山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

大葛温泉 町民浴場

2014年12月22日 | 温泉

大館から、森吉に向かう途中「災害による通行止め」の看板にげんなり。

大幅に迂回しなくてはならなくなる・・・肩を落としていたそんな時「大葛温泉」という看板が目についたのでした。

「ちょっとひと風呂して、リセットしよう!」

相方の一言にタオルを片手に建物へ。

偶然の恩恵というのでしょうか、入ってすぐの券売機では「入浴料100円」のボタンしかありません。 

自動販売機の飲み物より安いなんて・・・ラッキーすぎる!

男女別の浴室は、しかも貸切!

そして全面に十和田石を用いた浴室は、清潔でキレイ。

洗い場には蛇口がないのですが、かけ流しのお湯がなみなみと仕切りのなかで流れていく場所から適温に保たれた源泉を桶ですくって使うようになっています。

それが本当に贅沢。

こんなに流さなくても、と「もったいない気持ち」になるほど、かけながしの源泉がドカドカと浴槽や洗い場専用の場所に流れてきます。

温泉は、580L/分の湧出量の「カルシウム・ナトリウム - 硫酸塩泉」。

泉温は42.2 ℃。

無色透明のお湯ですが、とても温まり、気持ちの良い汗をかくことができました。

本当に素晴らしい温泉でした!

大館は良質な温泉が多いですね。

秋田犬の「入浴マナー」の掲示にも感動!

大葛温泉は民宿もあるようですが、大葛金山ふるさと館を併設する「比内ベニヤマ荘」もあります。

 

■大葛温泉 町民浴場

秋田県大館市比内町大葛字金山入口


四季美館 お食事処かたりべ

2014年12月21日 | 

「四季美館 お食事処かたりべ」は観光案内所とレストラン・売店他、ホールや会議室もあります。

ちょっとお腹がすいてきたので、レストランで食事することにしました。

食堂風の雰囲気のレストランでですが、やまと豚、比内地鶏など秋田にお素材を中心としたメニューもあります。

あきたこまち米の「四季美丼」(780円)。

ご飯が艶々で美味しいです。

やまと豚もほろりとした肉の柔らかさにジューシーな旨味があって美味。

阿仁味噌を使った「馬肉かやき」(400円)。

大根や人参、里芋、長葱など美味しいお野菜がたくさん入っていて、鉄鍋でアツアツを頂きます。

馬肉もゴロリゴロリと入っていて、肉質も柔らかくよく煮込まれていて美味。

この手作りの愛情を感じる「馬肉かやき」は残念ながら期間限定メニューのようですが、この値段ではホントにお得だと思います。

阿仁味噌が美味しかったので、売店でお土産に購入しました。

 

■四季美館 お食事処かたりべ

住所 秋田県北秋田市阿仁前田大道上3-1 北秋田市コンベンションホール 1F

営業時間 11:00~14:30 【秋~冬期:詳細要問合せ】


追われた神々

2014年12月20日 | ドライブ

2012年3月に39年の歳月を経て完成した多目的ダム「森吉山ダム」。

森吉山ダムの目的は、「洪水調節」「流水の正常な機能の維持」「灌漑用水の供給」「水道用水の供給」「発電」。

もともと、米代川一体は戦後最大の大洪水に見舞われ、この大洪水が森吉山ダム建設のきっかけとなり、昭和48年に調査事務所を開設して以来、39年の期間を要し平成23年度に完成したそうです。

山々の自然と人工物が不釣り合いに私の目には映りました。

もともとあったこの土地の神々が、高台にまとめて祀られていました。

ダムの下に境内毎沈んで、忘れられるよりはマシかもしれませんが、この人工物は痛々しく思えてなりません。

時代の流れと共に、先人たちが大事にしてきた信仰さえも、このような形に辿りつかなければならないのでしょうか。

 

**撮影日2014年10月2日**


太平湖

2014年12月19日 | ドライブ

太平湖は、森吉ダムの完成によってできた周囲30Km、面積195ha、深さ58mの人造湖。

6月1日の湖水開きから「太平湖遊覧船」が運航し、新緑から10月の紅葉シーズンまで秘境小又峡へ案内してくれるそうです。(1,100円 小人550円)

ですがその日は、秘境小又峡までの運行は休止。

この大平湖グリーンハウスから、遊歩道を下ります。

10分位歩いたでしょうか。

大平湖に着きました。

大人湖には大小13の渓谷渓流が注ぎ、サクラマス、イワナ、コイ、ワカサギ等が多く生息し、渓谷の探勝や釣リ人で賑わうそうです。

天候のせいか、寒々しい湖畔の風景を早々に後にしました。

この大平湖は大館市と繋がる道の途中にあるのですが、大館側の道が災害により通行止めとなっていました。

したがって、その日は「杣温泉」「森吉山荘」から先は「大平湖」止まりです。

 

「森吉山荘」↑まで戻る道すがらが何か遠い気がしました。

わざわざ大平湖を見るのだったら「阿仁クマ牧場」へ行けば良かったかも、と後悔。

それでも「太平湖遊覧船」に乗船し、晴れの日に秘境小又峡の紅葉に辿りつけたとしたら、印象は全く違っていたと思います。

 

**撮影日2014年10月2日**


杣温泉旅館 食事

2014年12月18日 | 

杣温泉旅館の食事は、1Fの大広間で頂きます。

食材は全て当館が全て自分の手で採ったものというこだわりです。

山菜やキノコ、川の清冽な水で育てた鯉などの田舎料理が並んでいました。

この「鯉の洗い」は、クセもなく、コリコリした食感で、脂ものっており、とても綺麗な水で育ったという印象を受けました。

煮鯉は内臓のえもいえぬ風味が美味。

天然のキノコや山菜はそれぞれの食味・食感があって、感謝の気持ちで美味しく頂きました。

その日宿主がサービスして下さった「熊肉」。

冷たい味噌仕立てなのですが、思ったよりエグミはありませんでした。

初めての熊肉料理でしたが、肉質はしっかり噛みごたえがあり、ふわりと獣臭がありました。

熱燗に合います。

しかし冷たいうちは良いのですが、温まってくると獣臭が強くでてきます。

サービスで「鯉こく」がストーブに乗せられ、好きなだけ頂けました。

この「鯉こく」は、もう他では味わえないと思いました。

鯉の身はサーモンを思わせる色で、鮭汁かと思うほど、鯉独特の臭みがありません。

鯉の脂がしっかりした田舎味噌に溶け込んでいて、身もホロホロと柔らかく美味。

体がポカポカ温まり、思わずご飯も進みます。

最後にぜんまいのすまし汁が出てきました。

ぜんまいというと煮つけとばかり思っていましたが、このすまし汁も気に入りました。

 

朝ご飯も同じ大広間。

朝はとても素朴なおかずでした。