デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



歩きながら、すごい雲ができているなぁと空を見上げていた。天気予報では雨とか言っていたので、こりゃくるかもなぁと思っていた。


でかい雲が低い位置にあるのです



雲の流れは早く



日が射さなくなった

ベンタイン市場までやってきた。市場は通っただけだが、旅行先についてのアドバイスやガイドブックにあるとおり、バッグに鍵をかけ貴重品に気をつけた。


なんか撮りづらかった…

市場でもいいアングルがあったのにデジカメ撮影を断念したのは、それをきっかけに物を買わされる可能性があったからである。また結果的に狭い場所で囲まれてしまうような状態になったとき、いつの間にかカメラだけ「あっ、無い!」なんてことになるのは、気をつけたいという思いもあったかも。

市場は後回しにして、サイゴン大教会の近くまでやってきた。
ポツリと頭に水が落ちてきたと思うと、一気に10粒ほどの水滴を浴びてしまった。もちろん早急に雨宿りをした。


折り畳み傘は役に立ちません(笑)

近年、日本でヒートアイランド現象によってビル街の一ヶ所に集中的に雨が降ることが問題視されているが、叩きつけるような雨季の南国のスコールは半端じゃなかった。
私は雨宿りしている間に、教会の閉門時間が来てしまうことで焦っていたが、「雨じゃわい。少し休んでいこうか」と言わんばかりに雨宿りしながらのんびりタバコを吹かしている現地の人々を見ていると、その余裕が羨ましかったりした。


雨対策はしっかりしているようです



とはいえ道路は一気に静かになるのです

さっきまでのバイクの渋滞はどこに行ったんだ?というくらい、エンジン音はほとんど聞かなくなり、代わりに雷鳴と雨粒がアスファルトを叩きつける音ばかりが聞こえるのだった。
日本で買っておいた100円の折り畳み傘を差して教会まで向った。途中、豪勢な建物の中のカフェから外を見ながら一服している人を見かけた。スコールの様子をガラスを隔てて見ている旅行スタイルもいいなぁと思いつつ、教会の前まで来た。すると私と同じような感じで、雨の中、教会や郵便局に入っていこうとする旅行者がちらほら。なんだかホッとした。

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