デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



神戸三宮で開催されている「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」を鑑賞。

エジプトの遺跡に関してはエジプト本国で見るのが一番だろうし、大英博物館やメトロポリタン美術館、ペルガモン博物館(ベルリン)ですら神殿や墓の一部を持ってくるのが精一杯(それでも瞠目する規模だ)なのだから、日本に貸し出せる展示物なんてごく一部にすぎない。
今回来ていたのは、ニューヨークのメトロポリタン美術館内ではほぼ素通りしてしまうようなものばかりだが、しかし貴重なものばかりであるのは間違いない。どうしても「有名なもの」や様式美がしっかりしているもの、大きいものに目がいきがちな私にとっては、紀元前15世紀のエジプトの女王の像やエジプトの人々が崇めていた神々の像、エジプトの人々が使用していた楽器や護符、大工道具、化粧品や化粧道具、内棺やミイラ板などを間近に見れたことは貴重な体験だったように思う。
また神々の役割の分かりやすい説明もよかった。古代エジプトもいわば多神教だけれどもその一つ一つにもいろいろな性格があって人間味を覚えさせるところがまたいいのだ。いつかエジプト神話の本を再読したいものだ。

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