山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

伐採される桜たち

2021-11-23 17:33:53 | 旅行・街歩き

このあいだ、武蔵関公園から武蔵関駅まで歩いたときのことです。

この道は、西武新宿線の線路があって、それと並行して石神井川があり、そのこちら側に桜並木と道路があって、その道路を歩いて行きました。

すると、何か説明書きのついた桜の木があったので、読んでみました。

それによれば、この桜は老木で、既に中が腐っているため倒木の恐れがあって危険なので、11月~12月のうちに伐採される予定だとのことです。(少々内容が違うかもしれませんが、だいたいそのようなことが書いてありました。)

それを読んだら「ああ、この桜の命はもう間もなく終わってしまうのか~」と、かわいそうになってしまいました。

もう今年の葉は大部分落ちていますが、また来年花を咲かせようとしているはずです。
老木なので既に枝も剪定されて、しょぼい姿になっているし、
中が腐っていたら近いうちに自然に朽ち果てるでしょうが、
それでも最後の力を振り絞って生きているのでしょう。

いきなり切り倒される運命ということを、この木は知るよしもなく・・・

そう思うとかわいそうで、最後の姿でも撮影しておこうかと思って、違う角度からも写してみました。

元気な全盛期には、枝を広げて見事な花を咲かせていたんでしょうね。
私がこの木に初めて出会ったときには、最期の時だったということか・・・。

この頃、自分が年を取ってくると、どうしても人間の命と重ねて考えてしまうのですが、
人間の場合は、最後の最後まで命を長らえさせてもらえるわけで、
もういらないと言って抹消されることはないですね。でも、何にでも終わりが来るんですよね。

木を見ていると、西武新宿線の電車が走ってきたので、写真を撮りました。

それから、こんな木を撮りました。

ソテツでしょうか。いや違う、シュロのようですね。実がたくさん生っていました。

さらに歩いていくと、こんな電車も通りました。

桜の季節には、電車と桜の花が撮影できるスポットですね。

あ、もうずっと前に伐採されて、切り株になっているものもあります。
かなり大きな切り株です。直径1メートル以上あります。

そして、この桜並木の部分は、本当は遊歩道なのではないでしょうか?
来た方向を振り返って撮影していますが、こんな感じで実際には歩くスペースがほとんどなく、
ガードレールよりも車道側を歩くしかありませんでした。

桜の木というのは、すごく大きくなるから、将来のことを考えて、植えるスペースを考えないといけないですね。

また、電車が通ったので、撮影。

遠ざかる黄色い電車。

途中に「ちょうじゃばし」という橋がありました。
橋は渡りません。けっこう車が通るので、気を付けて道路を渡って川に沿って進みます。

歩いていると、近々伐採される予定の木は、いくつもあることがわかりました。

染井吉野の寿命は50~60年だそうです。一斉に寿命を迎えているのでしょう。

ちょうど私と同じくらいの年齢かもしれません。

これは、伐採されるすべての木をいちいち撮影してはいられないことがわかりました。

また、電車が走ってきたので、伐採予定の他の木といっしょに撮影しました。

さらに進むと、地面がこんなふうになっているところがあり、既に伐採されて、切り株までも片づけられ、平らな地面になって整備されているようでした。

ここに桜の大木があったのでしょう。

桜並木が伐採されてきれいに整備されたら、遊歩道として歩けるようになるのかもしれません。

次に植える木は、あまり太くならないものが良いのかもしれませんね。

・・・

(武蔵関 満開の桜と西武新宿線のコラボレーション

という記事がありました。昨年まで桜はちゃんと咲いていたようです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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