恥ずかしながら、「江國香織」という人のことを知らなかった。
最近、新潮社からこの人の書いた「ぬるい眠り」という文庫本の新刊が発売されているが、この作家の名前を知らない私にとっては、作家名も本の題名もまったく記憶に残らないものだったのだ。しかし、人によっては、有名じゃないですか!ということである。
この本を人から紹介されて今読み始めたところだが、最初の作品にプレスリーが好きな母親が出てきたところで、プレスリーには何ら魅力を感じない私にはあまり引力のない作品だと第一印象を持ってしまったが、なんとか読み続けようと思う。
世の中の関心についていくため、こんな気持ちで義務のように読書をするのはどうなのだろうかとも思うが、でも読んでみよう。
そこで、この本について簡単な解説を読んでみたら、この人の代表作として「きらきらひかる」というのがあり、今回の作品は短編集だが、「きらきらひかる」の10年後を描いた作品も含まれているのだそうだ。
そういえば、「きらきらひかる」という題名は聞いたことがあるな、と思った。それでは、まずそれも読んでみたいものだと思ったが、本屋でそれをみつけることができなかった。
江國香織の「きらきらひかる」は1992年に紫式部文学賞というのを取っている作品だ。そんな賞があるのも初めて知った。
ところで、混乱をきたしたのは同じく「きらきらひかる」という郷田マモラというひとの漫画があるということだ。こんな漫画家も私はまるで知りはしないのだが、どうやら私が「きらきらひかる」という題名を覚えていたのは、こっちの作品がテレビドラマ化されたものからだったらしい。これは女性監察医が死体から事件の真相を探るという内容のもので、漫画では1995年に連載され、1998年にテレビドラマ化されている。深津絵里・鈴木京香・松雪泰子・小林聡美などが出ていて、そういえばテレビでは何回か見た記憶があった。
題名が同じというのはかなり紛らわしく、迷惑な話だなと思う。こっちのほうが後だが、どちらかというとこっちのほうが「有名」になっているんじゃなかろうか?
この間の「アサノアツコ」違いといい、紛らわしいものが多い!
しかし、江國香織の作品はそればかりではなく、「冷静と情熱の間」(2001年映画、竹野内豊・ケリー・チャン主演)、「東京タワー」(2001年映画、黒木瞳・岡田准一)、「間宮兄弟」(2006年映画 佐々木蔵之介 塚地武雅)の原作者だったことを初めて知った。残念ながら話題になったこれらの映画を私は見ていない。それで作者についても知らなかったのかもしれないが、私の場合いちいち原作者の名前を確認しようとはしないので、映画を見たところで知らなかったかもしれない。「冷静と情熱の間」なんか娘から角川の文庫本をもらっていたのに読みもせず、作者の名前も記憶していなかった
そういえば「東京タワー」も、これとリリー・ランキーのとあるから紛らわしく、以前はこんがらがっていた。
これからは映画の原作者の名前を気をつけて確認するようにしよう。
江國香織の作品は映画になったものも多いし、直木賞なども取っているし、やはりこのひとは有名だということにうなずける。
経歴を見ると、1964年生まれ。目白女子短期大学国文科卒業。
私と同世代だがもっと若い。短大である。しかし、その後留学し外国の大学を出ているし、父親が江國滋というエッセイストらしい。
今後、作品を読んだり、映画のビデオを見たりしたいと思う。
(写真:図書館から見たたそがれ時の景色)
最近、新潮社からこの人の書いた「ぬるい眠り」という文庫本の新刊が発売されているが、この作家の名前を知らない私にとっては、作家名も本の題名もまったく記憶に残らないものだったのだ。しかし、人によっては、有名じゃないですか!ということである。
この本を人から紹介されて今読み始めたところだが、最初の作品にプレスリーが好きな母親が出てきたところで、プレスリーには何ら魅力を感じない私にはあまり引力のない作品だと第一印象を持ってしまったが、なんとか読み続けようと思う。
世の中の関心についていくため、こんな気持ちで義務のように読書をするのはどうなのだろうかとも思うが、でも読んでみよう。
そこで、この本について簡単な解説を読んでみたら、この人の代表作として「きらきらひかる」というのがあり、今回の作品は短編集だが、「きらきらひかる」の10年後を描いた作品も含まれているのだそうだ。
そういえば、「きらきらひかる」という題名は聞いたことがあるな、と思った。それでは、まずそれも読んでみたいものだと思ったが、本屋でそれをみつけることができなかった。
江國香織の「きらきらひかる」は1992年に紫式部文学賞というのを取っている作品だ。そんな賞があるのも初めて知った。
ところで、混乱をきたしたのは同じく「きらきらひかる」という郷田マモラというひとの漫画があるということだ。こんな漫画家も私はまるで知りはしないのだが、どうやら私が「きらきらひかる」という題名を覚えていたのは、こっちの作品がテレビドラマ化されたものからだったらしい。これは女性監察医が死体から事件の真相を探るという内容のもので、漫画では1995年に連載され、1998年にテレビドラマ化されている。深津絵里・鈴木京香・松雪泰子・小林聡美などが出ていて、そういえばテレビでは何回か見た記憶があった。
題名が同じというのはかなり紛らわしく、迷惑な話だなと思う。こっちのほうが後だが、どちらかというとこっちのほうが「有名」になっているんじゃなかろうか?
この間の「アサノアツコ」違いといい、紛らわしいものが多い!
しかし、江國香織の作品はそればかりではなく、「冷静と情熱の間」(2001年映画、竹野内豊・ケリー・チャン主演)、「東京タワー」(2001年映画、黒木瞳・岡田准一)、「間宮兄弟」(2006年映画 佐々木蔵之介 塚地武雅)の原作者だったことを初めて知った。残念ながら話題になったこれらの映画を私は見ていない。それで作者についても知らなかったのかもしれないが、私の場合いちいち原作者の名前を確認しようとはしないので、映画を見たところで知らなかったかもしれない。「冷静と情熱の間」なんか娘から角川の文庫本をもらっていたのに読みもせず、作者の名前も記憶していなかった
そういえば「東京タワー」も、これとリリー・ランキーのとあるから紛らわしく、以前はこんがらがっていた。
これからは映画の原作者の名前を気をつけて確認するようにしよう。
江國香織の作品は映画になったものも多いし、直木賞なども取っているし、やはりこのひとは有名だということにうなずける。
経歴を見ると、1964年生まれ。目白女子短期大学国文科卒業。
私と同世代だがもっと若い。短大である。しかし、その後留学し外国の大学を出ているし、父親が江國滋というエッセイストらしい。
今後、作品を読んだり、映画のビデオを見たりしたいと思う。
(写真:図書館から見たたそがれ時の景色)