デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




古代の壁画、たとえばポンペイで発掘される壁画などは現代にも残り、古代の生活を明らかにしてくれるけれども、時とともに劣化していくスピードは顕著である。しかしモザイク画は多くの人間に踏みつけられてなお残っている。抜群の耐久性を誇っているといえよう。



モザイク画自体はアレクサンドロス大王の時代にすでにあり、玉石と大理石の小片に加え、石から切り出した方形の小片(テッセラ)を使うことで、陰影もつけれるようになった。アレクサンドリアのモザイク画の大家ソフィロスは、前150年頃にモザイクを使った初めての肖像画を制作した。
モザイク画家のなかには作品に自分の名前を刻み、後世に名を残すものもいた。






町に大浴場があるのに、貴族の屋敷には内風呂を設けている家もあった。ポンペイで発見されたメナンドロスの家の内風呂の床には、オリーブ油や香油を入れた容器を捧げ持つ使用人の姿や、魚や人々が泳ぐ地中海の風景がたくみにデザインされ描かれているという。




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