山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

岩崎山で秋の野営

2009年10月13日 | 
キャンプといえば、オートキャンプよりは、野営のスタイルの方が好きです。
今週は勉強のため、午後になってから気分転換に山に出かけることとします。



テントを張る頃には、すっかり日が暮れる頃でした。

この場所は、炊事場はじめキャンプファイヤーや焼き場が完備されています。
蔵王からの吹き下ろしの風が強いため、少し高台にテントを設営することにしました。

夜はだいぶ冷え込みましたが、そこらじゅうにふんだんに落ちている木の枝を薪にし、自家製の焚火台で暖をとりました。

テントの中は。、低反発マットと羽毛布団のため、まるで天蓋のあるベッドの中で寝るような快適な空間です。

朝は様々な野鳥の声を聞きながらの心地よい目覚めでした。



朝テントからでると、野営した岩崎山麓から蔵王周辺の山々がオレンジ色に輝いて見えました。



公園やゲートボール場、遊歩道など人々の憩いの場としての役目を果たすとともに、敷地内の片隅には岩崎山金窟跡が残っています。
かつて、仙台藩の金山として多くの犠牲者を出した歴史は短く、現在は金窟跡として文化財として保護されている場所です。



今は鉄格子がかけられ、岩場の中には入れませんが、中を覗いてみても穴は狭いばかりか、人が作業のために入ったとは到底信じられないほどです。
過酷な肉体労働であったに違いなく、かつてそんな時代があったことさえ、現代に生きる私の身の回りを見ても、全く想像さえつきません。



ゴロゴロとした岩山を見上げれば、その高さに圧倒されます。



今は観音様が祀られ、金窟跡であった歴史を留めています。