デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



ベトナムのことについて何一つ予習してこなかった私にとって、ベトナム語と英語の表記しかない博物館はとても辛かった。


入口からすぐにあった砲身



なにやら動きそうもないクラシックカーが…



階段で撮影などやっていた


建物に入り、アオザイを着た案内の女性からパンフレットをもらい順路を示されたが、パンフレットはベトナム語と英語が少し。参ったなこりゃ、と思いつつ、とりあえず展示室へ。


ワニだ。

先史の部屋の中にベトナムに生息する動物たちの剥製が展示されていた。他先史時代の石器や船などが展示されていたが、廊下の端にどさっと置かれていたので、雨風にやられるのでは?と思ったりした。

案内係の女性から渡されたパンフレットは、19世紀から20世紀にかけてベトナムで作られた芸術品のセラミックス(陶器)のみが載っていただけだった。






陶器の年代を見ればフランスから植民地化されていた頃のものだそうだが、解説がないとやっぱり分からないのだった。私の単純にフランス占領下にあっても”独自文化は守られていた”ことの証なのか?と思ったりした。

部屋の順路が分からなくなり二階に上がってみると、やっぱりあった。ベトナム戦争関係の資料の展示が。


実際に使われていた無線機



実際に使っていた武器



ベトナム戦争終結の絵か?

1975年4月に北ベトナムと解放戦線がサイゴンを陥落させ、大統領官邸(今の統一会堂)に入ったところを市民が歓迎・歓喜をあげているように描いたものと思う。
この手の絵は洋の東西を問わず、政府軍の偉業を賛美するものとして存在するのだ。


見るからに恐ろしげなものが…



爆弾を作っている様子だそうです…

戦争当時、こんなの光景が日常茶飯だったと考えるとぞっとする。加工しているときの事故もそれなりに起こっただろう。


なんとソビエトの国旗が。

ベトナム社会主義共和国が成立するまでのベトナム民主共和国の初代大統領ホー・チ・ミンについてはこちらやその他のwebページを見て、思いのほかソ連と関係が深かったのかぁと今になって知るのだった…。

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