神代植物公園のバラ園で、色々気になるバラがあったのですが、その中で、今年初めて発見したのが「伊豆の踊子」というバラです。(もしかして、過去の記憶を喪失しているのかもしれませんが・・・。)
このバラ、黄色くてとてもかわいいですね。あの川端康成の小説に出て来た「伊豆の踊子」というイメージに合っているように思えます。映画では、山口百恵が演じた初々しい少女ですね。
とはいっても、私はたしかその映画を見たことはないような気がします。予告編なんかでは何度も見たかもしれません。
つぼみがいっぱいあって、まだまだこれからたくさん咲きそうですね。
このバラに惹かれるのは、その姿だけではなく、「伊豆の踊子」という名前だからでもあります。
私の故郷が伊豆だからなのですが、こんな薔薇があるとは知りませんでした。
とはいえ、産出国は「フランス」です。2002年なので、そんなに古いものではないようです。
系統Fというのは、フロリバンダ系と言って、中輪の花で、房咲きで四季咲き。
花の大きさで見せるタイプではなく、中くらいの花が、四季を通してたくさん咲く種類だとのこと。
そして、先ほど調べてみると、フランスでは「カルトドール」と言う名前で呼ばれており、「金のカード」という意味だそうです。
そして、「伊豆の踊子」という名前になったのは、フランスにバガテル公園というバラ園がありますが、伊豆の河津にその姉妹園のバガテル公園ができたときに、フランスからそこに贈呈され「伊豆の踊子」という名前になったそうです。
河津は、「伊豆の踊子」のゆかりの地で、踊子たちが泊まった宿があったようですね。(川端康成の小説読んだこと無かったか、まるで記憶なし。あまりにも有名な小説で、知ってるような気になっているだけで、実は知らない。)
河津に伊豆の踊子の銅像があるのは見たことがあります。
そして、バガテル公園というのがあるのも知ってはいたのですが、行ったことはありません。
河津は、河津桜なら駅から歩いて行けますが、バガテル公園というのは、駅からバスに乗るか、自家用車が無いと行けないのではないでしょうか?行ってみたいですけどね。
かわいいですね~
思えば、バラ園て、神代植物公園以外はあんまり行ったことがないので、来年はどこか別のところにも行ってみたいなと思います。