山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

卒業論文

2006-03-27 23:29:49 | 未分類過去
4年制大学と言えば、卒論を書くものだと以前は思っていて、4年制大学と短大とでは、卒論を書くか書かないかも大きな違いのひとつだと思っていました。

しかし、娘の学部でも卒論は書かなくていいようですし、放送大学も卒論を書かなくても卒業できます。

私は、以前から卒論というものを書いてみたいと思っていたのですが、放送大学では昨年の夏ごろの決められた時期に18年度の卒業研究の申し込みをしなければならなかったのを、うっかりしていて申し込みそこなってしまいました。
しかし、考えてみると、普通の授業の単位をとることさえままならない生活をしていて、卒業研究なんていう手間のかかることができるわけがないようにも思いました。
以前は、在日外国人に関することなどを日本語学習や異文化摩擦などの視点で考えるとか、日本文学と中国文学の作品を取り上げて比較するとかやってみたいと思っていたのですが、もう外国人と接することもなくなり、人文系のことにはかかわらなくなってきたので、そういうことにエネルギーを使うのも面倒くさくなってきました。
だから、代わりに6単位専門科目をとって卒業すればいいやと思いました。

こうなってくると、私は一生論文なるものを書くことはないのかもしれません。

普通卒論は原稿用紙100枚くらい書くんでしょうか?論文と言うほどではありませんが、短大1年のとき、ゼミで夏目漱石の「それから」について、原稿用紙20枚くらいの論文を書いたことがあります。同じゼミの友人と毎日近代文学館に通って漱石に関するいろんな文献を読み漁り、それを参考に自分なりの考えをまとめました。もちろん「それから」そのものも一文一文をこと細かく読みこみました。
一応成績は「優」だったと思います。残念なのは、その当時はコンビニのコピー機などが今のように普及しておらず、コピーするなら文房具屋さんに行って店の人にお願いしてコピーをとってもらうというような時代だったので、私は期限ぎりぎりに自分の論文を提出して、コピーをとっていないのです。だから自分の書いた論文は手元には残っていません。レポート用紙のようなものに下書きを書いたのは覚えていますが、それももうないでしょう。

2年になって、近代文学のゼミに入り、1年間夏目漱石を研究することになりました。そのときのテーマは「漱石作品における女性像」というもので、一通りの作品を読んだ後、ゼミのメンバーで分担してひとつひとつの作品に女性がどのように描かれているかを万遍なく調べ上げました。
このとき初めて客観的な研究の仕方を教わったと思うのですが、単なる読後感や印象で漱石は女性をこのように描いているなどと論ずるのではなく、登場する女性に関する全ての記述を抜き出すという作業をしてから結論を導くというものでした。
このときは私は「彼岸過迄」を担当しました。「彼岸過迄」はどちらかというと駄作とされていて、「三四郎・それから・門」そして「こころ」などに比べるとまとまりがないような作品ですが、意外に多くの女性が描かれていて、興味深い点もありました。
このときの研究は短大の機関誌にゼミ研究として載せられ、その個人の持分は非常に少ない文字数しか取れませんでした。ゼミのメンバー10人程度でひとつのテーマをまとめるという形です。書く内容といったら「作品上の事実とそれから導かれる結論」というようなもので、自分で書いて面白くもなんともなかったものですが、最初に自分が書きたいように思ったことを書いたときは教授からダメ出しされてしまい、自分にはつまらないと思える客観的な報告のような内容にして、初めてOKをもらうことができました。これもひとつの勉強だったなあと思います。

いつかまた、どの分野のことかわかりませんが、何かを集中的に研究し、客観的に把握した後に、自分の考えをまとめてみたいと思います。
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外から開かない不安

2006-03-27 21:17:46 | 未分類過去
昨日、娘と防犯フィルムを窓ガラスに貼っていて思ったのですが、泥棒が入ろうとしても絶対に入れないと言うこと、
これって何かあって外から窓を開けようとしたとき、当然開かないよなと思いました。

例えば、火事で一酸化炭素中毒かなんかになって、娘が部屋の中で意識を失って倒れているのを外から助け出そうとしたときに、消防士さんが窓から入ろうとしても、簡単に割れないんじゃないでしょうか?

また、地震で家がつぶれかかって中に閉じ込められたときに、窓ガラスを割ってそこから救出しようとかいうときも難しいんじゃないでしょうか?

窓ガラスを割るのに手間取っているうちに救出が遅れたらどうするんだ?

などと、あらぬ心配をしてしまいました。

ひとつのことに効力があるとすれば、それに対して逆の必要が出たときには、裏腹な作用を及ぼすことになります。

う~ん
災害などで、こんなケースがないことを願うばかりです。

泥棒が入らないための防犯フィルムを張ってある場合、
防犯フィルムを貼ってあっても、救出のために窓を開けられる道具が必要。
しかしそれは、防犯フィルムを貼ってあっても泥棒が窓を開けられる道具であるわけで、
どうしたらいいんでしょうね。



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空き巣対策

2006-03-27 00:34:43 | 未分類過去
うちの近くは最近空き巣がはやっているようだ。それで、区では防犯パトロールなどし、危機管理を強めているようであり、うちも娘のアパートが少し心配なので区の対策課の方にどの程度の侵入危険度があるかを診断をしてもらった。
玄関の鍵は2重カギになっており、鍵の形式も新しいものなので大丈夫のようだが、窓は塀をよじ登れば敷地内に侵入できる状況であるため、窓の鍵近くのガラスを割って、外から内側に手を回しこみ、鍵をはずしてから窓を開けて泥棒が侵入することは可能であるとのことだった。しかも道路側から丸見えでないのが、返って泥棒の作業がしやすいのだとのことである。

区の犯罪対策の方は元警察の方々であり、いろいろアドバイスしてくださった上に、アルミサッシの上部にもうひとつの鍵を無料で設置してくれた。
これで、万が一泥棒が窓ガラスを割って中央の鍵を壊して入ろうとしても、さらに上部の鍵があるから、その辺のガラスをも壊さなければ窓は開かないということになる。
まあ、このくらいしておけばいいかと思ったが、それでは時間がかかるだけのことで泥棒が入れないというわけではない。さらに鍵の近くに防犯フィルムという透明なシートを貼ると、その部分のガラスを割ることが不可能となるとのことだった。
それで、今日は数日前に夫が買ってきたそのフィルムを娘のアパートに行って娘と一緒にはるという作業をした。

多少面倒ではあったが、一応すべきことはできたというかんじだ。これを最初は業者に頼もうとしていたのであるが、2万円くらいかかるとのことで躊躇した。また、防犯ブザーと言うのがあり、外から開けようとすると大きな音が鳴る装置もあるそうであるが、それもかなりの費用がかかるとのことであった。

貼ったフィルムには「侵入禁止・防犯装置設置済み」などと書いてあるシールがついていてそれを窓の鍵の近くに張るようになっているが、そこにはさらに英語と中国語とハングルで同様の意味が書かれているようだった。
ということは、泥棒は日本人、アメリカ等の英語をつかう外国人、中国人、韓国人を想定しているということになる。日本語は当然ながら外国語でもわざわざ表記されているという事は泥棒が外国人である可能性の高さを想定していることの表れのような気もした。こんなの外国人から苦情が来ないかなあなどと一瞬思ったが、確かに外国人による犯罪は多いようである。何でこの言語でこの順かといえば、在日外国人の人数の割合からいってもそのようになるのであり、特にある国に対しての偏見などがあるわけでもなさそうだから、まあ妥当かもしれない。

元警察官の人の話では、泥棒の侵入する窓辺などには音の鳴るものや鉢植えや置物などを置くのもいいそうで、そのようなものがあると音で周りの人が気がついたり、泥棒がそれを避けたりどかしたりするのに時間がかかるため、そんなささいなものでも効果があるとのことだった。

アパートの前に防犯パトロールの車を止めた状態で、防犯係の方の話を聞いていると、近所の人が何事かと思って出てきたようだった。確かに、一見パトカーのようにも見え、離れたところから見ると、もしや泥棒か事件発生かとさえ誤解されそうである。

様子を見に出てきた近所の主婦の人は、先日夫が娘のアパートにパソコンの光ケーブルを引くのに工事の人と出入していたときも出てきて、「何ですか?」と声をかけてきたという。怪しげな男が若い女のアパートの周辺で何をしているのだろうと不審に思ったのであろう。
こういう人が近所にいるのはかえって安心である。

考えて見れば、娘の部屋には金目のものはほとんど無い。まず、現金と貴金属は皆無である。しかし、パソコン・テレビ・デジカメ・電子辞書・MDやCDデッキなどを盗む泥棒もいるらしい。
集合住宅の場合は、同じ建物を集中的に狙って複数の部屋に侵入するケースも多発しているという。
ゴミ出しやちょっとした外出にも必ず鍵をかけるようにとのことだった。

元警察官の方のアドバイスは有益で、区で無料でこのようなサービスをしてくれることが非常にありがたかった。
まだ、空き巣や引ったくりなどの犯罪が毎日のように何件も発生しているようであるが、このような地道な対策によって犯罪がなくなることを望むばかりである。



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