3／6（水）
昔はよかった
おじさんたちはよくそんなことを言う。
しかし、よかった昔なんてことはそうそうない。
そもそも物がなかったから、慢性的なインフレ。
しかし、給料だって安かったから、
バブルまでは誰だって貧乏だった。
しかし精神的な豊かさは・・・
あくせくあくせく働いてばかりの毎日のどこに豊かさが？
不毛な2日間を過ごした割りに、カラダは疲れている。
ベッドから出たくないのはそれだけの理由。
最高気温17度予想の朝は、それでも温かい。
ガスファンヒーターも点けないでいられるし。
心許ないけれど、ぺらんぺらんの春物のコートを。
さすがにちくちくと寒さが刺してくるけれど、
真冬の寒さとは比べ物にならない程度。
空は青かったけれど、富士山は薄ぼんやりと。
気温が上がりすぎたせいかもしれない。
これからはこんな感じが多くなり、
夏には朝寝が過ぎるようになる。
春眠？いや夏眠？どうでも。
昨日、形にしたスケジュールを、
朝から印刷会社と詰める。
今はバッファを持たせた方がいいので、
かなり余裕のある進行にした、楽勝？ぐらいの。
ただ、今日も午前中はコレだけ。
修正したぐらいだもん、ホントにねえ。
またも市ヶ谷方面へと足を向ける。
日テレ通りを上っていく。
昨日、うお多からの帰り道、
ああ、こんな店があったことに気付く。
ニュー浅草
店舗数では養老の瀧には遠く及ばないけれど、
しかし、安くはあった、そんな昭和な店。
あることはわかっていたけれど、
営業は夜だけだと思っていた。
そんな時間に前を通っていたからだけれど。
店内は昭和の垢がたっぷりと。
従業員だって昭和の薫りがぷんぷんと。
若鶏竜田揚定食（680円）
ちょっと待ったから揚げている？
なんて空想小説の世界でしかない、
冷凍食品を電子レンジで加熱しただけ？
カラカラに乾燥した部分とべっちょりとした衣も。
味付けがかなり濃いのも昭和の証？
昨日のなかおち丼と20円の差でコレかあ・・・
ホントに昔はよくなかったと思うのだ、いやはや。
会社に戻ってまたも来客、
1人目には辛い話を。
2人目には嬉しい話を。
1人目には飴を。
2人目には鞭を。
この辺りは・・・昭和の偉大さを感じたり。
それでも、昔はよかった、なんて思わないけれど。