缶詰だけど、それが何か?

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NS894_そば処 長寿庵 隼町(そば/半蔵門)

2013-03-13 06:14:00 | 食べ歩き

3/12(火)

たぶん壮大な実験なのだ、全てにおいて。
憤慨と忍耐と諦観と、そのどこに支点を置いて、
どうすればバランスをとれるのか、
もしくはバランスをとることをやめ、
どこまで先鋭的になれるのか、そんなことの。

目が覚めたら、そこそこの高さまで雲が覆っていた。
しかし、昨日の強風で上空はキレイに晴れている。



1時間後、太陽と雲の争いという実験には、
太陽が見事に勝つ。



北風は太陽に負けたけれど、
富士山に対しては北風の勝ち。
真冬とは異なるけれど、それでもしっかりと。

大阪でやった講習を東京でもやる。
昨夜、取締役が単価を変えたと聞く。
しょうがないから、朝からパワポを修正する。
そのおかげで、微妙な差に・・・
何だっていいじゃん、それぐらいに。

部会のあと、13時に大手町に行くことになる。
14時半からのお客さんにリスケを頼み、
さらに16時半には別件で制作会社へ行くことになる。

とにかく13時までにやれることはやる。
指示を出し、手を動かし、自分でも驚く、
よく働くなあ、と。

13時に会社を出て、半蔵門線で大手町へ。
不幸ながら半蔵門線から一番遠いところに先方の会社はある。
花粉症が1名いるために地下をぐるっっと。
13時半から、金曜日に降って湧いたような
コンペ案件の制作依頼である。

一応は受けてくれた。
ただ、金額は告げていない。
いくらで受けてくれるか、そこは駆け引き・・・。
バランスなのだ、お互いの利益の。
明日以降に詳細を連絡することにして、1時間ぐらいで終了。

そのビルの1Fで食べられるモノがあるかどうか、
ぐるっと1周しているうちに、つぎつぎに昼の営業が終わる。
なんてことだ。
オアゾをちょっと見るけれど、
こんなものに1,000円も払うか?
結局、半蔵門線で戻ってくる。

IBUKIの南、萬来軒の向かいぐらいへ。



そば処 長寿庵 隼町
まったく予備知識がない。
ショーケースには値段が書かれていない。
暖簾が出ているから、営業中だろう、それぐらい。
さてどんなものか。

ほぼ15時、さすがにお客さんはいない。
茹でたそばが切れていたのか、けっこう待つ。
後から入ってきたお兄さんの親子丼が先に出るぐらい。



もり(600円)
なぜ鶉の卵があるのかはわからない。
大根おろしは、もりそばに辛味をつけるため、
それは聞いたことはあるけれど。

そばはちょっとざらついた感じ。
蕎麦の香りはさほど・・・。
そばつゆはカツオの風味がかなり。
そして甘みもかなり。

しかし、たんぱく質も繊維質もまるでない。
バランスはあえてとらない、
そんな1食でもいいんじゃない?

会社に戻ってちょっとだけ仕事。
そして神楽坂の制作会社へ。
特殊なケースを想定してくれるけれど、
万人に使いやすいものなんてないのだ。
7割ぐらいの標準的な人たちが使えればいい。
3割ぐらいはこっちでがんばりましょう、
そんなバランスの取り方。
それぐらいじゃないと無理です、はい。

火事の臭さ、そして目の痛みを感じながら、
神楽坂を下る。
鉄板ホルモン焼きっていいよね、なんて課長と話しながら。
入っちゃおうか?なんて思うけれど・・・

家に帰って驚く。
カツオのたたきの漬けだ
何だ?それは?
単なる臭みを強調した魚に成り下がる。
とても食べられる代物ではない。
忍耐と諦観にも飽き飽き・・・。
さすがにカツオを嫁さんに押し付ける、
鉄板ホルモン焼きを食べてくればよかった、
しみじみと後悔しながら・・・ったく。

たんぱく質は鶉の卵だけ・・・
今日の実験はそういうこと