デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



ジョン・レノンなどとタイトルをつけてしまった。とはいえ、この内容はジョン・レノンのこととはほとんど関係ない…。
パソコンはド素人なので、正直講義内容についていけるかどうか、不安な毎日だったりする。そんななか、コンピュータ入門の本を図書館から借りてきて、えっちらおっちら読んでいるうちに、「Time sharing system」という言葉と出会った。
この言葉を目にしたとき、私はジョン・レノンのイマジンという曲の歌詞にある
♪Sharing all the world♪
の旋律を思い出したのだ。世界をみんなで分かち合えたら、という歌詞だが、歌は関係ないのでジョン・レノンについてはここまで。

で、「Time sharing system」のことだけど、これは要するに束になったデータをコンピュータが一気に処理しようとすると、それだけで処理時間をくってしまって、次に処理したいデータが待ちぼうけをくらってしまうことを、防ぐためのシステムってことらしい。つまり、データの処理時間を一定ごとに区切って、複数の作業を順番に行なうことで、なるべく全体の処理時間を短くしようというシステムだそうだ。タイムシェアリング、時間分散、なぁるほど。これを考えた人、頭いいなぁ。
この作業を分散させるって発想は、いろんなところで形を変えて出てくるのかもしれない。データベースの入門で出てくるロードバランシングという言葉もある。また先日触れたJavaも、利用者側のブラウザにJavaのプログラムが作動するエンジンを抱き込ませることで、サーバの負担を減らしているんだから、これらに共通することの一つには「分散して負荷を分かち合う」という考え方が生かされているんだろうなぁと思える。

今日の娯楽:
R.シュトラウス作曲のオペラ『サロメ』を観た。若くして恐るべき情念を持った女って、怖いけどすごいなぁと思った。
この作品でサロメを演じる人はかなり難しい役どころをこなさねばならないし、それにサロメの踊りの場面ではともすれば、自分の体をはだけなければならないから、かなりの覚悟がいる。しかしサロメを演じきった女優は、とても晴れ晴れとしたいい表情をしていた。かっこよかった…。

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