この頃、興味をもっていることに「民俗学」というのがある。
これは放送大学でこれまでいくつか受講した科目で、なんとなく自分の方向性が見えてきたものだ。
今所属している「心理と教育」のコースにはあまり関係ないのだが、純粋に何か面白そうな科目はあるかな?と思って選択した科目が「民俗学」や「博物館」などに関係しており、そこから地域の歴史や地理や民間信仰などにも興味がわいてきた。
そして、自分の足ででかけて見聞できればなおさら面白いということで、こういうのはあまり考えず楽しみながらあちこちの様子を知ることが出来るから、アタマの回転が鈍った年配の人間向けかもしれない。
博物館は、実は私自身、過去の時代の終わった陳列物は気持ちが悪いと感じるものも多いのだが、それらは確かに現代にまで受け継がれているご先祖様の軌跡なのだから、知るに値するものである。
そして、今生活しているこの土地でさえ、過去の時代の面影をどこかに残している。
神社なんかも日本人の心に定着しているものだろう。
そんなわけで、これまで地球上に連綿と続く人々の暮らしや、例えば江戸時代の街道やその時代にできた村や町、暮らしていた人々にも興味が沸くのである。
60才も過ぎると、自由に動けるのはあと何年だろうなどと考えるようになる。
今でさえ若い人のようには活動できなくなってしまっているのだが、子育ても終わり、自由な行動ができる期間を自分のために有効に使うのは今しかないのではなかろうか。
だから、60代・70代の人は最後の青春のように楽しんでいる人も多い。
現実的には、一方に色々対処しなくてはならない家庭の問題や事情もあるわけで、自分だけが楽しんでいる場合じゃないだろと感じることもあるわけだけど、自分の趣味みたいなことも続けて行きたいと思っている。
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