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皆さま、どのようなお正月をお過ごしでしょうか?
私は昨夜、故郷から帰宅し、年賀状の返事などを書いておりました。
正月はどこにも行かず、駅伝をみて、ひたすら食べ、ひたすら母としゃべくってました。
そろそろ気を引き締めなくては~。
さて、早速ですが、今日は「門松」の竹の切り方の話です。
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以前から、門松の竹の切り口に興味があったので、今年こそはいくつかの門松を見てみようと思っていました。
そこで、みつけた門松の竹の切り口状態です。
左から 1 節がない。 2 節がある。笑っているみたい。 3 おちょぼ口みたい。
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1は、おそらく昔ながらの作り方です。切り口が顔であるというような意識はない。
2は、わざと切り口の下から3分の1あたりに節の部分を持ってきて、大きな口で楽しく笑っているように見せるもの。
3は、節の部分の下にわずかに穴が空くような位置で切って、小さな口のように見せているのか?下側が鋭角的ですっきりしている。上は水平に切ってある。
昔は1しかないと思っていました。近年、2があるのを知りましたが、3のようなものは、今年初めて発見しました。
3は、すごく細長くてノッポでした。下の方は、どの門松も藁にかこまれて松が植わっております。よく見ると、松のさし方が違うようです。そして、縁起の良い「松竹梅」のうち、梅はまだ無いようですね。しめ縄がついているものもありますね。
引き続き、門松を見かけたら観察してこようと思います。
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