山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

アイドリングストップ車とバッテリー

2014-04-17 22:23:25 | 車・運転・道路・駐車場2014
バッテリーに関しての話の続きですが、車屋さんの話では、エンジンを始動するときが1番、バッテリーの電気を消耗するということでした。
だから、ちょい乗りはよくないということで、一旦エンジンをかけたら30キロくらい走りたいところです。
ところで、私は、無駄にエンジンをかけてしまうことがよくあります。それは、車を動かす時ではなく、降りる前にもう1回エンジンをかけることになることが多々あるのです。

駐車場にバックして入れるとき、窓を開ける。後方を確認する。所定の位置に停車させる。エンジンを止める。・・・あっ、窓閉めるのわすれてた。エンジンをかける。窓を閉める。
窓はエンジンをかけないと動かないのですね。なぜかしょっちゅう窓を閉め忘れてしまうのです。

それから、エンジンを切ったあとで、「あれっ、今日は何キロ走ったんだっけ」と思う。
走行距離の表示は消えていて見えない。もう一度エンジンをかける。何キロ走ったかを確認する。これまた、無駄にエンジンをかけ直さないといけない。

こんなことやってるから、バッテリーの充電が減ってしまうんだろう~な~。

あれっ?エンジンを始動するときに、一番電気を食うだって???
ということは、アイドリングストップ機能のついたエコカーはどうなるんだろうか???
ミライースに試乗したことがあるのだけど、信号で止まるたびに、ひんぱんにエンジンが止まっては始動していましたよ。もう忙しいったらありゃしない。街中は信号が5個くらい見通せるくらい信号だらけですから、よく止まるんだよなあ。
ということは、そのたびに電気が??バッテリーは大丈夫なのか?

そこで、ちょっと調べてみました。
アイドリングストップ機能のあるクルマのバッテリーについて。
普通のバッテリーではなく、高効率の充電システムのバッテリーがついているそうです。
高入力高出力タイプ。短時間で効率よく充電でき、電圧降下を低減した特殊なバッテリーだそうです。そのため、普通のバッテリーに比べると値段も高く、4倍くらいするようです。

アイドリングストップ車は、減速時に電気を蓄えることができるものの、エンジン停止中も、エアコンやオーディオがついていると電気が必要となりバッテリーの負荷が大きいので、普通のバッテリーでは無理だそうです。

ここで、アイドリングストップ車は、ほんとうに得なのだろうか?という疑問がわきます。こまめにエンジンを停止することによってガソリンの節約ができるので、燃費がよく、確かにガソリン代は節約できますが、特殊なバッテリーの値段が高いということは、バッテリー交換に経費がかかります。ミライースなどは車自体の値段が安いですが、他社のアイドリングストップ車だと、アイドリングストップでないクルマよりも値段が高いということもあるようです。そのような金額を考えると、アイドリングストップ車がガソリン代を節約できても、バッテリー交換代など含む経費の総額としては、たいして変わらないということになりそうです。

ただし、そもそもアイドリングストップは、ガソリン代を浮かせるためだけのものではありません。ガソリンを燃すことによって二酸化炭素が発生するため、走行停止中にエンジンを止めれば、CO2の削減になり、環境のために良いということが重要な要素です。

ですから、バッテリーが高かろうと、バッテリー寿命が短かろうと、そのあたりはあまり問題として触れられることはないらしく、燃費がよく環境によいというセールスポイントだけが強調されているようです。
コメント

バッテリーの話

2014-04-17 01:11:08 | 車・運転・道路・駐車場2014
半年前の点検時から、バッテリーの電池が弱っていると聞いていたので、なるべく長距離を走るようにしようと思っていた。しかし、この冬は雪が降ったり積もったりして走れない事も多く、故郷に帰省するにも車で行かないのだから、その間もクルマに乗れず、結局充電が増えるほど運転することができなかった。それで、今回の点検で見てもらったら、やっぱりバッテリーが弱っていた。
といっても、寿命がきているわけではないので、取り替える必要はなく、充電すればよいそうである。それなので、充電をしてもらった。

そこで、今回、バッテリーについて知ったことについて書いてみる。

・充電後のバッテリーの状態

バッテリーの規格   JIS
バッテリーサイズ   40B19
CCA規格値     270CCA
CCA測定値     246CCA
バッテリー電圧    13.392V
バッテリー温度    21℃
テスト方式      標準
充電量(SOC)   100%
健全性(SOH)    75%

1 バッテリーの規格

バッテリーの規格は、 
JIS(日本工業規格)
SAE(米国自動車技術委員会規格)
DIN(ドイツ標準規格) がある。
私のクルマは国産車であるので、JISである。

2 バッテリーサイズ

40B19   例えばバッテリーには、50B24R などいろいろなものがある。
左の 40 50 などの数字は性能ランクを示している。
50未満は2刻みで、50以上は5刻みの数字になっている。
数字が大きいほうが性能が良い。軽自動車なので数字は大きくないようだ。

B は短側面のサイズを示している。A~Hの順に大きくなる。
  Bは幅12.9(12.7)cm、高さ20.3cm

19 はバッテリーの長さ 19cmを示している。 24なら24cm。

L R は+-端子の位置 Lの場合、左がプラス端子。 Rの場合、右がプラス端子。

3 CCA規格値  270CCA

CCAは、コールドクランキングアンペア。
エンジン始動能力のことで、バッテリー内の内部抵抗のことだそうだ。
(エンジン始動性能を表す尺度で、-18℃±1℃の温度で放電し、30秒目電圧が7.2V以上となるように定められた放電電流。)
CCAは、バッテリーの種類・メーカー・サイズによって違い、数値が大きいほど、エンジンの始動性能が良い。規格値は新品時の数値。

4 CCA測定値  246CCA

測定値が、新品時の値(基準値)に対して、7割以上なかったら、そのバッテリーの性能が弱っていることになるそうだ。
246/270×100=91% 7割以上あるので大丈夫だ。

5 バッテリー電圧

13.392V

鉛バッテリーは、12.6Vである。
負荷電圧が10V以上、回復電圧が12V以上あればよいとのこと。

6 バッテリー温度  21℃

今は、丁度良い季節だけど、バッテリーは、温度が低すぎても高すぎてもよくない。これから、真夏の炎天下に置くとよくなさそうだけど、どうにもならない。

7 テスト方式 標準

8 充電量(SOC) 100%

SOCは、STATE OF CHARGE 充電状態 (充電量)
充電してもらったあとなので100%。

9 健全性(SOH) 75%
SOHは、STATE OF HEALTH 健康状態 (健全性)

これが、バッテリーの寿命を示しているらしい。内部抵抗値が上がると大きな電流を流せなくなるので、いくら充電しても効果がないようだ。劣化度ということらしい。

SOH=劣化時の満充電容量/初期の満充電容量×100(%)

充電してもらって100%になったとはいえ、それは75%の容量に劣化した状態のバッテリーに入る分だけを充電したということで、新品のバッテリーに満充電したものにはおよばないということなのかな?

バッテリーの性能は時代とともによくなっているが、最近のクルマは電気的な装置がいろいろ装備されているので、電気の消費も多く、バッテリーの寿命は、やはり2~3年なのだそうだ。
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