ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

美波町日和佐うみがめまつり書道パフォーマンス2023

2023年07月20日 | 日記
7月20日(木)です。3年生の新垣君から、15日(土)に実施された標記の写真をいただきましたので、掲載いたします。撮影自体は美波町の実行委員の方がしてくださったとのことです。
この日の参加者は書道部の3年生の新垣祐樹、2年生の秋山果菜・大上咲希・小田姫菜莉・橘高彩名・古川沙夜・前田芽祈、合計7名です。既に夕方になっているので、移動式の照明もつけられていて画像は暗めです。









3作品が披露され、会場の観客の皆さんにも楽しんでいただきました。この後、2000発の花火の打ち上げもあって、学生も堪能したということです。

新宿OZONEショールーム 、 四国大学Blur2@Tokushimaプロジェクト紹介展

2023年07月18日 | 日記
7月18日(火)です。大学の地域連携課の徳山さんから下記のような連絡が届きました。現在、東京都新宿パークタワーのOZONEショールームにおいて、徳島の文化を紹介する展示会が開かれていて、そこに書道文化学科の学生の書いた、藍墨の書作品が展示されています。昨年、松谷百華、丸野真愛が書いた大字作品と、先日の徳島マルシェなどの折に、藤本陽、八頭司美奈、秋野友那、田邊華子、戸次李歌、松本詞葵らが書いたうちわ作品です。徳島の文化の代表として作品展示していただけることは光栄です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新宿のOZONEショールームでの展示写真をお送りします。
このショールーム「blue2@Tokushima LED∝藍」は、県が新宿パークタワー7階に設置しています。
とくしま藍推進月間の企画展「Modern藍染」展の連動展示として四国大学Blur2@Tokushimaプロジェクト紹介展が開催されています。以下のサイトをご参照ください。





場所:リビングデザインセンターOZONE
東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー 7階 

展示は8月8日(火)まで。営業時間10:30~18:30 
電話03-5322-6500(代) 


美波町うみがめ祭り2023 書道パフォーマンス練習

2023年07月14日 | 日記
7月14日(金)、夕方に書道部の学生たちが翌日の標記のために練習をしていました。本番で使用するパネルは、この日の昼休みに美波町の方が持って行ってくださったとのことです。





15日(土)夕方17時ころから美波町の祭り会場にて公演予定。明日は天気が良さそうです。祭りの最後には花火大会があって2000発が上がるとのことです。学生はそれも楽しみにしています。私は、別件の用事があって残念ながら行けません。楽しんできてほしいと思います。

河東碧梧桐展

2023年07月09日 | 日記
7月8日(土)、標記が高松市美術館で開催中で、見学に行ってきました。香川県の故・島田三光先生が一生をかけて収集された約350点の作品が展示されていました。これだけまとめて碧梧桐の作品を鑑賞できる機会は二度とないと思われます。会場内は撮影禁止だったので、入口だけ撮影しました。


約2時間じっくり鑑賞し、とても得るところが多かったです。以前から碧梧桐に私淑してきた私ですので、このような展示会を開いていただいた主催者に感謝いたします。この展示は7月9日(日)15時までです。お見逃しなく。島田三光先生が出版された本が図録として販売され、展示されていた作品の多くが掲載されています。奥様にご挨拶することができ、記念絵葉書もいただきました。



その後に食事をして、屋島の王墓近くの佐藤継信の墓を参拝しました。この名は次信とも書かれます。源平合戦時の屋島の戦いで、源義経の身代わりになって亡くなった、東北地方出身の武士です。義経が東北の藤原氏に身を寄せていた後に、源平戦に参加したのですが、その際に藤原氏から派遣されたのが佐藤継信でした。姓に「藤」の文字が付く人は基本的に藤原氏です。


ここには有名な石碑が2基建っています。一つは初代香川県知事で、後に外務大臣として日英同盟締結や日露戦争の軍費調達にも貢献した林董(はやしただす)の書いた、「佐藤継信神道碑」です。林董はもともと、順天堂を開設した佐藤泰然の子でしたが、東京医学校校長の林洞海の養子になって林姓を名乗った人物です。同姓の佐藤の先祖が自分の着任地で名を残していたことに感動して、この碑を撰書したと書かれています。



また、もう一基は東京に初の中国語学校を作った宮島詠士の揮毫した「佐藤氏念祖碑」です。書道史では張廉卿の書風を習得し、上条信山にそれを伝えた人物として有名です。詠士の父親である山形県米沢出身の政治家、宮島誠一郎が、継信の三十世子孫だった佐藤信古(衆議院議員)から依頼され息子に書かせたものです。撰文は香川県出身で早稲田大学教授、大東文化学院初代教頭だった牧野藻洲 です。




この石碑は拓本をとられて製本され、平成元年に出版されています。現在でも入手可能ですが、高価です。