秋保神社は808年、征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷平定の折、この地に熊野神社(現在は摂社として御本殿の南脇に鎮座)を祀ったと伝えられ、壱千二百年の歴史がある神社なのだそうです。
駐車場も完備されています。
「長床」という、門のような場所をくぐって拝殿します。
「長床」の意味を調べれると「板敷きの上に一段高くして、長く畳を敷いた所」。
東日本大震災においては、大鳥居が倒れてしまったそうです。
大鳥居は秋保の石ケ森産で、笠の直径二尺あまりの立派なものでした。
神社では現在、大鳥居の復旧再建を計画しています。
御祭神は建御名方神をはじめ天照皇大神他七柱を祀られています。
生活安定・五穀豊穣、火防、開発、開拓、特に勝負の神、大願成就、開運の神様として名高く、御利益は多方面にわたるそうです。
境内にある立派な銀杏は「子育て若乳銀杏」と呼ばれ、古くから御神木として親しまれているそうです。
秋になると沢山の実を付け、その姿はまるで子供を抱えているかの様子で、子宝・子育ての信仰として大事にされています。
■秋保神社
仙台市太白区秋保町長袋字清水久保北22