デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



離陸前、空港内のショップの営業用スマイルの店員にどんどん商品を薦められ、たじたじになった。
飛行機は台北を23時に離陸した。うわぁ、いよいよというか、とうとう出てしまった、この先どうなるのだろうという不安が私を襲った。
その不安はチャイナエアラインの客室乗務員の英語や、となりにすわった中国人のおじさんの英語がまったく聞き取れず、ろくに返事もできなかったことで膨れ上がった。

長いフライトだった。しかし前の席には日本人団体客もいて、いろいろと話を聞いたことで少し気分が楽になった。日本人団体客は会社の仲間だということだった。
フライト中は正直どこにも着陸してほしくないような気持ちになっていたが、フランクフルトは嫌でもやってきてくれた。
ガラ空きの入国審査は「仕事か休暇か?」と訊かれただけで、即パスポートにスタンプが捺された。
とりあえずフランクフルト中心街に行こうとDB(鉄道)の窓口に向かい、ユーレイルセレクトパス使用開始日のスタンプをもらった。いよいよ旅が始まった、あとは乗るだけだ、と思った。
市街行きの列車に日本人は誰一人いなかった。それだけで鼓動が早くなった。

フランクフルト駅構内は改修工事をしていたが、出発を待つ人や出迎えの人、そして私のようにこれからどのように行動していいのか整理がつかず落ち着かない人がいた。とりあえず朝食を摂ろうと店に寄った。

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