エコプロの会場に万博を紹介するブースがあることは、行く前から会場の図を見て知っていたので、ちょっと見てみようとは思っていた。
白い壁に赤と青の配色で、それはキャラクターのミャクミャクの色と同じようだ。
そして、この着ぐるみのミャクミャクがいて、それと一緒に写真撮影できるということで、呼び込みがされていて希望者が行列を作っていた。
とは言ってもそんなに長い列ではなく、10人もいないくらいか。
実は私はこのキャラクターが嫌いだ。
なんか気持ち悪い。赤い部分が大腸にしか見えないし、目がいぱいあるのだが、大腸の所々にできものでもできているかのようではないか。気味の悪い化け物にしか思えないのである。
なんでこんなにかわいくないデザインが採用されたのだろう。
だから、こんなのと一緒に撮影なんかするのも気が進まないけど、それでも記念にはなるだろうから列に並ぼうかどうしようか、と思ったのだがやはりやめた。
列に並んだら連れがいないので、自分がミャクミャクを撮影するか、それとも係の人がシャッターを切ってくれるのかな?まあどっちでもいいわ。
いちいち嫌いだと思うものを撮影することはなかろう。
・・・
で、じゃあパネルの内容でも見ようかとブースに入ったのだけど、まずは「空飛ぶ車」ってのを見ようとパネルを眺めた。
クルマとはいえ、その形は普通の車ではなく、オスプレイみたいな感じの飛行体の写真が3種類くらい載っていたようだった。
こんなのを作って飛ばすには、相当な費用がかかりそうだなと思った。
それ以上は、なんか特に興味深い展示もなく、you tubeやネットで見ている情報以上のものはなさそうだった。
今、万博については、とにかく経費がどんどんかさんで行き、最初の予算の何倍にも膨れ上がっており、工事も間に合わないかもしれないとか、夢洲は埋め立て地の地盤がかなり悪く、数年で数mの地盤沈下を起こすのだとか。
大阪府ではIRを作ろうとしていて、それで儲けようと考えているらしい。
万博もどんなに費用がかかろうと、それなりの効果があるのだと主張する人もいる。
でも、大部分は否定的な意見が多く、とにかく建設が大変、工期が間に合いそうもない、費用が莫大、ということで、もうやめたほうがいいという意見も多いのだ。
これだけダメダメと周囲が否定的なことを言って足を引っ張るので、とうてい成功はできそうもないような気も・・・。
もう入場券の販売が始まったそうだが、未だに会場がどんなふうになるのか完成状態がイメージできないので、チケットなんか買う気にはなれないだろう。
私は万博というものに行ったことがないので、人生の中で1度くらい行ってみようかと思っていたけど、やっぱり同じ場所に将来できるというカジノにも反対だし、なんか興ざめなこの頃なのである。
きっと大阪に行くのはお金もかかるし、面倒くさいから行かないことになるんじゃないかな?
エコプロは環境に配慮した技術などが紹介される場だけど、大阪の万博は無駄だらけ、国と大阪府と大阪市の大出費となり、結局は国民が税金負担、企画は大失敗だったというような世論が大部分なので、なんだかなあと思ってしまうのだった。
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