山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

続>意思決定と子猫と私

2009年10月05日 | 
私の家では、秋田犬を亡くしてからというものペットロスに陥りました。
かつて、秋田犬「麿」のいた部屋の場所には金魚槽を置き、今は江戸錦と桜錦の金魚が三匹います。

そんな時、相方の得意先で、8月末に三匹の子猫が生まれました。
その家では、四代目の猫ちゃんたち。

相方も猫を飼ったことはないものの、動物大好きで、得意先に行くたびに猫ちゃんを撫でたり、時には家で待っている私のために、猫の写真を撮ってきてくれたり…
その日の猫の話を聞くことで、その日一日の終わりを共感していた私の心の空虚を埋めるべく、相方は猫を飼うことを提案してきたのです。

「猫なら…」大丈夫かもという思いもありつつ、半信半疑でしたが、子猫を触ってみたい誘惑に負け、子猫が生まれた得意先のお宅に行くことに…

飼い主さんはとても気さくな方で「一週間試しに飼ってみて決めたらいいよ!」というので、そうさせていただくことにしました。

さて、子猫はとても小さくて可愛いですが、旅行やアウトドアなどでお泊りが多い状況でも飼えるのかと、自分を取り巻く現実をかえりみると、闇雲な不安に陥ってきました。

一週間の間に、猫を飼うか、返すか決定しなければならない状況を、自ら招き寄せてしまったわけですが、今まで飼育したこともない、今まで未知のペットを一体どうしましょうか?

ディンクレッジの8タイプの意思決定で、普段意思決定「直感型スタイル」の私に、直感では決められない「迷い」が生じました。

新しい命を迎えるというのは、婚姻などの状況に似て、普段何気なく行っている意思決定とは別格です。
転職や、はじめての就職なども、少なからず不安からスタートするものなので、意思決定は慎重になりますよね。



猫を飼ったことがないので、とても不安です。
今は子猫だからおとなしいけど、体が大きくなったら、家のものを引っ掻きまわして滅茶苦茶にするんじゃないかとか…

相方から「親猫も、そんなふうな感じじゃないし、冷静にこの子を観察してみて、どう思う?」と聞かれ…



また、その日シャンプーをしたら嫌がらなかったことも、これからもいい関係を続けていけるなと前向きに思えるきっかけとなり…
答えは「自分の概念にはなかった選択だけどYES!」

そんな成り行きで、ミカエルを家族として迎えることに決定しました。



さて今回は、普段の私流儀を変えて、「計画型決定意思決定スタイル」により猫を迎えることにしました。

ディンクレッジによるその計画型プロセスを紹介しますので、転機をお迎えの方には是非ご参考にしてみてください。

<計画型意思決定スタイル:初めて猫を飼うか?編>

1>決定事項の明確化→猫を飼うか、飼わないか?

2〉情報収集→猫を飼育するってどんな事なの?書籍や猫を飼育している方からの情報収集。

3〉選択肢の明確化→犬にする?猫にする?何も飼わない?

4〉選択肢の明確化→犬を飼うメリット?猫を飼うメリット?

5〉根拠の評論→「犬を失ってそれ以上の犬には出会えないと思う」
「猫なら飼ったことはないけど、失った犬と比較できないから、いいのでは?」

6〉選択肢の中から最終選択→本心では犬がいいけどまだ迎え入れる心の準備ができないし、猫と過ごしてみたらとてもいい子だし、色々調べてみて猫を飼う自信がついたので、この猫を飼ってみたい。

7〉決定と結果の検討→本当に、それでいいの?猫は20年も生きるって本で書かれてるけど、大丈夫?

※この計画的意思決定スタイルに則って、決定していくことにより、結果が悪く出た時には、どこで間違った考えをしたのか振り返りができます。