恨み心が病気をつくる３～病気回避編～

「心と病気の関係」シリーズ第３弾。
病気回避のマインド編です。

前回の記事で、環境的・遺伝的要因はあるけれど、「想い」の
部分が実は病気を作っている……という内容を述べましたが
（※関連記事参照）、今回はどういうマインドを持てば病気を
回避・回復できるかという点にふれてみたいと思います。


■規則正しい生活と暴飲暴食を避ける
あたりまえのことですが、暴飲暴食を避け、規則正しい
生活と適度な栄養・休息をとる。まずベースにあるのはここ。
やむなく病気になる場合ももちろんありますが、生活習慣病など
気をつけていれば避けられる病気もたくさんあります。

働いていて、健康に気づかう余裕がないという方もいらっしゃるかも
しれませんが、がむしゃらに仕事をして身体を壊したなら、結局は
会社にも家族にも迷惑をかけてしまう。
本当に仕事（会社）が大事で家族を愛しているならば、
そんな無責任なことはできないはずなんですね。
健康生活を送るのは善なりと深く心に刻み、何らかの形で
実際に健康のために行動することが大事です。

■明るい気持ちで生きる
「明るい気持ちで生きる」なんていうと、なんだ、小学生の道徳か、
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、事件だの何だの
ムカツクことが毎日怒涛のように起こってくる中で「明るく生きる」
ってことを実践するのは意外と難しい。
これは自分が「明るく生きよう」と思わなければ絶対にできない
ことです。

毎朝目が覚めたら「今日出会った人をどうやって幸せに
しようかな」と考える習慣のある人の話を聞いたことが
ありますが、こんな風に毎日毎日考えて、出会う人に笑顔で
挨拶したり、困っている人を助けてあげるようなマインドを
もって実際に行動したりすると、「自分は役に立つ存在である」
と自分自身を肯定できるようになり、身体ひとつひとつの
細胞が活性化して免疫力があがってくるんですね。
ちょうど恨み心で病気を作るのと逆のメカニズムです。

また今病気をされていて苦しんでいる方もいらっしゃるかも
しれませんが、辛い気持ちばかりを見つめるのではなく
周囲の人へ感謝する努力をすることで回復・改善につながって
いくと思われます。

■不幸を手放す勇気を
病気を回避するためのマインドとしてもうひとつつけ加えるなら
「不幸を手放す勇気を持つ」ということ。幸せになりたいと
表面的に願いながら、実は不幸をがっちりつかんで離さない、
という方が結構いらっしゃる。その心理を分析すると、
逆説的なんですが不幸につかっている方が幸福になるより
ラクなように感じることがあるからだと思われます。

自分が今、不幸なのは過去に起こった○○のせい、自分に
ひどいことした誰々のせい、って言い訳していると自分は
何ひとつ変わる必要がなく、しかも人から同情されることで
愛をもらえるような気持ちになり、ラクなように錯覚して
しまうんですね。

また女性は一般的に「こんな不幸な自分」に酔うのも好きだったり
する傾向もあります。悲劇のヒロイン願望ですね。
「自分自身を変える」ということは実はものすごいエネルギーが
いることなので、あんまりやりたがる人はいないのですが、
実はここに病気回避はもちろん、運命改善のポイントがあります。

不幸を抱きしめて、それで他人から同情をもらったとしてもそれは
一時的なもので麻薬のようなもの。真の意味で幸福になることは
けしてありません。

不幸を手放すには「勇気」が必要ということも、留意していただけたら、
と思います。


以上、第３弾まで長々と書きましたが、縁あってこのブログを見て
下さっているひとりひとりの健康を心より願いたいと思います。

病気に悩む方の何らかの参考になれば幸いです。


■関連記事：
恨み心が病気をつくる
恨み心が病気をつくる２～実例編～

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■今日の小ネタコーナー　１■
日々の細胞は入れ替わっているのだから、
病気が消えて健康になることができるという
考え方もあります。心の達人になるとそれが
実感として「わかる」ようですが、残念ながら私は
まだ体得できません（爆）。ただこれかな、と
思うことがあって、８年前にダイエットをして以来、
自分の身体はまったく別物になったと感じています。
理屈でいえば、ぱんぱんに膨らんでいた脂肪細胞が
小さくなって云々……とか説明がつくのでしょうが、
２リットルペットボトル×４本弱分のお肉は実際に
どこにいったんじゃあ～！　って感じです(笑)
ここにヒントがあるとみた！

■今日の小ネタコーナー　２■
もうひとつ病気回復でいえば、信仰による奇跡が
起こって病気が治った……という話を聞くことが
あります。病気治しを求めて安易にスピリチュアルに
傾倒したり、信仰したりすることは私はおすすめ
しませんが、そういったことは実際にあるだろうと
個人的には思っています。これも興味深い事例が
いくつかあるのですが、何か機会が巡ってきたときに
また紹介したいと思います。



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