このごろは、新青梅街道ばかり走っていて全く新しい行き先に挑戦していなかったので、昨日はめずらしく世田谷通りを走って町田方面に行こうと考えた。
行き先は、町田市国際版画美術館へ行くつもりだった。
運よく、左折ばかりを繰り返していけるみたいだったのである。
版画美術館のそばの道路状況もグーグルマップやストリートビューで調査済みだ。
10時前に、1人で出かけようとしていたら、夫が急に一緒に行くと言い出した。
日曜は、また大谷の野球が10時からあるのだから、勝手に見ていればいいと思ったのに、1時間くらい見たら出られるというのだ。
11時までなんか待てないので、行くのはやめろと言ったが、それなら10時半に出るとのこと。
なんか、新しいピッチャーが出るので、ちょっと見たいとかなんとか。
夫は版画なんか興味ないはずである。
だいたい美術館なんかに行くと、この絵は何千万するのか?などと馬鹿みたいに値段を聞いたりしてくるので、話にならない。それで、ろくに絵を見ず、どんどん歩いていって出口で待っているような人間である。しかも、私は学生料金だが夫は普通に支払うわけだけど、だいたい夫は払わず私が払うことになるのである。だから1人で行った方がマシなのだ。
でも、行くと言うのでしょうがないから一緒に出掛けた。
もし、私が1人で行くなら、まっすぐ町田まで行く。
ところが、夫といくと、もう昼ご飯の時間だ、などということになり、新百合ヶ丘に寄ってお昼を食べることになった。
イオンの駐車場に置いたので、イオンで食べることになったが、あまりめぼしいレストランはない。
で、昼ご飯を食べ終わり、世田谷通りに戻ろうとする。
すると、夫はもう版画美術館には行かなくていいんじゃないか?と言い出した。
はあ~っ?いったい何のためにここまで来たんだ。
そもそも先週は帰省していて全く2週間車を動かしていないので、この日は100kmくらい走りたいところである。この頃帰省ばかりしているので、本当に月に100kmくらいしか走れないのだ。
バッテリーが上がってしまう。町田まで行っても100kmには全然足りない。
だいたい、夫が一緒だと、そんなに遠くには行かなくて良いんじゃないか?などと制御することばかりである。
いや、今日は予定通り町田に行くのだ、ということで車を進めた。
新百合ヶ丘の駅から、世田谷通りへ向かって、片側1車線の道路を北を向いて走っているとき、左側にブルーの自転車走行マークがあるのは意識していて、それを踏まない感じで走っていた。
するとその先で急に進行別の複数車線が発生し、それがいきなり黄色のラインで区分されていたのだ。
私は左ウィンカーを出したが、気づいたときには、左から2つ目の直進レーンに進んでしまっていたのだ。 つまり自転車走行レーンの位置が左折レーンになったのだった。
もはや、左折できませ~ん。
しかたなく、ウィンカーを止め、世田谷通りへ左折せず(つまり町田方面へは進めず)交差点を横断して直進した。
その先を左折して世田谷通りに戻れるかといえば、ナビに表示されている道路が怪しい。
ナビは右折して回るように案内してきたが、とりあえずそのまま直進することにした。
道はどんどん進み、坂を上っていく。
この道は「平尾中央通り」というらしいが、そのうちナビの画面では道路が存在しないところを進んでいることがわかった。
あれ?この道路、新しい道らしい。そうしてどんどん進むと方向的には多摩の方に行くのだろう。
そのうち、トンネルがあり、若葉台に出た。
もうこれは町田行きはあきらめ、北方向の都内へ戻るしかないのだ。
後で調べると「坂浜平尾線」というものらしく、新百合ヶ丘と若葉台を結ぶ貴重な道路が開通したようだ。
そのうち、尾根幹線道路に出て、多摩河原橋を渡り都内に戻ってきた。
夫が、昼食後に町田まで行くのは面倒だ、やめた方がいい、などと言っていて、それでも私は行こうとしたのだが、なんのことはない、自分で進行方向別の車線を間違え、あらぬ方向に進み、結局そのまま帰宅である。走行距離は50kmにもならず。
でも、まあ、新しい道を発見できたのはよかった。今度はこの道を使って町田まで行くこともできそうだ。
あとで調べると、坂浜平尾線は2019年に開通したそうである。
うちの車のナビにもないし、私がもっている地図帳も古くて載っていない。
ナビは15年も前のもので、新しい内容に更新できない。
地図帳は新しいのを買おうと思う。
夫が退職してからというもの、いつも同じ方面(武蔵村山のイオン・瑞穂町のジョイフル本田)ばかりに行っていて何の開拓もなかった。
これから町田や多摩地域など、もっといろいろなところに行かないとダメだなと思う。
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