デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



年に数回だけれどもバンドや個人で人様の前で演奏させていただく機会があるのだが、これまで人様の前で演奏する機会の半分近くが、本番の演奏日やその一週間前までの間に身内や親戚の葬儀および欠席しづらい法要が重なっている。
来月、地域の祭りに参加するのだが、その本番の約二週間前の金曜日、身内ではないものの今わたしが住んでいる家を建てた大工さんが亡くなられた。
町内の顔というべき大工さんだった。家だけでなく家のインフラを担当する業者にも顔が広く、まっすぐな性格でその腕前は地域でその大工さんを知っている人ならば一目も二目も置いていた。今の家の故祖母の車椅子のためのスロープやしっかりした物干し台をお願いしたし、弊ブログでも触れたことのある重大な水道のトラブルやちょっとした設備のトラブルの相談に乗ってくださった。その際トラブル以外の「予防措置としての排水溝洗浄のコツ」を助言してくれて放っておいたら大変なことになるまえにトラブル回避できたり、ずっと使わずにいた雨水の貯水をくみ出すポンプを復活させてくれたり、別の機会ではお隣の家へ仕事に来られたときは何かと雑談を垣根越しにしたものだ。
大工さんの訃報は来月の演奏会のための練習にも若干影響した。癌の話は聞いていたが、幾分急な話でとても残念であったのだ。
ただ、お元気だった頃のお仕事の姿勢や功徳からして仏教で言うならば涅槃に至ったような方だったし、道教で言えば天仙にも値するような人だったから、悲しいけれども仏教では解脱を得られ道教では天界に至られたと思うと祝ってさしあげたくも思う。

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