8月9日(金)、広島県の尾道駅近くの商店街アーケードにある尾道商業会議所記念館2Fで、「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」キャリア教育フォーラムが開かれました。中国・四国地方の5大学の代表者が参集して、日ごろの取り組みの状況を発表し合うというものです。5大学とは、県立広島大学・鈴峯女子短期大学・くらしき作陽大学・尾道市立大学・四国大学で、文科省によってこの事業に採択された大学です。
四国大学の代表として、書道文化学科の学生2名を連れて自家用車で出かけました。高速道路を中心にちょうど2時間半で着きました。会場は、古い会議場をリニューアルしたもので、現在は観光事務所を兼ねた会議場として使われています。参加学生は3年生の東江美優さん、2年生の見世亜紀子さんです。2人ともスーツで決めています。この日は猛暑で、汗をかきながら到着しました。
会場で、四国大学の係の先生お2人と合流しました。「キャリアセンター」でご指導をされている先生方です。会議場なので、机上に議員番号を表す札が立っていて、倒すことができます。国会で使われているのと同じです。
最初に私がパワーポイントで20分間、実用から生まれた伝統文化である書道が本質的に持っている就業力育成システムや、学科で行なっている展示活動・書道パフォーマンスなどで、県庁・市役所・産業界の人たちと交流している概要について述べ、次に、学生がその具体的な様子を画像中心にさらに20分間の発表をしました。
この日は、外部評価委員としてマツダ財団事務局長の魚谷滋己氏、中国新聞社論説委員の佐田尾信作氏が同席され、いろいろとご意見を頂きました。写真は、魚谷さんからの質問に学生が答えているところです。
総評では、学生たちのしている地域での活動に対してたいへんお褒めの言葉を頂きました。地域の人々と交流しながら、その願いをくみ取って作品作りに生かす点が非常に良いと言われました。今、書道文化学科の学生たちがしている活動は、企業のトップの方にも認めていただけるものなのだ、と自信を持つことができました。
終了後に、近くの千光寺公園の展望台から島なみの景色を写真に収めてから帰りました。
尾道は映画の舞台にもよく使われる観光地ですので、景色も商店街の雰囲気もたいへん良かったです。
学生の代表にとって、発表の良い経験になりました。
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