このあいだ、茗荷谷の駅のそばを歩いていたら、こんなものを見つけた。
あっ、これは「虎に翼」にも出て来た「法の女神」じゃないか?と思った。
天秤を掲げている姿は印象に残っている。
そして、茗荷谷駅って、不思議に若者がすごくたくさんいるなあ~と思っていたけど、
なにやら、この建物に入っていく人も多いのである。
ここはどこ?これは何?
この形、ちょっとステキですよね。
あっ、中央大学じゃないか!
こんなところに中大あったっけ? と思った。
でも、中央大学法学部と言えば有名である。
テミス像を別の角度から写してみたけど、結構この像に興味を持って、近づいて眺めたり、説明を読んだりする人が多いので、なかなかシャッターチャンスがなく、数分待った。
同じく、撮影をする人もいた。
この日は日曜だったが、試験かなんかあったんだろうか、昼すぎにぞろぞろと建物の中に入っていった。
入口にスタバがあったけど、中大生じゃないと、入りにくい感じだった。
パソコンで検索すると(AIによる解説)
テミス像は、ギリシャ神話に登場する法の女神テミスをモデルにした、正義や司法の公正さを象徴する彫像です。天秤と剣を携えた姿で、世界各国の司法機関に飾られています。
テミス像の意匠には、目隠しを付けた像と目隠しを外した像の2種類があります。目隠しを付けた像は、裁かれる人の身分や地位にかかわらず、公正無私に見抜くことを意味しています。一方、目隠しを外した像は、何によっても目を曇らされず裁きを下すことを意味しています。
テミス像の持つ天秤と剣の象徴性については、次のような意味があります。
・左手の天秤は「公平・平等」を表し、善悪の判断を厳格に行うことを意味します。
・右手の剣は「公平な裁判によって正義を実現する強い意志」を表し、正義を断固として妥協することなく実行することを意味します。
・左手の天秤は「公平・平等」を表し、善悪の判断を厳格に行うことを意味します。
・右手の剣は「公平な裁判によって正義を実現する強い意志」を表し、正義を断固として妥協することなく実行することを意味します。
テミス像は、裁判所や法科大学院棟のロビーなどに飾られています。
とのことで、中大のテミス像は、目隠しをしていないほうのものだった。天秤にばかり目が行っていたが、もう片方の手には剣を持っていることに、これを読んでから気づいた。
また、天秤と剣を持つ手がAIの説明とは反対になっている。Web上で画像を見ると両方があるようだった。
ところで、中央大学なのだが、法学部は多摩にあったと思っていたら、昨年(2023年)から茗荷谷に移転してきたらしい。
都内の大学は、学生の多い時代は、八王子や多摩地域など土地の広いところに移転する大学が多かったが、最近は学生の数も減り、都心に戻ってくるようである。中大は1978年に八王子キャンパスに移転したが、45年ぶりに都心3か所に戻って移転してきたとのことである。
それから、このブロンズのテミス像を作ったのは、 堤直美(つつみ・なおみ)( 1950年、西伊豆町生まれ。韮山高、武蔵野美術大卒)という静岡県の彫刻家の方だということがわかった。.
この建物は、 中央大学の前身である英吉利法律学校の校舎をモチーフとしたもので、赤レンガ造りのイメージになっているようだ。地上8階地下2階建ての立派な建物だった。
今回は撮影してこなかったけど、今度行ったら写してこようかと思う。
ちなみに、茗荷谷に行ったのは、放送大学の文京学習センターで面接授業があったからで、昼休みに気晴らしに近隣を散歩したのだった。