山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

千歳山 平泉寺

2009年10月08日 | ドライブ
陶芸の町平清水は千歳山に抱かれ、四季の移ろいと自然への畏敬を感じさせてくれる、私のお気に入りのスポットです。

千歳山は信仰の山として、いくつかのハイキングルートがありますが、今回は天台宗の平泉寺から、大日堂~白山権現~新四国八十八霊場までのコースを歩いてみました。



平泉寺は、山形十三仏の霊場台12番としても知られています。
境内には樹齢400年のしだれ桜があります。
開花の頃になったら、是非訪れて見たいと思う、立派な桜の木でした。

銀杏の大木が聳える山門には、こんな張り紙がありました。



知らないお寺の境内には、少なからず抵抗も感じるものですが、「散策がてらごゆっくりご参詣くださり、ご縁をお結びください」
この門戸の広さに、しみじみと灌漑深いものを感じます。



白山権現さまの鳥居をくぐるコースもあります。



青竹の美しい参道が終わると、急に静けさが増してくるような気がします。
水の流れのない、小さな池がありました。
そこから階段を少し登ると、大日堂です。



以前は閉められていましたが、今回はお堂が開放されてました。
ラッキーです。



大佛頭を見た瞬間、圧倒されました。
心が静かになっていくような感じです。

さらに山道へと続くルートを見つけ、疼く好奇心のまま歩いてみました。



白山権現さまをさらに登りの道へ。



道すがら、石仏が連なっていました。
おそらくこの場所が「新四国八十八霊場」なのだと思います。

最後の石仏のところまで登ってみました。
さわやかな風が渡り、木々の隙間から山形の町中が見降ろせました。

石仏のある山に登るたび、不思議な気持ちでいっぱいになります。
どうしてここに石仏を置いたのか、誰が石仏を、どんな気持ちで、何を後世に伝えたかったんだろうとか…

千歳山は信仰の山といわれています。
いつか今度、別のルートで山頂に向かいたいと思います。