親しい友人たちと話していると「嫉妬が怖い」
「嫉妬の念を感じてつらい」という話題がしばし出てくる。
つい先日も、友人と話していて相談を受けました。
女性は感性に優れていて、人の気持ちを読み取ることに
敏感。
それがマイナスに働くと、相手の悪い想念まで
受け取ってしまうことがあるんですね。
恋愛の嫉妬を対象とした記事はネットでもよく
見かけるけど、恋愛以外の女性間の嫉妬についての
記事はあまり見かけない。
まずは、嫉妬する側の心理から。
嫉妬する対象は、自分の理想像に対して、と言われてる。
女優目指している人だったら、テレビに出てる
売れっ子女優に嫉妬するわけです。
スポーツ選手に嫉妬することなないです(ジャンルが違うから)。
その意味で、「自分より、少し先を行ってる人」
「自分の興味関心があるところで優れた人」に対して
嫉妬が生じる。
もうひとつは、自分が禁止している事柄を
やっている人に対して嫉妬が起こることがある。
極度の節約に励んでいて、それが義務感から
やっている場合、お金持ちが自由に買い物したり
旅行したり、好きなようにお金を使っていることに
対して嫉妬する、など。
他にもあるかもしれませんが、上記2パターンが
圧倒的に多いように思います。
それで、嫉妬されたときの対策ですが……
結論は「第一の矢は受けても、第二の矢は受けるな」
です。
いわれのない嫉妬のを向けられたとき、
ショックを受けたりすると思いますが、
そのときの自分の気持ち(怒りなど)を受け止め、
相手に対して怒る時間をとること(自分が怒ることを
自分自身に許可すること)、そして落ち着いたら、
自分側に嫉妬を招くような落ち度がなかったか、
点検してみる。
落ち度があったと思ったら、心の中で
相手に謝る。
なかったら、そのままスルー。
そして、「あなたはあなた、私は私。」と、境界線を
はっきり引いて、あとは忘れることです。
これが一番。
自分に100%落ち度がなくて、嫉妬されている場合でも
結局、相手の心は変えられない。
いい・悪いは別として、相手が何を考えようと、相手の自由で、
ここは自分にはどうにもならないところです。
ここをなんとかしようと思っても、結局、自分のエネルギーを
相手に奪われることになってしまう。
境界線をはっきりひいてしまえば、嫉妬するのも
相手の責任となり、結局、そのエネルギーは
相手に返っていってしまうんですね。
昔、陰陽師が「生霊返し」等、やっていたと言われますが、
その原理はたぶん上記のようなものじゃないかと
思われます。
もし、やめたくても相手のことをついつい考えてしまう……
というのが長く続いているのであれば、自己確立が
できてない(≒人に嫌われるのが怖いと思ってる等)が
あるのかもしれません。
こちらは、主に親との関係で作られていくものなので
詳細はまた別の機会に。
結局、相手の心は相手のもので、変えることは
基本、できない。
それより自分の受け止め方を変えて、最初は
ちょっぴりショックを受けても、境界線をひいて
あとは忘れる、が一番よいと思われます。
嫉妬心に悩む方の何らかの参考になれば幸いです。
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