山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

世田谷美術館“竹中工務店400年の夢”

2016-05-08 22:31:08 | 美術・美術館


世田谷美術館の「竹中工務店400年の夢」展に行ってきました。





世田谷美術館って、絵に限らずファッションとか建築とか、いろんな展示があって面白いです。
これは建築好きの人にはたまらないと思います。
私は建築については全くわかりませんが、建築って夢があるなあと思います。
なによりもその造形美ですが、デザイン・設計・建築技術・伝統・歴史・機能 等々、いろんな要素があって飽きることがありません。
そういうものが、街中や日本中に存在し、実物を見ることができるのも楽しいです。
建築物を作った会社というのは、けっして主役ではなく、○○工務店が建てたとか、○○建設が作ったとか、いちいち公表していませんが、そこで人や物を収容し、その中で暮らしたり働いたりする人々を守る環境を作り、すごしやすい機能を持ち、見た目も美しく、その総合的な魅力は計り知れないし、それを作った人間のすばらしさも感じずにはいられません。

竹中工務店は、400年前に竹中藤兵衛正高と言う人が創業し、後の時代には西洋建築をいち早く勉強して取り入れ、伝統と新しさを総合しつつ、過去から現代に渡って、日本の主なる建造物を手掛けてきた会社だということがわかりました。

昔は、寺や城なども作り、木造建築でしたが、その後、西洋建築のレンガや、現代は鉄筋コンクリートの立派な建物が建てられています。会社・病院・学校・美術館・タワー・集合住宅・マンション・商業施設・音楽ホール・スポーツスタジアム・劇場・ホテル・多目的ビル 等々。もちろん現在も木造建築も健在です。

竹中工務店が建てたもの。一部ですが記憶にあるもの。(順番は滅茶苦茶です)

東京タワー
迎賓館
国立劇場
新国立劇場
宝塚劇場
雲仙観光ホテル …ステキでした。
アベノハルカス …模型や設計図があったけどすごい。
横浜赤レンガ倉庫の保存・再生
福岡ドーム
東京ドーム
吹田サッカースタジアム

杏林大学病院 これは自分で写した実物写真あり↓



熱海MOA美術館 これも私が撮った実物写真↓



その他、年譜には、ものすごくたくさんありましたが、書ききれません。

展示スペースで撮影可能部分



今回の展示は、いつもの美術館の入り口と出口が逆になっていました。

いつも入り口に向かう部分が出口の通路に。↓



床に檜が敷き詰めてあり、よい香りがしました。



今回の展示では、数回にわたり、毎週竹中工務店に関する講演会が開催されています。
それを全部聴いてみたいと思っていたのですが、娘家族が来たり、放送大学の面接授業があったりで、なかなか予定が合いません。
今日、受付の方に聞いてみたところ、これまでの2回分は、整理券配布は、あっというまに定員になり終了してしまったそうです。だから早めに来場しないと入場できない可能性が高いそうです。

展示会場は、日曜というのにそれほど混んではいなかったのですが、やはり建築に関心のある人が、講演を聴きにくるんだろうと思いました。

1回くらいは出てみたいなと思っています。








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冨田勲さん逝去

2016-05-08 14:12:50 | 音楽
冨田勲さんが、5月5日に慢性心不全でなくなったそうだ。84歳。

そういえば、冨田勲さんってシンセサイザーの音楽で有名だった。

名曲探訪 ・「新日本紀行」 冨田勲 / Isao Tomita


「新日本紀行」(これは本物のオーケストラか)とか、いろいろな音楽を手掛けていたようだけど、
私の一番印象に残っているのは、「惑星」である。

Tomita Planets - Jupiter, The Bringer of Jollity


宇宙っぽくて面白かった。

冨田勲さんが、もう84歳だったなんて知らなかった。

1970年代からのシンセサイザーのさきがけだったみたいだ。
だから、もうそんな年齢になっていたようだ。

昭和7年生まれといえば、私の母と同じ年齢である。

秋には、85歳のコンサートを開く予定だったらしく残念だ。

wiki:冨田勲

当時はどんな人かも知らなかったけど、今ではネットでお姿なども拝見できて、音楽もたくさん聴けるようになった。

シンセサイザーは当時は新しい音楽で、私たちの年代だと、今でもそう思っているけれど、今の若者にとっては生まれる前からあった音楽ツールなんだな、と改めて思う。
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