Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ワークシェアーの工程票

2022-10-24 | 
窓拭きが一通り終わった。これで一週間後の冬時間になっても篭り部屋移動を遅らせることが可能だろう。天気予想を見ると少なくとも11月第二週までは陽射しがありそうだ。そこからどれだけ太陽が出る日があるかどうかで冷え方が変わってくる。週に日照時間数時間では厳しくなる。

長袖のシャツとセーターに作業着の白衣を羽織っていれば最高気温摂氏一桁でも何とかなるかどうか。摂氏五度ぐらいになると厳しい。そして風が吹いて葡萄の黄色い葉が落ちると暖房が必要になってくる。そこで篭り部屋への移動となる。

今年の様にロシアのガスの関係で燃料費高騰となって、連邦政府もシャワーの浴び方まで指導するようになり、催し物会場も設定温度を下げた。そのようなご時世で如何に暖房を入れずに過ごすかが山となっている。

一昨年までは一度篭り部屋に入ると新春までは夜中以外は入れっぱなしになっていたが、昨年は陽がある時にはそこから出て太陽光を浴びるように仕事をしていた。ノートブックの移動などが面倒なのだが若干PCごとのシェアーワーキングを増やせるのではないかと思ってる。恐らく旅行用にミニノートブックとの間でで少なくとも同一テキスト編集ぐらいは日常化できるだろうと思う。

技術的にはNAS経由なので問題はない筈だが、ミニノートブックはLINUXで音楽用に使っていたので、今年になってから初めて旅行用としてテキストを書けるようにしたのだった。そう言えば未だにそのLINUXからメインのノートブックへの遠隔操作はまだ試していなかった。

年内の大掃除としては、冷蔵庫、グリル、そして換気扇のフィルター替えぐらいであろうか。あとは、一度布団替えぐらいで何とかなる筈だ。

中共の大会の胡の退場場面は面白かった。なぜあの時点で追い出されることになったのかは知らないが、切っ掛けは何かあったのだろう。なによりも本人の顔が老けていて同定できない程だった。更に興味深いのは習に話しかけ更に首相に後を頼んだと出ていくところだ。もうなにも残されていないようで、零コロナ政策も首相のせいにして逃げようとしている習の思惑を表していた。

いずれにしても中共におけるコロナ禍はどこの国よりも深刻であり今後数年間はその付けに苦しむことになる。人民の多くはそのコロナ政策の失敗に気が付いていて、習独裁体制への最強の敵はコロナに違いない。

広東や上海の江沢民らの勢力が動けるのかどうかは分からないが、中共コロナ政策における地域確立は統一中国の大きな亀裂となるのではなかろうか。台湾への軍事介入を示唆する一方で、今後の経済的な崩壊状況によっては中共内の統一が難しくなる可能性すらある。その経済的な影響はニュージーランドの様な比ではない。

朝食のパンがなかったので、冷蔵庫にとっておいた薄い色の炸醤麺をブランチとした。醤油を使わずに白みそを使ったのだが北京風ではないかと思う。



参照:
相似となっている風景 2021-04-12 | 雑感
安定作動で目指す10時間 2022-08-17 | テクニック
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透過性を上げる試み

2022-10-18 | 
ガラスに筋が垂れていようがどちらでもいいのだ。神経性のものではなくてただただ日射量を通すだけの目的である。その効果は実際に試してみると考えるよりも遙かに大きい。肌感覚としても、これから鬱陶しい季節でも室内の光度が全く変わる。曇天であろうが太陽光線の赤外線部分が通れば効果覿面である。

特にバスルームなどは黴防止の為にも冬季も窓を開けるのだが、陽射しの恩恵が無いと湿度が上がる。更に室温も上がり難くなるのでとても影響が多い。バスルームが冷え込むとなると厳しいので、以前は暖房を入れていた。しかし最近はそこに通っているお湯の熱を出来る限り生かす形で、年に数えるぐらいにしか暖房を入れないことにしている。

篭り部屋に移動するようになったのも大きく、その屋根裏部屋に出来る限りの太陽光を活かすことになった。陽射しが戻ってくる新年になれば積雪があろうが、凍結があっても温室効果でぽかぽかとなる。熱遮断と窓ガラスの透過性が全てである。

夜半には雨になるだろう。天窓は直ぐに雨に洗われる。その他はぼちぼちだろう。兎に角暖かいうちに終わらしてしまうのがよい。雨が降って来週はまた気温も元に戻ってと、日々晩秋らしく葉が色づいていく。来週末には夏時間が終わる。

日曜日にはミュンヘンに一枚予約を申し込んだ。結構迷ったのだが、他の曜日の出方などを見ると、それ程容易ではないが配券される可能性もある。もう一枚の申し込みもする。これも希望の席への期待を掛ける。

土曜日の午前中スロヴァニアの首都リュブリャナで行われたレクチャーのヴィデオが出ていた。水曜日に演奏会のある作曲家ネヴィル・ホールとハンス・アブラハムセンが自作に対してティテュス・エンゲル指揮スロヴァニアフィルハーモニー管弦楽団で音出ししながらのヴィデオが上がっていた。後者のヴィデオは無かったが、ベルリンのフィルハーモニカーで初演された曲「レットミ―テルユウ」が演奏される。この曲に関しては、サイモン・ラトル指揮でルツェルンの音楽祭で献呈されたバーバラ・ハニンガムの歌で演奏されたのだが、演奏会前に作曲家が出て来て内心カンカンに怒っていたことが知れた。ラトルが真面に準備もせずに練習をしていなかったからである。
Barbara Hannigan - Let Me Tell You (Hans Abrahamsen) - Berlin, Nelsons


その様なこともあり、更にこの管弦楽団の音出しを観ていると想定以上にやれそうな楽団であり、実際に意欲に溢れたプログラミングで結構な指揮者が客演していて期待される。映像を流して欲しい。歌手は、ロングラン中のバーゼルの「魔弾の射手」でアガーテを歌っているニコール・シェヴァリエである。勿論全然ハニンガムには追い付かないのだが、米国出身で英語歌唱の方が上手いかもしれない。

ホールという作曲家は知らなかったが、ウェリントン出身でスロヴァニアに住んでいるらしく、フィボナッチ数列を使って、音の群化からの作曲のようだが、そこで出している音と注文が取り分け複雑そうで、到底数列程度のものではないと思った。それに輪をかけて司会の大学教授がフォームとその内容に関して、作曲家が指揮者に譲る形で英語で小難しい質問をエンゲルにしていて、指揮者の仕事として答えていたのは賢明だと思った。勿論後半のニールセンの交響曲も聴きたい。なぜならば昨年オペラ「仮面舞踏会」が素晴らしかったからだ。
Sobotna izobraževalna matineja / SIM 2



参照:
「ありの侭の私」にスポット 2021-11-05 | マスメディア批評
ラトルファンの嘆き 2019-09-10 | 音
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独FBIの方からの電話

2022-09-29 | 
散髪に行った。前回は7月10日頃なので、二か月以上伸ばした。先日の寒気がなければ早く言っていただろうか予想外に冷えた。ここに来て雨となって冷えが和らいだ。チャンスであった。来週中頃からは摂氏20度近くまで上がりそうなので、気持ちの良い黄金のオクトーバーを過ごせるだろう。

最近は日の出が7時半近くになっていて、朝が起きれなくなっている。早く夏時間が終わって欲しい。夜は反面19時過ぎ迄は野外活動が可能である。床屋ではもうマスクが要らなかった。10月1日からどうなるかと四方山話を振ると、まだ決まっていないというのである。土曜日が初日なので、恐らくこのまま突き進むのだろう。

流石にやり手婆も、近隣交通機関やお店では必要になるのにおかしいと話している。勿論誰もマスクなどは望んでいない。勿論婆らはブースターを何回も打っているのだろう。こちらはお構いなしで、此の侭推移して欲しいものだ。ワイン祭りのことも話していたので、それは当然だと思う。

しかしこれで次の散髪も混む前に出かけられると思う。11月の待降節前に予約を取っておけば、新年迄は引き延ばせる。もうそこはお正月だ。現金を使ったので、新たに現金を下ろしに行った。上手くいけばこちらも年内はこれで済ませれるかもしれない。年四回200ユーロもあれば現金はそれで十分か。もう一つ必要なのが洗濯屋のシャツ一枚2,20ユーロぐらいである。その他は音楽会などのプログラムぐらいか。

税務当局から入金確認は来たもののまだ口座が閉鎖されている。閉鎖を開放するだけの判断とは別の様で約束が違うといいたいが、遅れ過ぎて次の支払いが出来ないでいる。何とかしろと言いたいが、銀行で遅れている可能性もある。発注したDACは支払い不履行なのだが、商品だけは送られてくる。実は次の発注を考えている。

冬の篭り部屋の机を見たら奥にオーラトーンの5cのモニタースピーカーが置いてあるのに気が付いた。この春から仕事机のそれを片付けて篭り部屋に送り込んでいたのだった。昨今人気のデジタルアンプを使ってみたいと思った。調べてみると出力60wぐらいでも使えそうなのだ。勿論上で発注したDACからのラインアウトからラインインに送り込む。PCから直でデジタルで出してスピーカー迄直結となるので、YouTubeぐらいはそれで聴けるのではないかと思う。NASのシステムやサブのスピーカーシステムにも満足はしているのだがもっとシムプルなシステムも使い易いと思う。

公開している番号の電話が鳴ったので珍しく年に二三度出るときの一回として受話器を上げた。するとおばさんの真面目そうな声で、独連邦犯罪局の依頼で電話していると話した。そして私の名前を出して本人かと聞かれたので、即座に「彼は居ない」と居留守を使った。そもそもそんなところから電話が依頼者を通じて掛かるのかも疑問だった。調べると広域犯罪も扱っているようで、所謂独連邦共和国におけるFBIらしい。余計に電話で問い合わせというのが不思議だった。思い当たることは幾つかある。例えば復活祭での刃傷沙汰とか、必ずしもこちらに犯罪容疑が掛かっていなくても聴取して欲しいことは幾らかある。確かに態々書類を送ってくるという問題では無かろう。そもそも犯罪容疑なら呼び出しが直ぐに掛かる。また掛けるといったが、でも調査ならばやはり所轄の警察を通じるか、直接しかないと思うのでやはりフィッシングか。



参照:
ワークステーション仕舞 2021-09-20 | 生活
批判的に処する冷静な感覚 2012-05-16 | 雑感
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冬タイヤ装着への準備

2022-09-20 | 
アルプスの峠では積雪のようだ。まだ10月晴れが期待できるが、ミュンヘンなどへ向かうとどこで降られるか分からなくなる。今年は早く冬タイヤに替える事にした。既に予約を取っておいた。そのあとでミュンヘンに向かう。不安定要素を除いておきたい。

EU統一の夏時間終了になってから遅くなる傾向があった。以前は4月~10月が夏タイヤで、11月第一週のスキーシーズンに合わせていた。其れからすると早いのだが、今年は雪が降りそうなので、勘を働かして勝負である。冬タイヤ二本はまだ新しいので、残り二本さえ使えれば問題がない筈だ。燃費はあまり変わらない。そもそも遠出する回数は限られる。

それでも9月にしては寒い。布団などはまだいいのだが半袖短パンで寝るのは寒くなった。今晩から長袖長ズボンにする。朝走る時も走って温まるまでは裸では寒かった。日曜日には大きなザウマーゲンのスライスがあったのでそれを焼いた。平素は2kg以上になる胃袋詰めは中々買えず、膀胱詰めなので、やはリ胃袋の方が美味いと思った。それも真ん中あたりのスライスなので、幽門とかも遠いのかおかしな味わいもなく、コリコリと楽しめた。

通常ならば地元のリースリングを開けるのだが、ラインガウで購入したキードリッヒのオルツリースリングを開けた。試飲会で飲んだ時も以前のものと比較して悪くはないと思ったが、食事に合わせると更によかった。ヴィラージュワインなので土壌的には最大公約数的な千畳岩であり、様々な樽からのミックスとなっている。昔からのカルタヴァインの様に味の方向性を整えているというよりも、土壌感が楽しめる。但し上位のプリミエクリュなどに比較するとどうしても焦点が暈けた感じになるのだが、それを比較してみないと分からない様に醸造してあってVDPの方針であるブルゴーニュシステムの造り方がコロナ禍以前よりも研ぎ澄まされてきている。

日曜日のSWRからの復活祭「スペードの女王」の録音中継は素晴らしかった。音源は既放送済みのArteの映像と同じ筈なのだが、音質が違った。エンコーディングはAACで同じ筈でも、ヴィデオの方はやはり映像に合わせて最後に音響調整をしていると気が付いた。要するにラディオ放送の様にステレオ感や音場感よりも映像と違和感がないことの方が重要だからだ。それだけ放送は音場感が優れていて、舞台の上と奈落との鳴りの違いが余計に明白になり、その合わせ方も具にわかる。なによりも奈落でのベルリナーフォルハ―モニカーの苦心が手に取る様に分かってとても面白い。

つまり歌に楽器がどうやって合わせるかに尽きて、キリル・ペトレンコの腕の見せどころである。会場で四日左右や正面などで聴いた経験からすると、生においても若干低弦などが威圧感を以て響いたところもあるのだが、来年の復活祭の「影の無い女」では更にその辺りのバランスは微妙になってくると思う。新たに活躍するアシスタントにも期待したいところだ。その反面、ここぞという時には鳴らしてくるのがフィルハーモニカーで、それはフォンカラヤン時代の録音などでお馴染みだ。その鳴り方が当時よりもはるかにシャープにスピード感を以て響くので生においても引き締まっている。まさしく指揮者も楽団も大満足したのはそこであるという事だ。それが開幕のマーラー作第七交響曲で決まっていた。



参照:
バッテリーチェック 2020-11-11 | 暦
まるで億万長者ゲーム 2017-11-25 | 雑感
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来年の祭りからの避難計画

2022-09-14 | 
来年の入場券を購入した。来年のワインフェスト期間中の避難計画である。既にアパートメントは予約してある。致し方なく外泊するならば、どこかで少しでも価値のある滞在をとなる。すると早くから各地の催し物などを調べて当該の週末を過ごすように計画しなければいけない。まだ未定の音楽祭などもあるので先ずはこれというのを選んでおいた。

イザールフィルハーモニーの券は幾つか購入した。知らないホールや劇場の席を購入するときは写真などから徹底的にその音響等を想像する。その時点で、過去の経験や勘で可也の予想可能である。そうした時にも役立つのはやはり座席の価格クラス分け配置である。

なぜここから安くなっているのか、若しくは隣は高いのかなどはとても参考になるのである。多くの場合は明らかな理由が見つかったりする。平土間なら舞台との高さ関係とか、横の庇が掛かるとかの場合が多いが、そうでなくてもサイドからの反射などは典型的なものだろう。

イザールの印象は、視覚的にもとても悪い。恐らくトヨダのホールとしては聴視覚ともエルフィーが代表的なものになると思う。あそこの音響に関してはケチはつけられても視覚と雰囲気に関しては文句のつけようがない。戦後のオペラの代表的な劇場と並んで、如何にも民主主義的な座席配置でコロニアムを形成している。それに比較するまでもなく、シューボックス型のイザールフィルハーモニーでは、デザイン的にも納得がいかない。座席選びにおいても、躊躇させることが多かった。反対に一番良さげな座席は一目瞭然であって、価格も高い。反対にクラスを落としているところは如何にも音響的にも問題がありそうに感じさせる。兎に角試してみるしかない。

旅行前に古くなったモッツァレッラを片付けるために残りのナスとのレシピ―を試してみた。コツは、ソーズを最初にナスに塗っておくだけだが、上手く焼けたと思う。ワインにも合わせて様々なヴァレーションを愉しめる。

木曜日の待ち合わせの予定が変わってきた。先方の都合が悪くなったようだ。理由ははっきりしていて、知己もある父親の介護の必要がいるということで、急に悪くなったのか、偶々手が足りなくなったのかは分からない。最後に見かけたのは二十年ほど前になるかもしれない。ご本人は医師なのだが、既にその時にものの話し方や表情などが若干固く思えた。推測すればまだ60歳代だったと思うのだが、それは可也弱っているだろうと思う。アルツハイマーであってもおかしくないだろう。

何はともあれ16時過ぎに入る予定だったが、約束が無くなったので、一時間前に入ればいい。18時30分に車庫入れ可能になる。となれば15時前に出ても間に合う。これは大分楽で、ルツェルン日帰りの時の13時前に比較すれば二時間半以上は余裕がある。走行距離もそれだけ短いので、公演終了が22時15分としても帰宅は未明一時過ぎを計算できる。



参照:
行きはよいよい帰りは怖い 2022-09-09 | 生活
宝物館とならぬ音楽劇場 2022-09-12 | 文化一般
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初の本格的な秋の降雨

2022-09-07 | 
夕立が激しかった。先ずは幾らかは今年の分を取り戻したぐらいの雨量だった。流石にこうなると傘をさす人も出てくる。それ以前に庇から前には誰も出てこない。洗濯屋、パン屋でと、スーパで合わせて五回程は激しい雨に打たれた。断続的ではあったが数時間続いた。安物のブドウは雹でやられないうちに収穫とトラクターが走り回っていた。

夏用のシャツを出して、普段着も敢えて長袖に変えたので、雨には直接触れなかったが、大分濡れた。まだ冷たくも無いのがいいが、街には下着まで濡れているような女性も沢山いた。

結構過激だが、こうした降雨があっても直ぐにまた乾くなら、雹の直撃さえ受けていなければ大丈夫だ。スーパーでは少し雹が降った。そこから傷みとなると葡萄が腐って来るので危ない。かび臭いようなリースリングになる。

木曜日は、18時に車庫入れを目指す。今回は途中寄り道することもないので、正午半ぐらいに出れば間に合う筈だ。走行距離片道345kmになる。往復で690kmになればミュンヘン往復の740kmよりも大分短い。今回はトイレ休憩一度と、もう一度ピクニックするかどうかだけだ。無駄に走る所はない筈だ。但し復路が午前二時より如何に早く帰宅可能かに掛ける。眠気の限界に差し掛かる。よって出発も出来るだけ遅めにしてブランチをしっかり摂ってから出かけたい。

オペラとは異なり集中する時間も短いのでそれ程疲れない筈だが、短くてもそれはそれなりに集中度が異なるので、必ずしも楽ではない。しかし日帰りの場合はやはり当日朝寝も出来て、ゆっくりブランチ後の出発となると楽な筈である。来月にはまた同じように演奏会日帰りもある。前回ルツェルン日帰りをしたのは、故ハイティンクが生涯最後のマーラーの第九を振った時だった。あれもとりわけ楽しみにして出かけたのっだけどそこ迄の指揮ではなかった。帰りにも疲れが残ったと思う。やはり一種の興奮状態でフライブルクぐらいまでは簡単に帰って来たい。今回は水曜日にでも燃料を満タンにしておくので、給油無しに復路も一時停車無しに帰れる筈だ。

やはりピクニック準備と共にテルモスには熱いカフェインの含まれるお茶などを詰めておきたい。特に復路で走らせながら口を動かすのがなによりもの眠気覚ましとなる。自宅でも口に何かを入れ乍らこっくりという経験は殆どの人には無いと思う。もしあるとすると病的状態かもしれない。南極や冬山の遭難でも口に物を入れれる状況ではまだ死なないと思う。咀嚼はとても血の巡りに良い。でもチューイングガムは味が無くなるのが苦手なのだ。

EUや英国では四月から日本のYahooサイトが使えなくなった。そしてスイスはそこから除外されているので従来通りである。EUの基準を満たせていないからで、そこ迄投資する価値が無かったからである。しかしメールアドレスなどは使えるようになっている。その関係もあり登録してある本メールアドレスには宣伝などが届く。通常はそこで解約が出来るのだが、こちらからはアクセスできない。そこで先日調整しておいたVPNアカウントから中を見れる。その時に序に広告お断りにしておいた。その様にならなければその都度スパムメール扱いにするだけど、如何にそうした広告紛いのものが悪質かという事でしかない。



参照:
堪える夏の終わり 2022-09-06 | 生活
ルツェルンのお土産吟味 2022-09-03 | 生活
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切れる接種有効期限

2022-07-23 | 
ペルーアマゾナスのコーヒーを開けた。流石に酸味が効いていて、夏らしく清々しい。紅茶で言えばアッサム的な清涼感がある。高地での有機でフェアートレード製品だ。キャラメル香も成程薄くある。柑橘系風味とフローラルさが嬉しい。ミルクを入れても入れなくても、冷やしても楽しめる。生産地重視をしたが図星の夏向きだった。これに比較すればケニヤの紅茶風でより強めだが、暑苦しくはなく柑橘風味もあった。

さて、来週買うとしたら残暑から秋を考えたい。蜂蜜風味のコロムビアピンクはどうだろうか。そしてコスタリカの柑橘にチョコレート風味か。ブルーマウンテンはこれらの四倍の価格だが、通常のプロドーモの倍の価格で購入できるこれらでお勉強すれば、何も無理して高価なものに拘ることがないのがよく分かる。本当にいいお勉強が出来る。

ザルツブルク行の準備が進んでいる。週末と週明け二日で出かけると、帰宅する週末が月末だ。なんだかんだと時間に追われる。先の準備をしておかないと駄目である。それ以前に既にブラームスと「三部作」のお勉強で8月31日気分になっている。

その前に、秋からのミュンヘン行を考えておかないといけない。10月26日からの劇場の三大氏神の一つモーツァルト「コジファンテュッテ」をどうするかに尽きる。音楽監督ユロウスキーが上手に振れるかどうかである。上手にということは少なくとも前任のペトレンコが新制作「ティテュ―スの慈悲」での成果よりは上まわなければ意味がないという事になる。とても高いハードルで、比較対象を変えれば精々ザヴァリッシュ程度にはモーツァルト指揮で成功しないとならない。正直キャストとか演出の名前を見ても半信半疑だ。英国のグライボーン音楽祭でやった程度では到底駄目なのだ。

秋の計画は、11月のベルリナーフィルハーモニカー米国新シェフお披露目ツアー壮行演奏会以外には考えていないので、10月をどうするかだけである。シュトッツガルトもフランクフルトもこれといったものはない。

同時に9月にはルツェルンに二回で向いて、その後は開けてある。オミクロンは可也感染拡大していると思われるのだが、科学的、感染防止的な所見からはもはや接種証明システムは無効になって必要なくなるとされる。9月には有効期限が完全に切れるので、そうなればアプリケーションを消去するだけだ。一体どれだけの税金を投入したのだろう。

現在導入がドイツ政府で考慮されているのは1Gシステムで接種の如何に拘わらず大規模催し物に入れないとしている。抗原検査に何の意味があるだろうか。オーストリアのように全員PCRシステムを取っていたところとは事情が大きく異なる。



参照:
ガマ口の重力落とし 2022-07-22 | 雑感
来週のピクニック準備 2022-07-20 | 雑感
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オープンエアーの季節

2022-07-10 | 
ミュンヘンのオペルンフェストシュピーレの売れ行きがあまり良くなさそうだ。「ピーター・グライムス」も「利口な女狐」もあまり売れていない。今迄で一番入っていたのは二回目の上演で年内最後の「ルードンの悪魔」で盛況だったようだ。しかし、「ブルートハウス」に続いてシーズンでは二つ目に良いとされていた「鼻」は昨年よりも入っていない。概ね評価に比例している。最終的にどのような総括となるのだろう。

近所で開催されるオクサーナ・リニヴ指揮ウクライナユース管弦楽団演奏会のティケットを購入した。各地のツアーの一環であるが、昨年秋にもあったようで特別な支援会計を築いているのはモーツァルトが弾いたオルガンのあるキルヘンハイムボーランデンである。ヴォルムスにも近いが我々ワイン街道からするとその次のアルツァイ近郊となる。車があればご近所であるがさてその時はどのような機動性があるか。いざとなれば列車でも行けそうだが、夜はあまり便がないと思う。少しの金額でも寄付代わりになればそれも目的だ。

因みに演目は、ウクライナの作曲家らしい委嘱曲「シムフォニエッタ」初演と室内交響曲、後半にプラハ交響曲である。出来はどれぐらい練習しているかによるだろうか。

少し胃の調子が悪く、食事量が落ちたら、走って汗掻いて戻ってくると71.4㎏に落ちていた。運動量が落ちているので肥満も心配しているのだが、それなりに代謝も盛んになっているのか。こうしたところでまだまだ脱コロナに成功しているとは感じられない。まだこれからだ。但し数年前と比較すると汗の掻き方も上手くなったように思うがどうなのだろう。朝に再び走るようになって、薄く汗を掻いておくと楽になるで、自らの身体が学んだ反応かもしれない。

今晩はミュンヒナーフィルハーモニカーがミュンヘンのオデオンプラッツでオープンエアーで演奏して、生中継される。オデオンプラッツはヒットラーのミュンヘン一揆での広場で、BR交響楽団の新ホール建設候補地にもなっていた。しかしそうした歴史的な意味合いの保存の問題もあった。

そして来年はそこでPEGIDAのクルスティアン・ティーレマンが指揮することになっているのだが、そこ迄で何か問題が起こらないか。まだ一年先の話しだ。しかし日曜日にはサイモン・ラトルがBR交響楽団を振ってハリウッド映画音楽を指揮する。その前に、新ホール建設予定場所で建設中止の州知事の発言に抗議してフラシュモブとして抗議行動を行った。次期指揮者ラトルにとってもBR交響楽団にとってもなによりも重要な就任条件だった筈で、まだまだ頑張らないといけない。



参照:
短冊が叶う七夕祭り 2022-07-09 | 暦
意向に配慮せざるを得ない 2022-07-05 | 歴史・時事
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短冊が叶う七夕祭り

2022-07-09 | 
七夕に短冊を書いた。「車検切れの車が立ち往生しませんように」という切な願いだった。即効だった。パン屋で買い物をしてそこから出るためにバックで街道に出ようとしたら、後ろ側の道からこちら方に左折しようとするパトカーが目に入った。勿論そこで再び前進して戻ることも可能だった。不信感はあるが、そこで待つことは危ないと思い、思い切ってパトカーの前で切り替えたら、停止命令が出た。万時休すだった。

立ち往生する前に強制停止だった。心のどこかにはどこかでケリをつけたいという意識があったのかもしれない。しかし思わぬ展開となった。本来ならば罰金で減点が付くところだったが、先ずは二週間の猶予で、その間に車検を取って警察に提示することで警告金とされて15ユーロ支払った。もし車検ががなければ廃車だ。

さて、どうしたものか。警察に話したように新車を購入するにしても納入まで半年ぐらい掛かる。その間をどうするかが問題だったのであり、なんとか繋ぎの車が必要になる。先ずは月末のザルツブルク行きである。

先ずは駄目はもともとで可能性があるならば車検を取る。ブレーキディスクなど結構な費用が掛かるかもしれないが、上手くいけばそれで繋ぎの車が要らなくなるかもしれない。そうすれば半年の為にだけでも投資可能だ。先ずは来週車検の予約を入れた。少なくとも受け入れて呉れれば時間稼ぎは可能となる。

先ず、最初から駄目ならば半年間のレンタルを探さないといけない。最近はリーシングに近い方法もあって、比較的採算可能な額でのオファーもありそうだ。しかし希望車両が用意されるまでには二週間ほど掛かる。

もう一つは従来通りに中古車を購入してであるが、乗り潰すような車ならば立ち往生の可能性もある。さもなければ新車を購入するほどの価格で半年も乗ると可也価値が下がってしまう筈だ。

やはり新車をそれまでに発注する準備を整えて、繋ぎの相談をしてみないといけないかもしれない。その時までに準備万端整えておきたい。正直前日からのミルクの無いコーヒーやのど飴で胃を荒らしていて、更にこの様な先行き不明状況になったので不安感もあって、熟睡には遠かった。そして安倍元首相の銃撃の速報が流れてきた。選挙に与える影響は多大で弔い選挙になるとされているが、同時になにか時代の動きが出てくるような気もしないではない。

車検無しで事故起こすのが最悪で、人身事故になれば睡眠どころではなくなってしまう。アウトバーンで立ち往生だけでも社会的にも大変な痛みである。



参照:
そろそろの潮目時 2021-10-21 | 暦
高いアヴェレージ 2019-11-07 | 暦
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独連邦共和国の夏休み

2022-07-08 | 
本年最終公演「ルードンの悪魔」も幕が上がりそうだ。コロナでのキャンセルから初日に続いて二回目の公演となる。残りは来年の三月に三回上演される。今回は完売に近く、愈々話題が高まってきたことを語っている。元来のキャストのヴォルフガンク・コッホが歌うので、新たに評論家諸氏は押しかけると思う。大成功して欲しいと思う。先ずはその結果に待ちたい。

ドイツ連邦共和国の夏休みは北の州から始まった。一週間先の西の州なども夏休みとなる。学校が休みとなると親も休む、多くの人が旅行に出かける。ワイン街道などにも訪れる人がいるだろうか。一番遅いバイエルン州が来月頭からで、その前の週に他の南の州が休みに入る。その中間に東部の州がとなる。当然劇場やホールなどもそこで休館となる。

今年は例年に増してワイン街道でも人足が少なく、バイパス工事も終わったようで静けさが戻ってきている。恐らくポストコロナで挙って多くの人が旅行に出かけているのだろう。個人的にはコロナ期間中も遠出していたので、出来るだけ静粛なところにいたいと思う。

例年は六月前半までが一番気持ちの良い時期だったが今年は天候を別にすれば、今が結構気持ちよい。いつも他所のとてもいいところに滞在して戻ってくると、なぜここで過さなかったのかと疑問に思うことばかりである。

来週の頭に散髪の予約をいれた。誰もお客さんがいなくて閑散としている。向かいの肉屋でも暇だと話しを聞いたので、何か例年との違いを感じる。実態は掴めないのだが、何かが違う。コロナで何分の一かの人が亡くなったかのようだ。

ドロミテ最高峰のマルモラーダでの崩壊事故は衝撃的だった。未だに十五人は行方不明で、既に九人の死亡が確認され、四人の身元も特定された。崩壊した氷河を渡るのは頂上への一般ルートであり、スキー場の施設から登れるので多くの一般登山者が結構数遭遇した筈だ。途中からルートが合流する西稜を2002年に登っているので、状況は少なからず分かる。

なによりもヴィデオを観ると甚だしい。目前で観た大崩壊はマッターホルンの谷のそれは夏の早朝にヘルンリヒュッテから走り下りて、フランクフルトの空港を目指したときに遭遇した。その後数か月後にはツェルマットが閉鎖されたことがあった。しかし氷河であの様に流れているのを観るのは初めてである。現地での作業は更なる崩壊の危険があるので難航している様である。



参照:
ヴェニスのシャルドネ 2022-06-29 | ワイン
カオスのおもしろさ 2022-06-30 | 音
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盛夏の様にはならない

2022-06-16 | 
熱は下がったようだ。これ以上には悪くはなりそうにはないが、週末までの一週間ぐらいは午後に起きていられなくなっていた。未だラッセル音はあるような感じであるが基本的には通常運転である。週始めには頭痛が一寸残っていた。一昨年の半年以上続いた症状からすると咳が出るのが特徴で解放的ではある。

先日のリースリングの味筋への疑問は、甘味を感じていたのは口が悪かったことを確認した。改めて四日目迄飲んでみると、甘味よりも果実それ以上にミネラルそして酸も効いていた。これなら試飲会で感じていた其の儘である。やはりコロナの一種の影響なのかもしれない。しかし今回の変調で今迄塞がれていたような味覚が更に戻った感じがした。リースリングの旨味が漸く分かる様に戻ってきた。そこ迄の差異が感じられないとよりいいワインには手が出せなかった。改めて、もう一種類のより上のものも早めに試しておいて、必要ならばグランクリュも予約できるかもしれないと思う。少なくとも試飲会の時には踏み切れるほど吟味出来なかった。自信がなかったのである。

今週末に掛けて6月過去最高の気温の上昇が予報されている。天気予報は米国初のものとお言う週初のものの二種類があるようで、前者の計算では北極圏の寒気が入って来て早めに大気が冷やされるために短く高温となり週末には落雷となり冷えるということだ。しかし後者の計算ではそれが遅れて、もう一つ高温になって、ライン上域やモーゼルでは摂氏38度を超えるとされている。ここワイン街道も37度となっている。スペインでは45度にもなるらしい。

しかし体感では、空気が冷えていて盛夏の気温上昇にはならないと感じている。室内も大気も冷えているので、木曜日の聖体祭を挟んで二日ぐらいでは知れている。夜中には20度以下に下がるので窓を閉めて占めて就寝可能の筈だ。つまり昼の陽射しさえ避けておけば室内では問題なく過ごせる筈だ。とはいっても昼間の冷たい飲み物や食事の準備を整えておく。

こういう祝日には、上階の跳ね上げた窓から空気を上に逃して、下階は早朝の冷えた空気を入れてから、陽を遮って、窓を閉め切って、お勉強をしよう。外も静かになるので集中して366ページ、二時間に目を通そう。曲を知れば、来週為される総稽古の状況も凡そ予想出来るようになってくるだろう。

列車で出かける切符は購入したのだが、割引の効くカードはまだ購入していない。早めに購入して仕舞おうかどうか。早ければカードが郵送される筈だ。カードがなくても証明書はネットで解決するらしい。有効期限は使用する6月28日からでも構わない。お試しカードで9月末まで使える。これだけで秋の予定が立てられる。

ネット購入したダージリンは、相変わらず愉しめている。しかし、その味筋は若干違うという感じもする。有機風の雑味が少しある。どこで違ってくるのかはよく分からない。パン屋のスイートで我慢する。



参照:
一寸気持ちのよい夏 2019-07-03 | 生活
夏が終わるころには 2021-06-17 | 生活
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快便ならずの生からの別離

2022-06-12 | 
「ザ大衆食つまみぐい」のエンテツさんがこの四日に亡くなったようだ。訃報は確認していないが、ご本人のツイッターにそのような書き込みがある。昨夏になって相互フォローをしていた。ブログによるとコロナ禍の2020年4月から東京新聞での連載休止ということで、その時点で末期の癌とあって、その後余命を過ごされていたようである。ブログの一覧が出来なくなっていたので、気が付いて驚いたのだった。

個人的な知己はないものの何度もSNSを通じての対話から色々な個人的なことも伺っていた。特に故郷の新潟県での高校時代の雪山のお話などはあまり多くの人には関心の無かったことだろうが、興味深かった。

これは、その「大衆食活動」はまたその著書から名刺代わりとなっていたのだろうが、飲食後に意識を飛ばして帰宅というのがいつものパターンとなっていた。70歳代になってからものその素行ぶりは我々には到底及ばないと思っていた。そこ迄続けられていただけでも大変に健康な方だったのだろ。そのような飲酒量に拘わらず最後の最後まで痛み止めも効いていたようだからそのことも我々を安心させてくれる。

ここでも11回ほど2006年頃から扱っていて、12年ほど時々SNS交流をさせて頂いた。闘病生活中にもツイッターに5月11日に最初で最後のコメントがあった。カラヤンのベートーヴェン全集とTimeLifeでの発売、仏壇型ステレオセットに関する昭和話しのリツーイトに対してだった。

最後の数週間には予てからのライフワークの大衆食に関する覚書の再考があったのだが、緊急入院の呟き以前の最後は大便が切れずに青息吐息になるというもので、そのもの大衆食哲学である快食快便ならずの生からの別離を表していた。腸活動こそが発生生物学的に生の根源であるという話しを聞くことがあるが、まさしくその哲学を身を以て示されたことになり、ほくそ笑む表情さえ思い浮かぶ。実際に「こういう話、下ネタ?好きな人がいるんだよね。」と書かれている。

洗濯屋に行ったら仕舞っていた。20日まで休みの様だった。28日の為には間に合わないかもしれないので、そのあとに一度新たなシャツと一緒に持って行こう。列車でミュンヘン往復するとなると一遍でぐずぐずになってしまうだろう。車往復での良さはそういうところもあって、エアコンと空気フィルターなどを効かせておけば自宅にいるのと何も変わりはない。お土産物色と劇場の出入りぐらいでは汚れない。特に夏場は汗を掻くので汚れるのでその差は大きい。ミュンヘンの郊外の湖畔から車でレジデンスへというのが最高だろうが、ニムフェンブルク城の近所在住なら交通公共機関で飲み食いの方が楽しい。



参照:
大衆食では無いおつまみ 2021-07-25 | 料理
なぜ今頃の感の疑心暗鬼 2011-04-13 | 雑感
思う存分飲み食いしてみろ! 2010-06-21 | 生活
来た来た、次ぎの鴨が 2009-10-20 | マスメディア批評
八割ほどは、本当かな 2009-10-10 | ワイン
情報の洪水を汲み尽くす阿呆 2009-04-12 | マスメディア批評
気がふれぬ中にお暇する 2008-04-10 | 生活
夏バテ時のためのサラダ 2007-06-13 | 料理
絵に画いた牡丹餅 2007-03-18 | SNS・BLOG研究
言葉の乱れ、心の乱れ 2006-10-28 | 女
こねこねクネクネ 2006-09-23 | 料理
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多様性の音楽芸術環境

2022-06-05 | 
ウクライナ出身の指揮者オクサーナ・リニヴの新制作の仕事を確認した。今迄は2020年秋にフランクフルトで再演の「清教徒」コロナ規制基準室内楽版指揮を観ただけであった。それゆえに大編成での本格的な二年間に亘る準備での仕事ぶりを吟味したかった。現在は腰掛にボローニャの劇場でイタリア最初の女性音楽監督として活躍している。大枠では、グラ―ツで一緒に仕事をしていた女性支配人が就任するドレスデンのゼムパーオパーの音楽監督になるとされている。発表が遅れているが時間の問題だろう。

個人的には、ベルリンの歌劇場の高齢の権力者の健康状態が悪くサドンデス状態になっていることから ― 既に支配人の交代が決定して、その行政的移行準備が整っている ー、後任選定にも関心を持っている。その筆頭は現在シュトッツガルトの音楽監督のコルネリウス・マイスターと考えるが、対抗馬としてこの女流指揮者に可能性有るかどうかを見極めたかった。それが今回の目的の一つでもあった。

結論からすると、前任者バレンボイムを継ぐのは無理と確信した。ドレスデンのティーレマンの後継に相応しい。二人とも音楽的な傾向としてはネオロマンティズムなのだが、リニヴ本人も発言している様にティーレマンのファンであり、音楽的に最も近い。なるほど世代も異なり出身文化も異なるので差異はあるのだが、もう一つ指揮で描き切れないものもよく似ている。そこが、指揮技術などを越えてやはり一流のバレンボイムとは異なるところである。

今回の「ルサルカ」においてもインタヴューで話していたような音楽的に和声の変わり目とその向かう方向そして新たな色合いへの変遷は出ていたのだが、純粋な形で音化出来ていなかった。二年間の準備期間に継ぎ、先ずはピアノでの練習、そして最後の管弦楽への移行で、十分に付けられなかったのは本人の管弦楽練習時間が限られていることへの言及に裏打されている。

それは既にピアノ練習時において十二分に明確化されていないことでもあり、また管弦楽指揮で追いついていないことを示している。そもそもティーレマン自体が初期のベルリン時代には管弦楽団の前に出てきて何も出来ていなかったとされていて、その点では経験を積めば良くなるのかもしれない。要するに職人的な修行なのだが、この女流もグラーツで経験を積んでいるのだが、なぜか3シーズンと中途半端に終わっていて、それを補う形でボローニャで2シーズンほど振ることになっている。更に女性の機会ということでもキャリア的にはとても年増となっているのである。

各紙の批評なども出てくるだろうが、先ずはなによりも音楽的にどれ程価値があったのかなかったのか、またはどこが欠けていたのかどうかを更に具体的に挙げていく。しかし先ずはその聴衆層の影響もあって、また本人の知名度露出度や人気もあってビックリするほどのスタンディングオヴェーションの大喝采で、それはそれで結構なことだと思った。(続く)



参照:
多様性の音楽芸術環境 2022-03-06 | 文化一般
露文化排除のウクライナ 2022-05-06 | マスメディア批評
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時間無く昇天しそうに

2022-05-25 | 
やっと喉の痛みも取れた。木曜日は「キリストの昇天」で休みになる。その前に片づけておかないと、金曜日からワイン試飲会の間にバーデンバーデン行きが挟まれて忙しい。更に来週土曜日が「ルサルカ」初日になるので、お勉強をしておかないといけない。

またまた時間的に厳しい状況になった。そして来週の週末は「聖霊降臨祭」で月曜日までお休みになるので、これまた金曜日までに済ましておかないといけないことが分かった。今頃土曜日の初日の売れ行きが悪い理由の一つも分かった。出かける人も多いからだ。例年ならば地元のワイン祭りがあって、こちらも落ち着かないので、出来るだけ出かける様に計画するが、今年は幸いにもコロナで最後の中止の年となった。

週末の演奏会はマーラー作曲七番交響曲である。生で聴いたのは大分以前になる。同じバーデンバーデンでケント・ナガノ指揮で聴いたのが最後だろうか。CDは最も多く持っている楽曲なのだが、やはりお勉強しておかないと駄目だ。今年は少なくともあと二回は聴くことになるので、やればやるほど価値がある。

ミュンヘンからのお土産は、コーヒーとワインを除いて平らげた。初めて購入した夏菓子がそれなりに楽しめた。四種類あってカシスやパナコッタなど三種類を試してみたが、味の違いというより作り方が違うように工夫してあって面白かった。そういうところがやはり気が利いていると感じさせる。

テリーヌもいつも通り旨い。ワインはフランケンのダルマイヤーエディションの2019年物ジルファーナで昨年も飲んだものだろう。枯れていなくて、価格のわりにその点でも立派だ。ダルマイヤーはしばしば他所で購入すよりもお得な商品が多いのである。

コーヒーは流石に値上げしていたのだが、それでもその価値はやはり高い。今回はグアテマラ・サンセバスチャンというのとジャワエステートという二種類を購入してみた。双方とも南国産で、きっと夏時期にはいいだろうと考えた。

後者の特徴は酸味とチョコレート風味で、コーヒー味チョコレートのような懐かしい味がある。ジャワチョコレートというのも昔あっただろうか。それに比較して前者は、より強いのだが、柑橘類風味と書いてあるのももう一つ分からない。カカオと黒チョコレートというのは若干分かるが、もう少し味わってみないといけない。

次回出かけるときには飲み干しているだろうか。列車で出かける予定なので、お土産はあまり考えられないのだが、立ち寄れば序にという気持ちになる。



参照:
間に合わないところだった 2022-05-23 | 生活
カフェインで騙し目を覚ます 2021-12-25 | 雑感
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アイスケ―ニゲンも過ぎる

2022-05-20 | 
足が疲れている。ベットでも寝返りするとコブラ返りしそうになる。水分は摂っている筈なのだが、ダメージが大きいのだろうか。もう一つ、虫か花粉のような走っている足に纏わり付いたりする。そこがかさぶたの様になったりして美容上あまり宜しくない。もう一度短く走っておきたいところだが、さてどうなるか。

燃料が高騰している。少しでも安い給油の為に少しでも走っても得かどうか。現行の価格ならば、ミュンヘン往復で150ユーロ程になりそうだ。殆ど倍額になっている。次の機会は列車の安売りを試してみようと思う。

旅行で助かるのは今回の暑気は金曜日をピークに一雨来る。ミュンヘンは半日ほど遅く午前中に雨が降るようだが、あまり暑くない方がいい。ピクニックにもお土産の保存にも都合がいい。

ここ暫くの暑気で深い睡眠が難しくなっていた。金曜日の夜は長く深く眠りたいものである。窓を開けて就寝したりで、又明け方に冷えて、摂った水分が溢れてくる。

独テレコムの契約無しのプリペイドカードがネット課金出来なくなっていた。これは想定外で、ガソリンスタンドなどでそのコードカードを売っているところに出かけて課金を済ませておかないと長い距離を走る時には不安になる。安い燃料を入れるのと同時にこれを済ませておかないといけない。

先日走ったついでに、ワイン地所で成長具合を確認した。小さな葡萄の房が出来ていた。知らないうちにそこ迄進んでいたようだ。調べると今年のアイスハイリゲ、つまり観天望気的に遅霜が降りる日は過ぎていた。5月15日だった。これで霜被害はないかもしれないが、今度は雹が降って、そのものにダメージを与えるやら葉が落とされてしまう可能性がある。

昨年の2021年産は中々良い結果となりそうで、摘み取りも遅くまで放っておけて、将来性もありながら旨い酸も効いているようなので楽しみである。来週は二日試飲会に通うことになっている。コロナ禍後初めての試飲会となる。



参照:
「八十八夜とは氷聖人の日」 2018-05-30 | 暦
一堂に会する音楽劇場 2022-05-17 | 音


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