7月4日(日)、標記の作品を学生に書いてほしいという依頼を地域連携課から受けたので、書道部2年生の児玉留実さんに依頼しました。彼女は福岡県立太宰府高校出身です。
美馬市も四国大学と共同で藍の研究を進めています。テーマは「藍」です。
金曜日に練習で書いた作品は、落款が大きすぎたので、改めて落款を画仙紙で練習した後に、大字の藍を書き、落款を書き入れました。この藍墨は、タデ藍の沈殿藍に、液体プラスチックを定着剤として配合していますので、乾くと紙にしっかりと定着します。
「四国大学」の大きな印を押して仕上げました。

藍墨は、カスレの部分が、藍染を連想させて特に美しいです。面白いバランスで仕上がりました。本人も苦労して仕上げたので満足そうでした。

明日には地域連携課に引き渡し、近日中に美馬市に展示していただけると思います。作品は近くで鑑賞していただいた方が藍墨の美しさがよくわかります。どうぞお楽しみに。