山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

墓参り

2024-03-20 15:19:08 | 日記2024

今日は春分の日でお彼岸の中日、世間はお墓参りに行く日である。
私は日曜日に故郷で墓参りを済ませてきたので、今日は家にいる。
退屈なので、街にランチを食べに行こうかと、夫と家を出たところ、パラパラと雨が降ってきた。風も強くて険悪な天気である。
お天気は下り坂で、これからどんどん悪くなる見込み。
思った以上に早く降り始めてしまったのだ。

急遽、外食に行くのは中止して、近くのコンビニで昼ご飯とおやつを買って帰ることにした。

家でコンビニ弁当(店内手作りトンカツ弁当)とインスタント味噌汁とたくあんを食べて一息つくと、空は明るくなり日が射している。変な天気だ。
買い物にも行っていないのだけど、今夜は家にあるもので済ませよう。

・・・

さて、お彼岸なのでお墓参りのことを書く。
今年は、実家母と一緒に歩いて墓参りに行った。
歩いて行くには、普通の人間の足では10~15分くらいで行けるが、高齢の母の足だと30分くらいかかったりする。
道は、徒歩の山道と普通の道路があり、山道は距離は短いが起伏が激しく舗装もされていない。車の走る道路は、起伏はないが距離は長い。

それで、往きは山道を行ったのだが、まず坂を上るのに母が大変だと言って、何度も立ち止り、やっとの思いで上っていった。
それから墓の近くに行くと下り坂になるのだが、足場が悪く、雨が降ると沢のようになってしまい、石ころと溝だらけの山道なので、足元が危なっかしい。

杖をついて歩く母が言うには、少し遠くは見えるが足元が見えないのだそうだ。
おそらく視野の問題か?90歳も過ぎたら多少緑内障のようなものになり視野が狭まっていそうである。

それから、転ばないようにすり足みたいな感じで歩いているので、平らならよいが大きな石がゴロゴロしたり、地面がえぐれていたりすると躓きそうである。

こわくて歩きにくいので、今後この道を歩くのは無理だ、と言い出した。

ならば、車の道路からタクシーで行く方法もあるのだが、そうすると今度は逆に墓まで階段を上らないといけないのである。それもまた大変だ。

墓が傾斜地にあるので、墓地の中もいくつかの階段を上り下りしないといけないが、手すりのないところも多く、一歩まちがったら転がり落ちてしまいかねない。

やはり、もう母には無理かもしれない。

彼岸の入りの日曜だったので墓参りの人も多く、挨拶を交わすが、そのたびに母は「大変だ大変だ、私にはもう無理だ」と愚痴を連発。

居合わせた70代後半くらいのおじいさんも「本当に大変だよね。でも生きてる人間の務めだから、できるかぎり来るしかないよね」などというのであった。

母をそのへんに座らせておきながら、落ち葉の掃除などをした。
母もなんだかんだ言いながら、水を入れたり花を挿したりしてくれたので、何もできないわけではなかった。

それから、私はお寺に行き3月末日期限の護持会費を払ってきた。
護持会費は、世の物価の上昇とともに値上がりして倍近くになってしまった。
7000円だが、それでも他の寺よりは安いとのことである。

護持会費が上ったので、できれば階段に手すりをつけたり、足場の悪い山道を直したりしてもらいたいものだが、山道に関してはお寺の土地ではなさそうなので、どうにもならないかもしれない。

帰りは、母は苦労して手すりのある長い階段を下り、それから車の走る道路まで下りて、歩いて戻ってきた。寺までタクシーを呼ぼうかと言ったが歩くそうである。

そして、歩くのは遅いものの、一度も休まずに歩いてきたので、体調は悪くはないらしい。バス停では1区間分だが、その間、人には1人も会わず、車社会の田舎である。

お盆と秋の彼岸は暑くて歩けないだろうし、やっぱり母が墓参りに行くのは今後難しいかもしれないなと思った。


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