
週末に東伊豆に行ったら、これまでに見かけたことのなかった黄色い花が群生しているのを見かけました。
コスモスに似ていますが、コスモスでないことは確かです。
黄花コスモスだったら、もっとオレンジ色っぽいし、こんな初夏ではなく、夏か秋に咲くでしょう。
きれいだけど何だろうな?とちょっと気になりました。

帰宅してからパソコンで調べてみると、この花は、あまり好ましくない花だということがわかりました。
オオキンケイギクという外来植物で、原産は北アメリカのようです。
きれいなので、輸入されて園芸用にされたり、以前は、わざわざ道路脇に観賞用に植えられたこともあったらしいのですが、繁殖力がものすごく強いため、この花に占領されて、もともと日本にあった植物が絶えてしまうという問題が起きているそうです。
九州では、これを見かけたら、すぐに抜いてしまうようにと通達されているほどのものです。
実際、その繁殖力はすごいようで、昨年のこの時期にはほとんどなかったと思うのですが、今年はあちこちに生えていました。

このままでは、種がこぼれて、来年にはさらに勢力を広げているものと思われます。

この花に罪はないものの、ちょっと不安になってきます。
ヒメジョオンとかタンポポとか、もともとあった日本の野の花がなくなってしまうのは嫌だなあと思います。
付近の人は、この花が増えるのを放置しているようですが、いいのかな~~。