ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

かぜまーる 日和佐八幡神社ちょうさ祭りの空港宣伝用表示作品作成

2016年07月21日 | 日記

7月21日(木)、標記の作品の制作会が今日の夕方ありました。前の日から、京都在住の川尾朋子先生に来て頂いて、ご指導をうけました。学生は2年生の5名書道グループ「かぜまーる」のメンバーです。先生と学生グループが1枚ずつ担当しています。美波町からも代表者が2名見学に来て、大学の学長・理事長、新聞記者も見学に来られました。紙の大きさは横5m、縦6mという巨大さです。筆も今回のために特別に大学で購入したもので、馬の尾でできています。毛の長さは40cmあります。

まずは、学生たちの作品「いっさんじゃい」です。美波町の方言で、祭りの掛け声でもあります。「勇ましく行け」という意味だそうです。数文字ずつ交代で書きました。

次は川尾朋子先生の作品「海」です。気合が充実しています。

かなり重い筆を片手でも振り回しますので驚きました。川尾先生は小柄な女性ですが、体幹は極めてしっかりされていて、力も強いです。前の日に空港に見学に行った時に、一緒に数百m歩きましたが、武道をしていた私の歩く速さに平気でついて来られました。足がしっかりしています。お聞きしたら、かつてバレーボールで鍛えておられたそうで理由がわかりました。書道をするには体力も大切です。

海の大字が完成しました。

出来上がった作品は、よく乾かしてから、9月7日に、徳島阿波踊り空港のロビーに展示されます。お楽しみに。