先日、道路を歩いていて、その先の交差点に近づいたところで、向こうからものすごい煙をまき散らしながら走ってくる宅配便のトラックが見えた。
その煙の量が半端なく、トラックの横と後ろが煙だらけなのである。
トラックは右ウインカーを出していた。
自分がそのまま交差点に近づくと、あの煙を吸い込むことになると思ったので、それを避けるために、交差点の手前10mくらいのところにわざと立ち止って、トラックが通り過ぎるのを待った。
そこは、信号のない交差点で、トラックは一時停止して左右を確認したうえで進んで行くので、その間もずっと煙を吐いていた。
そして、やっとトラックが通過してもなお、煙がそこら中に立ち込めているので、煙が視認できなくなるまでは待ちたいと思ってずっと立ち止まっていたのだ。
やっと空気中に煙がほぼ見えなくなってきたので、道路を渡ったが、トラックの居た場所はものすごい排気ガスの匂いである。
さらに進むと、そこもまたトラックが走ってきた道なので、同じ匂いが立ち込めていた。
さらに道路を曲がったが、きっとそのトラックがやはりその経路で走ってきたらしく、ずっと臭いのである。
こんだけ排気ガスを吸ってしまったら、かなり健康に悪そうだなと思って、とても嫌な気分になった。
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それにしても、なんであんなに煙が出るんだろうか?
たまに排気口から煙を出して走るトラックに幹線道路などで遭遇することがあるが、今回は住宅街の中で、各家庭に配達をする宅配便の会社の小さめのトラックだったので驚いた。
見ていると、そのまま走っていたら爆発するんじゃないか?などと心配になってくる。ドライバーは知っているんだろうか?乗ったときからそうなのか、それとも途中でそんなになってしまったのか?
途中からだったら、配達を中断するわけにもいかないし、とりあえず配達を終えるまではそのままの状態で走るしかないのかな?
見ると、その後ろにバイクが走ってきており、曲らずに交差点を直進していったので、バイクにとっては、煙の後ろは交差点までだったが、よくもあんな黒煙の中を走って来られたものだと驚いてしまった。
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ところで、どうしてあのような排気ガスを出してしまうのだろうか?
検索して調べてみると、結局燃料の不完全燃焼によるものだそうだ。
エンジンの中の燃料が完全に燃焼せず、大量の炭素粒子がそのまま排出されてしまうことで黒い煙が出る。
原因は、酸素不足・圧縮力不足・燃料供給の不具合が考えられるとのこと。
空気が取り込めないと燃焼できない。圧縮力が不足していると高温にならず燃焼できない。燃料噴射のタイミングが合わないなど。
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ドライバーさんも好きでそんな状態の車を運転しているわけではないだろうから、お気の毒だが、一刻も早く営業所に戻り点検してもラうことが必要だろう。
日々、ちゃんと整備された車を使っていないというのも問題である。
最近の車は電動なので即座に内気循環に変えられないんですよねぇ。
吹出口の切り替えも手動の方が使う側から見ると優れてますね。
私の車は古いので手でスライドするだけで内気と外気の変更ができますが、都内の道路はクルマが多くて空気が汚いので基本内気循環にしています。
吹き出し口も手動なので、新しい車がどうなってるのかわかりませんが、古い車のほうが便利そうですね。