相変わらず、比較です。
表題写真はα900。24-70mmF2.8ZA(70mm) Amode f8 1/800sec. WB:SUN D-R+Lv2
Dレンジオプティマイザーをレベル2にしていますので、手前の草は明るく出ていますが、太陽は周りも含めて白飛びしています。
暗部を無理に起しているので、全体もややもやっとした感じです。
しかし、さすがに一眼レフで、3機種の中では一番質感があり、見た目に近い印象です。
背面モニターは、今まで検証したことがなかったのですが、今回パソコン画面と比べてみるとかなりピンクっぽいです。うぅ・・・。
G15(Av f5.6 マイカラー:コントラスト-1)
G15(オート)
今までの写真の傾向と同じように、やや黄味が強いです。
Avモードで撮りましたら、手前の草が暗くなりましたので、オートで撮りましたら、手前の草がやや明るくなりました。
Avモードではダイナミックレンジ拡張機能は働かないのかな?よく分かりません。
絵作りは、くっきりはっきりしており、妻はこれが一番見栄えが良いと言っていました。
しかし拡大するとそうでもなく、一眼レフの方が質感があって、G15は綺麗だけれど嘘っぽいと言っていました。
よく分かっていらっしゃる。
背面モニターはやはりかなり派手です。
X10(A f5.6)
これたま他の写真と同様マゼンタが強いです。
しかし、ダイナミックレンジ拡張機能が働いているらしく、太陽の形がちゃんと写っています。
これはα900より勝っています。
質感はG15より良いです。
続いて草の比較です。
α900
もっとも質感があります。
G15
少しペタッとした感じで、立体感に欠けます。
X10
質感はα900とG15の間ですが、ここでも色が赤っぽいです。
次に部分等倍です。
α900
解像感はいま一つですが、質感は一番あります。
G15
パッと目はメリハリがありますが、質感に乏しいです。
X10
解像感はいま一つですが、質感はG15よりあります。
まとめ
α900は、等倍で見ると、フルサイズであるにもかかわらず、他機種と比べて圧倒的な画質の良さを感じません。
しかし、質感は一番あり、見栄えは一番良いです。
4年前の機種とは言え、フルサイズ一眼の面目は保っているようです。
G15は、「綺麗だけれど嘘っぽい。」キヤノンの印象そのままです。
X10は、解像感ではG15に劣るものの質感では勝っています。色がマゼンタに傾くのが気がかりですが、絵作りはこちらの方が好きです。
さて、車で出かけるときは良いとしても、徒歩で出かけるのにG15とX10の両方を持っていくのは、コンデジを選んだ意味がありません。
こうして見比べてみると、質感ではX10の方が良いですが、それとてα900にはかないません。
いずれにしてもサブですので、お気軽撮影にはテレマクロの利くG15を常用しましょうかね・・・。
あるいは、まだ比較が続くかな??