日本では、若者のライン離れという現象が起きているそうですが、中国では若者のクレジットカード離れという現象が起きているとのこと。
その理由は、よく知りませんが、中国ではバブルが崩壊してきており、これまでのような浪費ができなくなってきたため、カードでどんどん買ってしまうのを避けたいからクレジットカードを廃止したいのかもしれません。若者が貧乏になったとかなんとかテレビでやっていたようです。
それと、私が感じるのは、クレジットカードや電子マネーによる買い物によって、その場では現金を使わず、金額という情報を確認することを繰り返す日常生活に人間が疲れてきているのではないかということです。
それで、クレジットカードや電子マネーを使うと、ポイントが付与されるとか、還元されるとか、得ではあるが、これもまた面倒くさい仕組みです。
使えば使うほど、ポイントがついて得なんだと思ってどんどん使う。そうして、あとでパソコンやスマホで、使った金額や付与されたポイントなどを確認する。
複数のクレジットカードやポイントカード・電子マネーアプリなどを使いまわし、その都度一番得なものを選んで使用する。
こういうことをやっていると、次第にわけがわからなくなってきて、もう何がなんだか把握しきれなくなってきます。
もう、クレジットカードの数も減らしたいし、ポイントカードや電子マネーも減らしたい。もっとシンプルな生活がしたい。
そう思うと、ポイントなんかつかなくていいから、現金で買い物をしたほうがよいのではないか。
沢山のカードやポイントなどに関わっていると、それだけお知らせメールなども多くなり、そして引き落としの明細書などをネット上で確認するのも面倒くさい。
そして、それらを装った詐欺メールなども次々に送り届けられ、何が本物で何がニセモノかも判断がつかなくなてしまう。
もう、昔のような単純な生活に戻らないと、情報で脳みそが錯乱してしまうのです。
情報を減らしてシンプルに生きたい人間が増えているのではないでしょうか。
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