この頃、you tube を見ていて、このような言葉を覚えた。
人間には、陽キャと陰キャがある。
陽キャは陽気なキャラクター。明るく前向きで、積極的・ポジティブ・友達が多い・姿も美しい・コミュニケーション力あり・人気者ってところか。
陰キャは陰気なキャラクター。静かで目立たない。地味・自信がない・友達が少ないか居ない・コミュニケーションが苦手=コミュ障(コミュニケーション障害)
そうなると、はっきりしていることは、私って「陰キャ・コミュ障」の部類だろうということだ。
それは、現在というより、高校時代の自分がまさしくそんな人間だったなと思う。
陰キャはだいたい、陰キャ同士で仲良くしているので、陰キャ集団でそれなりに平和で楽しく暮らしていたように思う。
そして、陽キャグループとは、住む世界が違うように、あまりかかわりを持たなかったように思う。
陽キャの人たちについては、目立つし存在感が強いので、誰もが知っているが、陰キャについては、人の視界にも入らないので、そんな人居たっけ?ということになる。
女子陰キャと男子陰キャはそれぞれ相互に存在を知らないことも多い。
何十年も経って、同窓会に行っても知らない男子がいっぱいいたが、向こうもこっちを知らないので、まるで会話にならない。
あなた誰ですか?当時の記憶が無ければ、思い出話もできず、そして今現在も何の関心も持てない人々もいる。
陽キャたちがカラオケでダンスをしながら歌を歌ったりする姿を見ると、ああ、やっぱり年をとってもあのパワーにはかなわないなと感じる。
そんな記憶も、コロナの世界になり、同窓会も何年もできなくなって、記憶ははるか昔のものである。
・・・
この頃、ユーチューバーの中には、陰キャ・コミュ障の人も活躍している。
そこそこの人気もあり、それなりの評価を得て、人に関心をもたれている。
それは、テレビの世界とは違い、誰もが主役になって自分をアピールできるからだろう。
小さな野の花のように、大輪のバラの横では見向きもされなかった人が、1人で出現すれば、よく見るときれいだった・かわいかった・面白かった・不思議な魅力があった・・・などということに気がつくことができるからだ。
大多数の人が魅力を感じる部類でなくとも、そういう人が発見される世の中になったのだ。
それは良いことだなと思う。
私も自分の好きなユーチューバーの動画を選び出して見るのが習慣になっているこの頃である。