。さもなければ小さな傷は修理されることも多いようだ。

兎も角、初めてそれを使って、どうしても液が吹き出すので、ホーイルが汚れて大変と書いてあった。幸い漏れたが外に出したので、問題はなかったようだが、翌日にも水洗いと手で清掃した。

それ以前に圧をかけたが、車を動かさないと計測圧も出ないので、夜中に計測可能なスタンドまで車を動かした。300kPs近くまで入れたが、最初のスタンドの空気入れが使い難く有料で逆に失ったりしたので、2ユーロを使用後に更に次の使い慣れているところまで移動。そこで無料でしっかり確認して、帰宅。

夕食を終えて、昼間に走った喉の渇きを1リットルのヴァイツェンで潤した。10時間程飲まず食わずの作業だった。そこでネットでの情報を精査しながら、翌日の空気圧次第で旅行を決断することにした。最大の問題は圧が維持されていても時速80km走行が限度で、三日間以上は使えないとあることだった。そして更に走行を続けない様にとあった。万が一、道中で往生するとなると、旅行出発の判断は間違いとされる。

部屋代は50ユーロで、席代は25ユーロなので、大したことはないが、もし帰宅迄に何かが起きるとやはり損害ははかりしれないと思った。なるほど新品の冬タイヤが無駄になる。然し損害はそれだけで済む。現時点では、早めに準備してくれれば月曜日にでも新しいものと交換して、次に備えることが可能となる。宿にはパンクで行けなくなったがもう一度繰り返すかもしれないと連絡だけしておいた。



参照:
擦り切れ一杯への期待 2025-01-26 | 生活
模索する運行計画立案 2025-01-20 | 雑感
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擦り切れ一杯への期待

2025-01-26 | 生活
ハノーファー初日への準備。舞台稽古写真は大分出ているが、それだけではなにがなんだか分からない。そこでpdfでアップされたプログラムを読む。

先ずは脚本家のシムメルペニッヒの文が素晴らしい。流石に脚本書くような人はちょこっと書いても読ませる。この作者はフクシマ禍を描いた東京国立劇場委嘱舞台作品でも歴史的な事件を異なった視点で描くことでその出来事の「真相」を歴史化する。

今回もミュンヘンオリンピックでの事件を扱い乍ら選手の行為をオリムピックの政治的なイヴェントの中で描き出している。福島県の浜通りの人々の営みの中からあのカタストロフを舞台化していたのと同じように、既にそこには社会があって、政治があったのだ。それが営みであり、カタストロフとなる。

出かける準備である。晴れ間にさっと走って来て、燃料を満タンにした。擦り切れ一杯入れた。溢れはしなかったが、ノズルから零れたのでチリ紙で拭いた。匂いがするのは嫌だ。9km走った。価格は1,85でまずまずで、47リットル入った。87.37ユーロと今迄の車の旅行前よりは安い。さてこれでどれだけ走れるか?復路の補給はどれぐらい必要か。あまりきにしないでも帰宅可能か、最大の関心ごととなる。

ハイオク98でも菜種油が5%入っていた。それでもハイオク値を維持しているということらしい。勿論幹線道路に入り次第エンジンをかけるのだが、その時の音とか燃焼効果に期待したい。往路では先ずは四気筒のエンジン音と静粛さが問われ、ハノーファーの劇場に着いた時にどれだけの残量があるか?

擦り切れ満タンにして車両重量が増したのは感じた。それで電気のみで戻ってきたので、その感じも分かった。最終的に車庫入れで残量69%なので11%使ったことになる。これから土曜日の朝の出発時刻前に90%まで充電するようにタイマーを掛ける。

気温が摂氏9度もあったので久しぶりに汗を掻いた。前回も上りでも心臓に来ていたので、どこか代謝が激しくなっていたことは気が付いていた。163だから大したことはないが、前回は177まで上がっていたようだ。理由はよく分からないが、最近はあまり上がらなくなっていたので、若干上がる傾向にもある。体重ももう一息落ちないのがミソか。

先日自宅のスマートグリッドの差し込みなどが作動しなくなった。理由は分からなく、様々に試してみたが、時間が掛かった。分かったのは2.4Ghzと5Ghzㇳの切り替えで、WLANから脱落してしまったらしい。それを防ぐ方法は二つの波の名称を変えることで、絶えず落ちないようにすることらしかった。面倒だと思ったが、2.4Ghzの方を一部変えて、5Ghzをその儘とした。心配したのは二波の間での接続だったが、全く問題がなかった。メインのノートブックは5Gだったが音楽用に使っているのと旅行用ミニノートブックも2.4Gとまりだった。タブレットやフォーンは5G、カメラやキャスティング、プリンターなどは2.4Gである。結論からすると別けた方が合理的で、それによっての弊害は全くないということだろう。
Eine Einführung in ECHO 72 Michael Wertmüller – Staatsoper Hannover




参照:
初車旅行の最終準備中 2025-01-24 | テクニック
模索する運行計画立案 2025-01-20 | 雑感
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実践、理論は役たたない

2025-01-25 | 
承前)つまりそれは演奏実践は舞台上でしか試せないということか。

その通り。指揮者は自分で音響を作れないので、文字通り空に描くようなものなのです。ピアノ弾きとして五つの異なる可能性を試して、どれが正しいかが分かります。しかし指揮者としては違う方法で自分がやる変化をそこで評価することは叶いません。其処では管弦楽団の前に立っている。すると自分のアイデアが時々とても拙いことに気が付いて慌てて仕舞います。それゆえにその演奏実践への疑問がいつも湧き上がるということになります。

そこで具合が悪いとなるとどうするのでしょう。次の日には違いことを試みる?

テムポが間違っていたりすると、練習で集めた経験から全く異なる急進的なやり方をやることも試みます。それはいつも自分自身との戦いであり、全然異なったことをやろうと思えば自分自身を否定することになります。そうした自己批判は止むことはありません。それは残念乍らとても難しいことです。

二月には楽園の喪失、自然の喪失というモットーでビエンナーレでの演奏会があります。音楽文化で以って、今日の問題に目を向けさせる可能性があると考えますか?

百パーセント可能と考えます。ギリシャの古代からそれは文化の機能であり続けているからです。あらゆる音楽作品はその環境との関係でメッセージを運んでいます。取り分け素晴らしい演奏がより効果があるのかどうかは分かりませんが、創作に関してはいくれでも例が挙げられます。

どれを考えてますか?

ショスタコーヴィッチの「レニングラード交響曲」を考えてみましょう。第二次世界大戦中の包囲されたその都市でどれだけ人々に勇気を与えたことでしょう。今日今現在の環境で挙げたい作品はいくつもあります。

ビエンナーレでは「田園交響曲」を自分自身で指揮をされますが、それは19世紀初めの真ん中での自然を主題とした作品。プログラムの無い作品とやはり違いますか?

作曲家がプログラムを書いているとすれば当然演奏実践に影響があります。「田園」においては、ベートーヴェンの「絵画よりもさらに強い感受の表現であるべき交響曲」という言葉がとても重要です。これは以前のヴィヴァルディ「四季」における自然を効果的な模倣表現との差異としてとても明白です。なるほど「田園」にも「鳥の鳴く小川」の情景があります。然しベート―ヴェンにおいては、鳥が鳴いているのを聞いている感受が、または嵐がやってくるその恐れがまず最初にあります。それは、ロマンティックによってその心情を音楽で表現しようとするそれの先取りであります。(続く



参照:
昼光色蛍光灯ではない期待 2023-02-18 | 雑感
レニングラード交響曲 2020-11-15 | 音
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初車旅行の最終準備中

2025-01-24 | テクニック
戻ってきたら充電残量は24%になっていた。32%から8%落ちである。それでも燃料が安ければ入れようと待ちで森の中へも走ったので25km程走っていた。燃料を可能な限り使った。節電方法は漸く身についた。

その森の中でボードコムピュータでpdfを開く方法を確認した。オンラインでアップロードして開く方法だ。必要なpdfはグーグルドライヴにアップロ―ドしておけばよい。ドライヴと称しながら何故か15GB無料クラウドのように使える。まさにドライヴに使うのだが、よく分からない。

問題は安定してオンラインで無料変換可能なサイトを見つけることだ。それさえあれば楽譜でも読める。運転席から覗き込むのは斜めになるので、プルトを二人で別けあっているような感じだろうが、慣れていないので若干見辛い。

週末には楽譜はないが、ハノーファーの劇場のプログラムがあったのでDLして更にドライヴの方にアップしておいた。pdfが読めないというのは重要な情報を失う。スマートフォーンでは読めるがやはり小さ過ぎるとあまり使いものにならないこともある。

残念乍ら燃料は入れられなかった。ハイオク燃料の価格に慣れていないのでここぞという価格の決断がつき難い。金曜日の午前中までに満タンにしておきたい。出発の時に擦り切れ一杯にしたい。それがハイブリッドで適うようになった。その数キロの走行分は最後の充電で補って出発前に初の90%迄にあげる。そして出発する。

燃料は残り10%を切っているので、5リットルは残っていることになるが、90%以上をハイオクタンにすればそこそこの燃焼効率は得られると思う。なによりも燃費がよくなれば、復路の給油に余裕が出来る。

もう一度給油と走りに車を動かす。その序に初旅行前の最終の車輛準備を整える。可也多くのパスワードなどがあって、躓くものもあるかもしれないが、ある程度の使いこなしはしてみたい。

その他では助手席からの走行ヴィデオのテストもしてみた。固定方法が曖昧なので、揺れて仕舞い、いい映像は難しいだろうが、何かは録画できそうな気はする。音が結構録れるので、それは逆に車内音として気になる。車の静寂性と裏腹だ。

車内音ということではやはり遅い速度では振動音が無くて、四気筒のエンジン音がチョロい。その音は試乗の時からの批判点となっていたが、アウトバーンでは目立ちにくい筈だ。恐らく電気で走れるところにエンジンの音作りのしわ寄せがしているのだろう。これも長いアウトバーンでどのように感じるか。特に復路の最後の250km程の高速運転でどれぐらいの静粛性を保てるか。

往路もチェックイン時刻より少し早めに行ってもオーナーに会えば問題なさそうなので、これも日程からの無理を防げる。「これから国立劇場に行くけど、急がないと駄目かな。」と話すだけで多くのことを理解して貰えるので、お互いに都合がいい筈だ。



参照:
間隙を縫って稼ぐ 2025-01-10 | テクニック
環境音への考慮 2024-05-03 | アウトドーア・環境
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マーラーの音楽の普遍性

2025-01-23 | 文化一般
承前)ユダヤ主義とは、宗教に限らず、文化的伝統だと響きますが。

それは聞き過ごされるものではないです。マーラーは総じてユダヤ的な音楽を書いたとする者がいますが、これは誤りと考えます。なるほどボヘミヤの少年時代に舞踏音楽隊から耳にして、一生懸命になったクレッツマー音楽の要素は確かにあります - 例えば第一交響曲の管楽音楽ですね。然しそれは創作の方法論であって、ユダヤ的ではなく普遍的なものです。

言われるように、個人的にユダヤ教とは無関係だとして、その音楽文化にも無関係と?

それも無関係。ソヴィエトでは私たちはユダヤ人であることひた隠すための全てをしなければいけませんでした。いつでもどこでも反ユダヤ主義をバスでもスーパーでも映画館でも耳にしました。非常に不愉快でした(注四)。勿論両親は私達がどこから来ているのかを思い起こさせました。然し生きたユダヤ音楽文化に触れる機会はなかったのです。

それを残念に思いますか?

勿論ですよ。きっといつかそれを経験することになるかもしれません。ただイスラエルにいる時だけは、自分はユダヤ人だと感じます。イスラエルにいるユダヤ人とは全然違うとして。

もう一度フォア―ベルクでの教育やヴィーンへと戻りましょう。指揮者教育で一体何を習ったのでしょう?

先ずはそこで指揮の技術があります。これは重要であり、しかし最初の二コマ三コマのあとでその技術を理解します。指揮とは実践によってのみ習う。管弦楽団の指揮台で始める訳ではありません。フォア―ベルクでコレプティ―トで可能な限りありとあらゆる楽器のピアノ伴奏で、お年寄りり合唱の指揮で、やらせて貰った実践で学ぶのです。ヴィーンに来てからはそこの大指揮者の練習訪問が加わります。残念ながらカラヤンとかバーンスタインを体験することはなりませんでした。それでもアーノンクールやアバド、ムーティのそれから信じられない程沢山のことを学んだのです。

例えばどんな事を?

既に自分自身指揮者としてメトで振った時のことですが、ムーティがヴェルディ「アッティラ」の稽古をつけていました。全ての練習を見学して、どのように音楽を身近にしていくのかが興味深かったです。どのように彼が、全てを歌に戻って、リズムの網糸に、そのフレージングのエレガンスに還るかです。言ったように、指揮者実践であって、理論は役に立たない。(続く)


注釈四、十五年前のインタヴューでは崩壊後のアンチセミティズムについて語っていた。則ちソヴィエト時代には水面下に抑えられていたということなのだろう。東独でも比較的容易に逮捕されていた様であるから、その治安の在り方が変わったのだろう。



参照:
インタヴュー、時間の無駄二 2016-07-24 | 歴史・時事
夜の歌のレムブラント 2022-10-22 | 音
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ルーターの取り外し

2025-01-22 | 生活
電話回線が一つ無くなった。ここワイン街道に住むようになってから最初の電話番号が入っていて、FAX番号もそこに乗っている。前者はただ唯一電話帳に載せている番号で、今でも昔の友人はその番号しか知らないだろう。それでも実際には電話が掛かっても何年前かに一度出たぐらいで鳴らしっぱなしである。殆どがわけの分からない番号から掛かってくるからだ。

流石にFAXの宣伝も来なくなった。それでも時々お役所などに急いで送ることはある。前回は税務署、その前はボンの連邦共和国法務局当てであった。それはキャノンのスキャンコピー機についているので、それが動いているうちは使える。その番号は四桁しかない。もう一つは五桁である。だからとても憶えやすい。当時はまだ人口が少なかった。

昨年末に携帯電話契約に伴って解約申し立てた。理由はその価格を携帯契約に回したからだ。携帯契約を長らく見送っていたのは、自動車電話での使い方が定まっていなかったことにもよる。

そして漸く月曜日に朝に回線が切れた。そこでそこの二つの電話番号をこれからも使用するもう一つの回線に組み入れることにしていた。早速ネットを調べると、AIによって引き回される電話を掛けないでも、移行する申し込みが可能なのを見つけた。

同じ局番の中で、例えば親が亡くなったりした場合にその番号も受け継ぐとかがあるらしい。その他事業所の番号を個人にしたり、その逆など、また借家へのとかもある。個人から法人へと実はあまり正確ではないのだが、どうせ同じ口座からの引き落としなのだが、移行にして申し込んだ。つまり解約して浮いた番号を譲渡されることになる。

早速不要になるルーターを外した。そこで気が付いたのは、電話回線は二本分しか新しい方にもソケットがないことを発見。一つのFAXにはコードが必要で、既に一つ埋まっているのでどうしようかと思った。然し通話の回線はWLAN対応とデジタル電話だけなので、電話番号が二つ増えても問題ないことも分かった。早速メールで申し立て受け取りの連絡があって、48時間以内にとあった。

手早く走りに出かけた。外気温は摂氏2度ぐらいだったが、洗濯の関係で手袋無しで走った。冷え冷えとしてかじかんだ。痺れた。こういう時はドアを開けるとハンドルが温まっているのがいいかなとも思った。それでも下りには指先まで血が廻って熱くなっていた。するとやはりそんなものは運動後に要らないと思った。精々宿から外に停めてある車に乗る時だけだ。それでもガラスの曇り止めの方が重要。

充電量は45%から40%迄で抑えた、どんどん少なくなってきている。理由は分からないが、走行の仕方がよくなったのだろう。時間を空けずにモードを切り替えれるのが節約走行になっているのかもしれない。これで水曜日と金曜日には走るとして、その間に燃料を満タンにして、あとは80%迄充電した電池で走行して、金曜日夕方から最後の充電を90%迄すればよいだろう。土曜日の出発は9時頃になりそうなので、それに合わせて充電を終える。車も予め温めておく。



参照:
年末年始のアドミン作業 2024-12-23 | 生活
お試しのギャラクシー 2024-12-19 | 雑感

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街中の青年様式の退廃

2025-01-21 | アウトドーア・環境
承前)ブルックナー交響曲五番でシーズンを始めましたね。そして5月にはマーラー交響曲九番を指揮されます。嘗ての指揮者はブルックナーかマーラーで専門化していましたが、それに関してはどうですか?

自分自身の出自や教育、そして成り立ちから、マーラーは身近な存在でした。然し私の第二の故郷は私にブルックナーの眼を開かせてくれました。青年として大都市圏ではないフォア―ベルクでオーストリアに出合ったことからです。つまり、ヴィーンだけでなくて、フェルトキルヒでブレゲンツで、ホーヘネムスで過ごしました。

ブルックナーも地方出身。

それは作品に聴きとれます。彼の交響曲は峻厳な音楽的風景です。谷あり、山あり、雪壁あり、雨があります。それは、フォアーベルクのあたりを、そしてそこの人達を知ることでより分かるようになります。学生自分に、しばしばその山に行き、小さな街々を知りました。それは帝都ヴィーンとは全く違うもので、即ち自然に根差した素朴な変わらぬ世界です。ブルックナーを指揮するときはいつもそのフォアーベルクの時間に想いを馳せます。

ヴィーンのブルックナーやマーラーの伝統にどの様な感じで触れたのでしょう?

ヴィーンの響きと楽友協会黄金のホール、そして国立劇場の間には特別な関連があります。其処のはたはたと胸騒ぎのする鳥肌の立つような豊麗で正常心を乱すサウンドです。数えられないほどのマーラー作品を体験して、勿論幾らかのブルックナーも聴きました。そこで音楽を浴びると、徐々に解ける決まった音楽の姿を得ることになります。楽器の声部が、音楽の糸が、ハーモニーが絡み合うその姿です。それは響きの中にある街中で出合う青年様式の退廃です。それは丁度マーラーの演奏会後に分離様式を通り過ぎるようなものです。若しくはマーラー自身が音楽監督だった国立劇場は正統的な場所であり、そこが源泉であるということです。

マーラーの固有性に関して取り分け何か語り掛けるものがあるでしょうか?

彼のユダヤ主義に関しては取り分け関連する私自身には大きな意味合いがあります。それに関しては、幼少•少年時代のソヴィエトでの私の家庭ではユダヤ主義には無関係でした。その慣習や祝日なども祖父母や曾祖父母から知っていただけです。宗教的な結びつきが持てなかったのは残念です。マーラーの音楽に感じるそれへの憧れがありました。その宗教も告白的なものではなくて、俗にあるそれが、マーラーの例えば「精霊を呼び起こす」交響曲八番におけるように、彼の作品の至る所に見つかります。

マーラーの感性一般をどう身近に感じる?

マーラーには自分でも感じる疎外感があります。マーラーのいう「自分自身は三重によそ者で、オーストリアではボヘミア人で、ドイツではオーストリア人で、世界ではユダヤ人なのです。」。この気持ちをソヴィエトからの移住者である私は知っています。(続く)



参照:
実存のそのピクニック 2021-10-05 | アウトドーア・環境
鳴り響くユーゲント様式 2022-02-18 | マスメディア批評
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模索する運行計画立案

2025-01-20 | 雑感
来る週末の天気予報は好転した。降雨は早まりそうで、気温が上がりそうである。観光日和ではないかもしれないが足元が悪くないのがなによりだ。運行計画ではないが、若干具体的に考えている。

往路は慣らし運転なので、高速では走れない。この機会に省エネ運転を試みたい。先ずはハイオクタンを足して満タン50リットル、充電率90%で出発する。街を出たら直ぐに充電維持モードに切り替えて走る。道中どこかで渋滞に巻き込まれたらハイブリッドを試してもいいかと思う。目標は宿に到着で50%維持ぐらいか。

最高速度は時速140kmまでで、ハノーファーまでは総計すると往路80m程下りなので、ガソリンをどれぐらい消費してどれほど残せるか。距離からすると400m程上方のミュンヘンよりも120kmほど遠いが、高度差は俄然小さい。渋滞などを電気を使って上手く熟せたならばある程度の残量が期待できるのではないか?

それで、宿駐車中と復路にどの程度の充電残量を得れるか。今後のとても参考になる数値となると思う。勿論充電維持モードでの走行性能も吟味したい。そこには回生エネルギー量の大小が含まれて、今後複数日の外泊をする時の充電の必要性が初めて検証可能となる。

宿を出発する時点での充電残量で、帰路での燃料補給の量や場所などが検討される。原則的には帰宅時に二桁の残量があれば御の字で、車庫入れで零になっても直ぐに充電に入れるので構わない。

復路のアウトバーンでは現在の走行距離からして、時速210kmの装着冬タイヤ制限内での高速走行を初めて試せる。その時にハイブリット走行でどの程度の消費と回生があるのかを検証したい。走行性能に関してはほぼこれによって最高速域を除いて判定可能となる。既に試乗では分かっているのだが、性能や燃費などの検証は出来ていなかった。

その他の検証では、半自動運転などのシステムを最大限生かして、どれほど楽に運行可能か、安全性が長時間運転で下がらないかなど、休憩の取り方や食事の仕方を含めての試金石となる。

インフォテーメントシステムに関しては、なによりも車載のWLANが絶えずオンラインで安定するかどうか。アウトバーンはトンネルも含めて完備している可能性があるが、山道などではどうなのか。DCHも時々流してみて、状況もみたい。復路では時間と充電残量があれば郊外でのピクニック時間を取って、そこでの居住性なども興味深い。

その他の調整ではノイズキャンセラーを使っているときの電話の受け応えとか、細やかな使い勝手の検証となる。宿泊地でのパン屋へのナヴィもどちらのシステムを使用するかなど、恐らくグーグルマップへの目的地入力など、旅行中の限られた時間での無駄な時間を避ける方法など、場合によれば駐車料金なども車内から支払方法の使用の可否なども調べておく方がいいかもしれない。



参照:
ここらでなるか無重力 2025-01-19 | テクニック
パッドする為に 2025-01-06 | アウトドーア・環境
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ここらでなるか無重力

2025-01-19 | テクニック
一日中冴えない天候だった。陽射しがなかったので零度を前後した。時刻も早めだったがワイン地所でのしつけの仕事以外は、常連さんしか散歩に来ていない。今回は出がけに51%から車庫入れで45%と6%の消費に止めた。やはり走り始めの暖房は大きいようだ。運動していなければ直ぐに暖かい方がいいのだろうが。

今回インフォテーメントシステムで試したのは、アンドロイドカーでいつも表示されるグーグルマップが起動したことがないので、スマートフォンの方で先ずは起動させた。初めてだったようだ。以前はタブレットで無料のソフトと両方を旅先で使っていたが、今回は初めてボードのモニターでそれを表示した。二種類のナヴィを使うことになる。

その他もギャラクシーからスマートシングスとかが表示される。これはガレージのドア開閉など自宅の電化製品を動かせるスマートグリッドシステムの一貫のようでグーグルとの共同開発らしい。事務所でもあれば使い勝手がいいのだろう。現時点では自宅のライトぐらいでそれほど有用ではない。さしあたってはネット経由でNASへのアクセスをどうするかぐらいの検討になる。

その他ではスポティファイが無料と分かったが、お友達のを車中で聴いても仕方がないので、あまり使わないだろう。記憶というのは思い起こしを口で記憶させておけば知らせてくれる機能で、長いドライヴの時は時計を見ないでも知らせてくれるのはいいかもしれない。

土曜日はベルリンからのDCHストリーミングがある。バーバー曲はケネディの葬式で演奏されたかでとても有名曲だが、既にコロナ期間中に演奏されている。大き目の編成で演奏されるのだろう。グバイドリーナ曲はこれもオクサーナ・リニブがコロナ期間中に初演した曲でヴィーンからストリーミングされた。グバイドリーナ曲では一昨年にエンゲル指揮でボッフムで完全演奏したソヴィエト時代の初期の作品が興味深かった。その当時初訪日の時にも前に座ったりで馴染みのある作曲家である。そして、ラフマニノフのオペラ「フレンチェスカダミーニ」も楽しみだ。この作曲家のスペシャリストのペトレンコが今後ともオペラ上演指揮をすることがあるのかどうか。

既にフランクフルターアルゲマイネ新聞でもそのラフマニノフは大絶賛となっている。個人的には復活祭で接した歌手のズルムスキーの歌唱であるが、恐らく息子の嫁さんと恋に落ちるお舅役の心の影を見事に歌っている様だ(息子の方だった)。最初に接したのはコロナで舞台化が中止になった「マゼッパ」であるが、そこでは俯き気味にいま一つであったのだが、「スペードの女王」での舞台は演技共に見事であった。今回も控えめに名唱を披露しているらしい。これらを全てただ券で観れる喜ばしさよ。

一週間先の旅行の前に、週末にも昨年から懸念の一仕事を片付けておかないとすっきりしない。やはりどうしても雑用に追われて平日には出来ないことをして仕舞うことになる。お勤め人でないから仕方がないのだが、するとまた月曜日に疲れが感じられるということになる。予想以上に陽射しが出るのが遅れて、その分月曜日に回すことになる。12月の暖房消費が同規模平均家庭を越えて昨年より46%多かった。11月の三倍以上だった。急激な冷えもあったが、小まめに要チェックである。まだ取り返せる。



参照:
新制作二日目の狙い 2022-04-14 | 文化一般
スマートフォンへの移行 2025-01-02 | テクニック
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時間経過で熟成する表現

2025-01-18 | 
承前)例えば?

最近ではドヴルォジャーク交響曲七番二楽章の最後。静かに終わるのをいつも願ってましたが、練習で其処を逐一やる時間が無かったのです。それが最後の演奏会で、思っていたよりもそれも美しく突然為されたのでした。

時間経過の影響はどのようなものでしょう?

表現は熟成します。練習で二日しか時間が無く、それは多くはありません。演奏会から演奏会へと管弦楽団は作品を大きく成長させていきます。一つのプログラムを度重ねるツアーの終わりでは、そうした忘れがたい時がやってきます(注一)。例えばスメタナの「我が祖国」はとても難しい曲で粉骨健闘していました。先ずベルリン、プラハで演奏して、更に昨秋にはツアーで演奏。最後のロイヤルアルバートホールでの演奏会で、跳躍がありました。それは特別な一晩で、管弦楽の質と熟達、そして僅かばかりの幸運が重なったのです(注二)。つまりやり遂げると感じることもあれば、疲れてやれるだけをやるということも、その点でロンドンでは全てが叶った。

その全てとは、表現、技術、美ということ?

…音響、有機性、完璧、熱狂、感受性ということ、そして指揮者と管弦楽団でのハーモニー(注三)。これらは必ずしも完璧に同時に得られず、それは記憶に残るようなものとなりました。

演奏会では練習と異なる事をどれほど試みますか?

実際、毎晩あれやこれやと違います。どのようなことが上手くいくかなどにはあまり配慮しません。それはいつも私達への大きな期待を以てということの裏腹です。そうした期待は上手に熟していかなければいけない重圧でもあります。いつも演奏会で思いの儘に運ぶということはなりません。まだ上手にやっていくことを習わなければいけません(注四)。恐らくそれは危険を冒してやる時期だということでしょう。(続く

さてここからブルックナーを終え、マーラーの九番への今後の活動への橋渡しとして、それらへに向かう立ち位置を、今迄のプロフィールから自らが語っていく段落へと移行していく。

注釈一、最初の日本ツアーでの東京での最後の「英雄の生涯」の仕上がりにペトレンコらは大変満足していた。
注釈二、個人的にはその前のルツェルンで聴いてその見事さと更にの熟達を期待していたが、放送では収録の音響的に粗さを感じていた。
注釈三、まさしく最初の音響こそは舞台の上でか、マイクの収音かということでは判断が難しい。例えば弱音なども私が知るあの会場でのライトに照らされて立ち上る音響はマイクでは収録しがたい。
注釈四、まさしくペトレンコがミラノで示したその上手に波を作って軽々しく振ったそれのことを意識しているだろうが、ベルリンの交響楽団での実際はこれからだろう。



参照:
描き切れない普遍的価値 2024-09-01 | 文化一般
美しい響きをお土産に 2024-08-30 | 音
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用足せるように思うが

2025-01-17 | 生活
走りに行って戻ってくると52%、車庫入れして51%へと残量は減った。僅か4kmであるが、5%減で比較的少なかった方だ。若干エンジンを回した感じがあるので、その影響が大きいかもしれない。外気温も摂氏3度ほどに上がっていた。

今回の課題は、部屋にあった蛸足三脚を使って、スマートフォンで走行映像が録れないか設置を試してみた。前車の最終段階で記念にと思って通常のカメラで試したのだが、重くてヘッドレストに固定できなかった。今回はヘッドレストの形状がしっかりしていて、固定が出来た。少々の「世界の車窓」からの撮影は可能と分かった。荷物さえ少なければ、ハーメルン近郊やアウトバーンでの高速運転撮影が可能かどうか時間があれば試してもよい。

その他旅行関係ではやはり充電ケーブルの整理となる。先ずはノイズキャンセルイヤフォーンがひじ掛け下のセンターボックスに袋ごと入りそうなので、そこに入れっぱなしにしておこうかと思っている。要らぬものを積まないが今後のモットーであるが、重量もなくそこでしか本格的に使わないので、常駐があるべき姿だろう。そのボックス内にC型USBが2穴あるので、旅行中使わない時に挿しておけば困ることはない。もう一つはランニング用GPS時計の充電ケーブルにも使える。SSDも繋げておけるので自分自身だけでも多い時は同時に4穴ぐらいは使うことになる。全部で6穴はそれほど多くはない。

四つ余分につけて400ユーロ程のオプションとなったのだが、特に後部座席などに二つあるだけで旅行中の人を迎えに行く時などには喜ばれるだろう。同時にWLANに入れるので、排除した後部座席温度調整やヒーターなどよりも喜ばれるに違いない。助手席からも前部ボックスはあまり触っては欲しくはないので、ひじ掛け下を使って貰うことになるか。

先日フラッシュ撮影した時に気が付いた魔法瓶の蓋の茶渋。これを塩素系で脱色した。一時は匂いが嫌で酸素系しか使っていなかったが、塩素系に戻るとその効果の差に驚く。そしてついつい指で触って仕舞うので親指の先が割れて仕舞った。然し子供の頃にプール前に浸けられていたのを思い出して、収容所かと思う。そういえば蔵にはまだ進駐軍が使ったようなDDTが隠されていたのを思い出す。蓋は浸けておいて濯ぐだけだったが、栓とか中は擦る必要がある。古い電動歯ブラシを使う。使い果たしたブラシが無くなったら新しいのが欲しいぐらいに効果的である。

SSDと同時に届いた折り畳み型買い物籠。開けて組み立てて先ずは小さいと思った。通常のスーパーの物のようにごつくもなく、底も貧弱だ。16ユーロは高いと思って「中華の塵」と書いていた人の気持ちはわかる。失敗したかと思ったが、整理して入れると意外に量も入り軽い。然しビールの缶は買い忘れた。底が抜ければ被害は出るが、メーカー自体は中共で立派なトレーラーを造っている製造業なので、最低の品質基準はクリアーしているのではないかと思う。

20リットル入るが、スーパ―のそれのように30㎏保証はない。精々8㎏迄ぐらいだと思う。それより重ければワゴンを使うしかない。経年変化でどこ迄無事故で使えるかである。地面に置かない、車からそれ程遠くまで運ばないならばこれで用が足せるように思うのだが、さてどうか。



参照:
解析にはそれなりの経験が 2025-01-15 | 雑感
機動性への事始め 2025-01-11 | アウトドーア・環境
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