最近、ブログをさぼっていたら、アクセスが激減してしまいました。
それでも、クロスワードパズルの記事が、このブログの人気記事の中に入っているのは、驚くばかりです。しかし、答えを書いてしまうのもどうかと思うので、最近はパズルを解いてはいるものの、記事にはしていません。
この2~3週間のパズルは、比較的易しくて、あまり調べなくても自力で解けてしまったりしていたのですが、今日のは久しぶりにちょっと手間取りました。
その中で、わからなかったのが「“豚の饅頭”(ブタのまんじゅう)ともいうサクラソウ科の多年草」というヒントです。結局調べてみました。
そうしたら、「豚の饅頭」は我が家ベランダにもある、上の写真の植物でした。
この写真を見ると、売っているシクラメンとはちょっと雰囲気が違うのですが、多年草というわけで、これは今年の冬に買ったものではなく、以前からあるものです。よって、我が家の人間風に、型くずれし、勝手なスタイルとなっております。シクラメンって、サクラソウの仲間だったのですね。なんか、あんまり似てないようですけどね。
で、なぜゆえ「豚の饅頭」というかといえば、英名がsow breadと言い、それを翻訳すると「雌豚のパン」になるそうです。シクラメンの球根が豚の餌になることから、この名前が付いているそうです。植物学者の大久保三郎という人が、この英語から日本語名を付けたそうです。たしかに、シクラメンは、饅頭のように丸い球根がついていますね。
夏は葉が落ちて、秋になると葉がでてきます。花屋では年末には花を咲かせていますが、自宅で育てていると、春になってから花が咲きます。
シクラメンの日本名は、その他に「篝火花」(カガリビバナ)というのもあり、ある婦人がこの花を見て「かがり火のようですね」と言ったことから牧野富太郎が名づけたそうです。
赤い色のシクラメンだと、まさしく「かがり火」だなあと思います。
シクラメンというのは学名で、地中海沿岸が原産地。ねじれるという意味のギリシャ語が元になっている。観賞用の花としては、最初にドイツで改良され始めたそうです。
我が家のシクラメンはミニシクラメン(ガーデンシクラメン)で、日本で改良された耐寒性の品種のようです。近年買うのは、丈夫で値段も手ごろなミニシクラメンばかりです。