デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



今日の授業で、三日前に習ったばかりのことを問われた。当てられたわけではないが、当てられていたらおそらく冷や汗をかき、どもって言葉が出てこなかったことだろう。
問われた内容は、普段パソコンを使っているなら当然のごとく行なっていることだ。ワードの拡張子がついているファイルをクリックすれば、ワードが立ち上がる、つまりファイルの拡張子とそのファイルを立ち上げるアプリケーション、という関連付け(association)のことである。
普段当然のごとくやっていることを、改めて言葉に出して説明するとなると、すらすら出てこないのは、悔しいがやっぱり自分が「関連付け」についてしっかり消化していなかったからだと思う。
基本の基本をしっかり説明できることは重要なことだ。それを知っているだけで、応用を利かせる可能性が大きくなるからだ。「関連付け」の意味が分かっていなかったら、エクスプローラの「ツール」の「フォルダオプション」の「ファイルの種類」の一覧を見たところで、なんら意味が分からない。
「ファイルの種類」という画面を機械的に出せても、その意味が分かっていないとただの記号や模様にすぎないのだ。
今日のことは頭をガツンとやられた。胸に突き刺さるような教訓だった。

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故宮博物院から出たあと絵葉書を書いた。たいしたことは書けなかったが、日本のどこかでこの旅の記録が残ると思うと、ちょっとうれしかったりした。
地下鉄の駅までのバスがどれかわからず、適当なのに乗ったが、不安げな私に年配のおじさん乗務員が日本語で話しかけてくれた。そして乗り継ぎのバスを教えてくれた。
私が日本語でありがとうございますと言うと、おじさんはこれからの旅を祝福してくれるかのように、屈託のない笑顔でガッシリと私の肩を叩いて激励してくれた。
地下鉄の駅のなかでは屋外にある駅もあって、そこから夕日がプラットホームを照らしていた。市内に6時間もいられると思っていたのに、6時間しかいられないとは、と嘆きたい気持ちになった。
夜11時の飛行機搭乗の前に、ご飯を食べるため台北駅に戻った。

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