山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

漱石山房記念館

2021-10-03 23:14:37 | 読書

本日は、早稲田にある「漱石山房記念館」に行ってきました。

この記念館の存在を知ったのは、なんと、昨日だったのです。

東村山ふるさと歴史館の中で、偶然パンフレットを見つけたのでした。

そこに、この記念館で「夏目家の人びと、漱石の家族」というテーマ展示を10月3日までやっていることが書いてあり、なんとそれは今日までではないかということで、出かけて行ったのでした。

(ああ、このタイミングは本当に不思議だ・・・)

ここは、夏目漱石が実際に住んでいた家があった場所だそうです。

そして、漱石の人生・作品・活動・漱石を取り巻く人たちのことなどが、わかりやすく展示されていて、とても良い場所でした。

パネルの説明をいちいち読むのは大変なものですが、こちらでは無料で音声ガイドを貸してもらうことができ、大変便利でした。

・・・

私は学生時代、夏目漱石のゼミに入っていて、漱石のことを一通り研究したつもりでしたが、今では大部分忘れているし、そもそも20歳程度の若者が漱石の人生や作品の中に著していることについて、どれだけ理解していたんだろうかと思います。

漱石の家族には、奥さんのことくらいしか目を向けなかったように思います。
また、住んでいた場所が東京なのに、ゆかりのある地域を歩いてみるようなこともしませんでした。

文学散歩をすればよかったなと思いますが、当時はそんなことも思い浮かびませんでした。

今日の展示をみて、漱石が末っ子で小さい時に養子に出され、それからまた実の親のところに戻ってきたりして複雑な境遇だったことや、自分の娘を幼くして亡くしたことなど、今まで気にも留めていなかったことに気が付きました。

新聞社に入社したのは、連載小説を書く仕事のためであり、社員になって小説を書くって、今ではそんなことはないだろうと思います。

漱石が小説を書いた期間は、11年間だったかな?人生のごく一部の時期であり、たったそれだけの期間に、あんなにたくさんの作品を書いたのはすごいと思いました。

また、漱石は、絵にも興味があり、本人が描いた絵もあり、かなり上手でした。

それから、猫のみならず犬や文鳥なども飼っていて、動物好きだったようです。

そして、植物も好きで、庭には色々な樹木が植えられていたそうです。

記念館の外観。現代風の建物ですが、元の家の雰囲気を思わせるような部分もありました。

ここに住んでいたんだな~と思います。

建物のわきに、漱石公園があり、銅像がありました。

裏には猫の墓が。13回忌だかに建てたそうです。

これは、途中の道で撮ったもの。

この記念館は、数年前にできたそうです。建物も新しいです。

もし私の学生時代にここがあったら絶対に来ていたはずです。
地下に漱石関係の書物がたくさんあり、閲覧できるようになっていました。
昔にはなかった書物もあり漱石研究はさらに進んでいるんだなと思いました。

また、復刻版や漫画・絵本などもあり見るだけでも楽しいです。

40年以上も前には、同じゼミの友人と一緒に駒場の近代文学館に通って漱石関係の本を調べていた記憶があります。
今日の展示では、横浜の近代文学館に漱石関係の資料がたくさんあることがわかりました。
(駒場は無くなったんだっけ?)

・・・

漱石は49歳でなくなり、今考えれば、40代なんて、まだ若者じゃないかと思います。

漱石よりも10年以上も長く生きている私です。

人生の中の2年間くらい、漱石の作品を読みまくっていた時期がありましたが、何も覚えていないんだから、もう一回読み直して復習したほうが良いなと思いました。

今読まないと、もう一生読まないかもしれませんものね。

きっと若い時には気づかなかったことに気づくことがあると思います。

 

 

 

 

 

コメント (6)

東村山(3)帰りと電車について

2021-10-03 08:04:41 | 日記2021

時間不足であわてて見学した「東村山ふるさと歴史館」を出て、急いで駅に戻りました。

途中で、往きにみた「いとう屋」という和菓子屋さんに寄ってみました。

せっかくきたのですから何か記念に買いたいです。

ウサギ饅頭とハロウィン饅頭とちらしずしを買いました。かわいいですね~

ちらし寿司は、家に帰ってからの昼ご飯にすることにしました。

急げ~~~

駅から「ふるさと歴史館」にたどり着く時には時間がかかったのですが、迷わなければ数分で着きます。帰りは早いです。

駅に近づくと、線路で大掛かりな工事をしているのが気になりました。何の工事をしているんだろう?

大きなクレーン車です。

向こうのほうは、線路の上に構造物ができています。

あとで調べたところ、西武線の高架工事をしているらしいです。

こちらは、東村山から西武園に行く線路でしょうか?

西武線は、本当にどの線も高架になってほしいです。

青梅街道・府中街道・五日市街道など、車で走っていると踏切ばかりです。

以前、府中街道の恋ヶ窪の踏切に気づかず不停止違反になってしまったこともありました。

あの踏切って、今日国分寺から東村山に乗ってきた電車の踏切だったんですよね。

線路が高架になると、土地も有効活用できますね。

・・・

西口につくと、またかわいいバスが停まっていました。さっき走っているのを見たバスでした。

菖蒲の花が素敵です。この辺には菖蒲園もあったようです。今度行ってみたいです。

駅では、ちょうど到着した電車が、折り返しの国分寺行きとなったところで、それに乗って帰ってきました。
(↓行き先変更中) この電車、座席がいっぱいになるくらい混みました。

国分寺からは、特快に乗り、往きよりも速く帰ることができ、無事夫より10分くらい前に帰宅。

夫は、普段は自分の昼ご飯を買って帰ってくるのですが、この日は、カギを忘れたから急いで帰ってきたので、お弁当を買ってこなかったとのこと。

いったいどういう意味?
仕方なく、私の一人分のちらしずしを分け与え、冷凍ハンバーグなどを焼いて追加し、昼ご飯をすませました。

夫は、早く帰らないといけないと思い、お弁当を買う時間がなかったというのですが、何?

遅ければ遅いほど良いのに・・。何なら夕方にでも帰ってくれば、私も東村山をゆっくり見られたじゃないですか。

ところが、夫の考えでは、私がいつも勝手にでかけていて、夜近くに帰ってきたりしているので、この日は、カギを忘れた夫が帰宅してから私が出かけるつもりだと思いこんでおり、それならば一刻も早く帰らないといけないと思っていたらしいです。

・・・

ところで、あのお店のちらし寿司、味付けがおいしかったです。

それから、和菓子もとてもおいしく、夫も褒めていました。

デザインも味も、もうしぶんなかったです。皮はしっとり、餡の甘さもちょうど良いです。

ウサギのピンクの目がすごくかわいいでしょ? 中はこしあん。

ハロウィンのほうは、カボチャ餡が入っていました。
かぼちゃのアタマの上に、かぼちゃの種が1つ刺さってるところも気がきいてますね~

・・・

さて、おまけですが、電車について書いておきましょう。

行くときは、国分寺から東村山行に乗りました。始発終点ということですね。

この国分寺での乗り換えですが、私は放送大学の面接授業で多摩学習センターに行くときに、多摩湖線という北方向に進む線に乗り換えて行くことがあります。

それは萩山行とかになってたかと思うのですが、実は、今回もその線なのかと勘違いしていたのでした。学習センターは、国分寺から1駅の「一橋学園」なので、その先のことについては未知です。
もっと先に東村山があるのかな?と。

しかし、そっちではなく、JR線のホームに並行して国分寺線のホームがあることがわかりました。その線は一旦西の方に向いて恋ヶ窪などを通り、それから北に進み、新青梅街道を渡って東村山に着くのですね。

途中に恋ヶ窪・鷹の台・小川という駅があり、こういう地名は車で走っていても記憶のあるものでした。

それで、東村山に着くと、変わったデザインの電車が隣のホームにやってきました。

野球ですね。西武ライオンズなんですね。
等身大の選手が車体に付いているので、乗客だか写真だかわからなくなるようなデザインです。

こういう文字とマークのデザインの部分もあります。
この電車を発見してあわてて撮ったので、あまり写りがよくないです。

・・・

改札に出ようとホームの真ん中の地下道に下りようとしたら出口ではないと書いてあるので、北の方に進んで行きました。

この駅は不思議な構造です。

出口に下りる階段のそばに、西武園行きの電車が止まっていました。

つまり、同じホーム・同じ線路の直線上に、国分寺行きと西武園行きが離れて止まっているのです。

上の写真、左方向に進んだところに国分寺行乗り場があります。

上の写真のずっと先の遠くの方に停まっているのが、私が国分寺から乗ってきた電車で、折り返し国分寺行きになります。

こういうわけです。 

国分寺から西武園行きは出ていないけど、西武園に行くには同じホームを歩いて乗り換えれば良いということですね。

東村山駅は西武新宿行が5・6番線。本川越行が4番線。

国分寺行が2番線。西武園行が3番線。1番線は実質無しかな?

2番線と3番線は直線上にあり、同じホーム。

東村山という街は、西武新宿線を使って移動できるのは勿論、国分寺に出てJR線を使うこともできるので、便利なところだと言えますね。

国分寺は特快も止まる駅ですし、東村山は西武線の特急も止まるから良いですね。

しかし、もし通勤で都心まで通うと思うと、ちょっと疲れそうだな~と思いました。

改札は地下にあります。

今度は西武新宿線を使って行ってみようかと思います。

・・・

電車の交通網と地域のつながりを見るのも楽しいですね。

普段、車でしか移動しないところを電車で行ってみたのは発見があってよかったです。

コメント