デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




セキュリティー・チェックを済ませた後ですぐにお目にかかるのが、ルーシィの像と呼ばれる腰を下ろして右ひざに右腕を掛けている像である。この像はワット・プラケオの本堂の裏側に位置する。


ルーシィの像

現地では目の前の像とガイドブックに書かれている内容を照らし合わせて、理解した風に思ってじっと見つめるという作業を繰り返していたが、今になってガイドブックの内容を再確認するとルーシィというのが仙人という意味であるのに注目せざるを得ない。(現地ではふーんそうなんだ、という程度だったのだが。)
というのはこの1ヶ月ほどで道教の本を二冊読み、現在三冊目を読んでいるからで、人が多くの善行を積み修行の福果で不死の神仙(天仙)になり天上界に至れるようになることを最高の理想する道教の仙人の像が、本堂の裏側とはいえタイ王国の王室寺院の境内にある、それも多くの人が目にできる形で置かれているのはおもしろい。上座部仏教も非出家信者が徳を積む点では道教と共通するところがあるのかもしれない。
タイの仏教は上座部仏教といえど一言で説明するのは難しい。そのあたりのことについてはガイドブックの受け売りの域を出ないがまた触れたく思う。

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