8月9日(金)、14:00~17:00、徳島市東新町のまちなかキャンパスで、「宿題DAYS まちなか書道教室」が開かれ、書道文化学科の学生3名が5名の小学生たちに書写を指導しました。指導した学生は4年生の藤井宏くん、末廣智也くん、2年生の佐藤成美さんです。私は尾道に出張でしたので、妻に撮影を頼みました。
小学生の夏休みに合わせて、宿題の書写作品の指導をするという企画です。まちなか書道教室は、一昨年の冬から本学書道文化学科の学生が月1回の指導を続けていますが、今年の春に卒業した糀真理子さんの後を継ぐ学生がいなくてしばらくお休みしていました。その後、上記の3名が名乗りをあげてくれて再開したところです。
妻の話では、小学生たちがとても楽しそうに作品に取り組み、学生たちも「先生」の顔をしていたとのことです。
4年生の二人は6月にすでに教育実習を経験していますし、2年生も教員免許をとるために勉強していますので、教えることは好きな学生たちです。機会さえ与えられれば、水を得た魚のように力を発揮します。
制作途中の作品です。幼い子供たちの書は、お手本に似ていないものも十分鑑賞に堪える「味」があります。
きちんと作品になっていますし、とても魅力的です。
端正な書を学ぶことも大切ですが、実は幼い子供の書の持つ魅力を感じて分析することの中から、書道の作品の美が理解できるのかもしれないと思っています。
ですから、学生が子どもたちの書と触れ合うことには、大きな意味があります。
今回は子供たちが対象でしたが、今後は老若男女を問わず、一般の方々に書を指導する「まちなか書道教室」が月1回のペースで始まります。
まずは8月18日(日)、13:00~15:00。団扇や扇子、風鈴の短冊に書を書くという企画だそうです。
学生らしく楽しい企画です。興味のある方はぜひご参加ください。
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