山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

車の送迎

2014-01-26 14:41:51 | 車・運転・道路・駐車場2014
昨夜は仲の良い友人と4人連れで食事に行った。そのあとお茶を飲んで帰宅したのはもう日付も変わるころだった。

行き先が初めて行く店で、車で行かないと不便なところだったので、友人の車と私の車で出かけた。「車で連れてってくれ」という幹事の御指定なのだった。

車で人を迎えに行って現地まで送って行くというのは初めてと言ってもいい。これが結構大変なことだなあと思った。

まず、迎えに行くために、その人の家の前まで行く方法を考える。一方通行道路などが多いのでいきなり行ったのでは到着できるかどうかわからない。場所もだいたいはわかっているものの、詳細を確認する必要があるし、一時的に路上に駐停車できるかも調べておかなくてはならない。

こちらにとっては、車線の幅に充分な余裕のあるバス通りで待っていてくれれば、拾いやすいなと思ったのだが、運転に慣れた人は、いつも家の前まで迎えにきてくれるそうだ。

ということで、昨日は、昼間のうちに予行練習をしておくことにした。現地に行ってみると友人のマンションが見えず、道路を1本間違えたようだった。
が、そのまま今度は行き先の店に向かった。こちらは雑然とした街中の狭い道路を走っていき、踏切などもあり、自転車・歩行者・路上駐車などがあるので少し神経を使った。
それから少し広い道路に出て、左側にある行き先の飲食店の駐車場入り口を目視確認して通りすぎた。

さて、次は帰りに送り届ける経路である。そのまま進んで、また最初の道に戻ってきて、今度は、最初に通ったよりも1本奥の道路に曲がってみると、友人のマンションがあった。その前に車を停められることを確認してから家に戻ってきた。

これまで、人に車で送迎してもらったことはあるが、いざ自分が送迎するとなると、結構大変なことだなと思った。

さて、実際の時間になり予行練習通りに迎えに行った。
想定外だったのは、乗った人がベラベラしゃべり始めるので、結構注意力が散漫になることだ。危うくウィンカーを出しそびれそうになったりした。家族だと話す内容も特にどうということのないものだが、久しぶりに会った友人だと、新情報や聴き逃してはならないようなことを話すので、運転をしながら耳を傾け、相槌をうつなど反応しなくてはならない。走り慣れない道路では、両方に注意を向けなくてはならない。

乗せた人は、運転免許を持っていない人だった。もともと家に車があったそうだが、それはシートベルトが義務化される前のことなのか、まずシートベルトのはめ方がわからず、その前にベルトの金具がどこにあるのかもなかなかみつけられないので、クルマに乗っても容易に発車できなかった。普段他の友人のクルマに乗ることがあるはずなのだが、シートベルトはどうしてるんだろう?

ある信号が青だったが、交差点を超えた先がつかえていて進めないので先頭で停まっていると、どうして青なのに進まないの?という。信号を見落としていると思ったらしい。

そこは、片側1車線の狭い道路で、私の後方の反対車線にはトラックが駐車していた。こちらの信号が赤になりそのまま止まっていると、交差道路左から車が次々に右折してくるのだが、そのトラックの後ろには車1台か2台ほどのスペースしかない。駐車トラックは出来得る限り端に寄って停まってはいるものの、対向車は私の車の後方とトラックの間を通りぬけることが難しく、せき止められてしまっている。3台目の車が交差点を曲がってきてしまったので、こちらは赤信号だが横断歩道の中ほどまで出て後ろを空けてあげたりする。
友人はその間も世間話などしているわけだけど、いろいろ交通状況にも気を配らなくちゃならない。

さらに進むと、道路わきの家に車庫入れを始めている車があり、待機。いろいろな障害により、なかなか前に進まないけど、私のせいではない。

第一の飲食店の駐車場はまだ空いていたので入れられた。食事を済ませたあとお茶を飲みに別の店に移動。これが、右方向に出て進み、その後右側の店に入るという避けたい経路だ。自分ではそんなことは絶対にしたくないけど、もう1台がそれで行くというので、それに続く。
友人のクルマはすぐに出て行ったが、私の時には、右からくる車の流れがなかなか切れず歩道をふさいでかなり長い時間待機。幸いその間、歩行者や自転車は来なかった。歩道と車道の間に街路樹があって、右側から来る車が見えにくい。本来は、歩道に出ないで待機するべきらしいがそれは無理である。

第二の店も初めて行く店なので場所がよくわからない。外観建物を発見し右ウィンカーを出して黄色いセンターライン近くに待機するが、後方のクルマは私の車の左側を通り抜ける事ができず待っている。こういう時に限ってなかなか対向車の列が途切れない。延々と待っている。後ろからクラクションでも鳴らされるのではと思えるくらい長く感じる。
そのうち前方の信号が黄色になってようやく対向車が切れたが、私の後続車も信号で止められてしまい申し訳ない。

この道路は、普段走っていると、片側1車線ながら駐車車両があっても、センターラインを超えないで通り過ぎることができる場所が多い。しかし、この場所は黄色いセンターラインが引かれているので、幅員が狭いようだ。今後、この店に入る時には、ぐるりと回ってこようと思う。

車庫入れは、慣れない場所では位置補正をしたりする。すると、同乗者が自分の夫は一発で入れるとか、車庫入れがうまい等という。それはわかっている。一般男性は車庫入れがうまく、私は下手だ。しかし、運転ができない者に言われたくはない感じだ。
確かに自分が運転できなくても、ドライバーの運転が下手だとかうまいとか、乗り心地がいいとか悪いとかいうのは、批評することはできるし、普段誰もがしていることだろう。
でも、運転を自分がしてみると、いろいろと事情が分かることもある。

駐車場で、若い女の子が、車の右後方にいて渡りたそうにして待っていたので、車の窓から後ろを見てどうぞと先に行かせてから後方を確認してバックした。その子が渡ったあとになって、「あら、危ない、後ろを人が渡っていたわよ」と助手席の人がいう。
右後方だったから運転席から見えたが、左後方だとどうだっただろう。歩行者のほうでも気をつけているから駐車場の事故は少ないが要注意だ。

私が以前から、対向車線を超えて駐車場に出入りするのは嫌だと言っていたので、最初の駐車場に私の車を置きっぱなしにして、1台に全員が乗って行こうかと提案されたが、自分の車をすでに用を済ませた駐車場に置きっぱなしにしておくのも不安である。

また、自分の運転技術には人を乗せるほどの自信はないが、人の運転もそれほど信用してはいない。特にその本人が運転がずさんだと言っていることもある。
その人の車も軽自動車だが、後部座席の背もたれが非常に低く、ヘッドレストがついていない。追突でもされたらアタマがガクンとなって鞭打ち症になりそうである。

帰りは、友人のクルマに3人が乗り、送りも友人に任せ、私は1人で幹線道路を走って帰って来た。
友人は運転歴が長いのでどこでも走れるだろう。私は、狭くてごちゃごちゃした道路はできるだけ走りたくない。歩行者と車と自転車が混じっている道路も嫌いだし、踏切も渡りたくない。広くてすっきりした道路を走りたい。

というわけで、自己中としか言いようがないが、自分1人で走りやすい道路を走ってまっすぐ帰ってきた。
コメント (2)