7月になりましたので、徳島市両国本町商店街のウッドアイビスの展示作品を換えました。今回は、3年生の「実用書法」で制作した「絵手紙」です。卒業生の藤井君がこの店に自家製の野菜を提供し始めたと聞いたので、夏野菜をテーマにした作品で応援しようという試みです。
まずは、ラディッシュを題材に「小さくても頑張っております」の作品。この作者は田村優奈さんで、ウッドアイビスのことを象徴しています。
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「はっぴーまん」は、山下歌茄(かな)さんの作品。この言葉のセンスが素晴らしいです。「はっ、ピーマン」とも読めるし、「happy man」とも読めます。
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「泣かしたろうか」の玉ねぎは、勝瀬 樹(いつき)君の作品。あえて粗野な方言っぽい言葉をくっつけたところに、とてもユーモアを感じます。
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いずれも、食事の店に合う作品だと思います。オーナーの新居綾路さんも喜んでおられました。
絵手紙という形式は、南画の流れを汲みますので、絵も書も肩の力を抜き、言語内容とのコラボで、「親しみ易さ」を狙っています。