誕生日ごはんは自分で何とかするんだゾ
ソファにひっくり返りながら、嫁さんが言う。
あれ、そうだっけ?
今年の誕生日、嫁さんは自力で松輪に行った、
確かにそうだけれど・・・
昼ごはんを片付けて、またも昼寝に勤しむ。
今日も2時間ぐらい、しっかりと。
起き上がっても、ダラダラとテレビを見るぐらい。
晩ごはんは嫁さんの当番だと思っていて、
照焼きじゃなくてもいいんじゃない?
そう言ったら、返ってきた。
いいか?誕生日ごはんは自分で何とかするんだゾ
はい?
照焼きだ、晩ごはんは任せろ的なことを言ってなかったか?
まあ、いいけれど。
ただ、動き始めたのは18時半過ぎにようやく。
青森県産ワラサ
出世魚の代表格的なブリの、一つ手前がワラサ。
ただ、体長80cmまでがワラサ、80cm以上がブリ。
コレ、ギリギリなんじゃないの?ブリの手前の。
ホントにデカすぎるワラサの天然ものが半額、
30cm以上の切り身1切れ150円は安すぎる。
ざっと洗ったら、ゲランドの塩を擦り込んで、
常温で放置する。
その間に、カブ3個を4等分にする。
鍋に放り込んで、水から中火で火を入れる。
沸騰してきたら、塩を少し。
そして、ブイヨン1個を入れて、中火で煮続ける。
ワラサはペーパータオルで出てきた水分と塩を拭き取る。
フライパンにオリーブオイルをひいて、弱めの中火に。
巨大なワラサの皮を下に。
蓋をして、じっくりと蒸し焼きにする。
しっかりと焼き上げたら皿に移す。
オリーブオイルを少し追加して、
しめじを強火で炒める。
白ワインを1周させて、粒マスタードを少し。
パターを1片加えて、しっかりと煮詰める。
ホントは下にマッシュポテトか
ポテトのグラタンをひいて、ぱりっと焼き上げた皮を上に、
という姿が美しいけれど、ジャガイモを茹でる時間はないし。
塩を拭いすぎたかもしれない、
はっきりしない感じの味付けだけれど、
巨大なワラサ自体はかなりのウマさ。
しかし、ホントに自分で作るとは・・・。